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2016.05.19
オーディオ豆知識,

ワイヤレスヘッドホンの種類と音質

ワイヤレスヘッドホンの種類と音質

ワイヤレスヘッドホン を購入する上で気になるのは、やはり音質ではないでしょうか?無線方式などワイヤレスヘッドホンの特長を理解して、納得した買い物ができるようにしましょう。

 

ワイヤレスヘッドホンの無線方式と音質の関係

ワイヤレスヘッドホンには大きく分けて3つの無線方式があり、ヘッドホンの音質を大きく左右する重要な要素となっています。それぞれの無線方式の概要と、気になる音質との関係についてしっかりと確認していきましょう。

 

1. 赤外線方式

ひと昔前の携帯電話には、ほとんどのモデルで赤外線通信機能がついていました。まさしくその携帯電話や、テレビのリモコンなどで使用されているものと同じ無線方式がこの赤外線方式です。

 

・ 赤外線のワイヤレスヘッドホンの特長

赤外線方式は他の無線方式に比べて通信速度が遅く、音質面では遅れをとってしまいます。また、ノイズにも弱く、電子レンジやIH調理器など一部の家電製品の近くではノイズを拾ってしまいます。 携帯電話やテレビのリモコンを思い出してみればわかると思いますが、障害物にも弱く、届く距離もせいぜい数メートル。しかし、価格は安価なモデルが多いので、気軽にワイヤレスヘッドホンを始めることができるメリットがあります。

 

2. Bluetooth方式

パソコンやスマートフォンなどでおなじみの“Bluetooth”を使用するのが、このBluetooth方式のヘッドホンです。

 

・ Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホンの特長

音質面に関していうと、現在の規格だと送受信のデータ量が少ないので、音質的に多少の不安は残ってしまいます。また、Bluetooth無線技術の特性によって、音声がわずかに遅延するという問題や、その他の無線LANやBluetooth通信と干渉し接続が途絶えたりすることも。 しかし、Bluetoothのバージョンアップや優れた圧縮方式に対応することで、音質もどんどん改善されハイレゾ音源クラスの伝送も出来るようになってきています。手に入れやすい価格帯と、プレイヤーなどの周辺機器の対応状況からすると、現状で一番手堅いワイヤレスヘッドホンはBluetooth方式といえるでしょう。  

 

3. 2.4GHzデジタル方式

無線LANなどでも使用されている、2.4GHz帯の電波をヘッドホンにも利用しているのがこの2.4GHzデジタル方式。

 

・ 2.4GHzデジタル方式のワイヤレスヘッドホンの特長

使用する帯域が広く、ノイズが乗りにくいデジタル信号を使用するので、ハイレゾ音源であっても非圧縮での伝送が可能で非常にクリアな高音質を得ることができます。仕組みも無線LANとほぼ同じなので、直線距離であれば30mほどの距離まで届き、ちょっとした障害物や壁程度なら問題なく利用可能です。 これだけ高性能というだけあって、お値段は少々高めでBluetoothチップほど小型化が進んでおらず、その点がネックとなります。しかし、音質や性能はワイヤレスヘッドホンとは思えないほど素晴らしいので、音にこだわりをお持ちの方にはおすすめです。  

 

音質を求めたこだわりのワイヤレスヘッドホンを選ぶなら

同じワイヤレスヘッドホンでも、無線方式によってその性能や特長はずいぶんと変わってきます。ご自分の使用環境や予算に合わせた無線方式のヘッドホンを選びましょう。 例えばiPhoneであれば現状もっともマッチングの良い「Bluetooth AACコーデック」対応機を選ぶのが良く、Androidスマートフォンや専用プレーヤーであれば、プレーヤー側・ヘッドホン側どちらも対応を確認した上で「aptX(アプトエックス)」「aptX HD(アプトエックスエイチディー)」「LDAC(エルダック)」といったより高音質伝送が可能なコーデックを使うことでハイレゾクラスの音質で楽しめるようになります。フジヤエービックなら、さまざまな方式の中古ワイヤレスヘッドホンが揃っています。クリーニングやメンテナンスも30年以上の実績で、お客様に安心してお買い物をしていただけるので、ぜひ一度ご覧ください。

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