コンデンサ型（静電型）ヘッドホンの草分け的存在の日本のオーディオ機器メーカー。1938年の創立以来、静電型のマイクロフォン、カートリッジ、スピーカー、ヘッドホンを中心に、アンプ、CDプレーヤー等までを製造・販売。近年では静電型ヘッドホンとその関連製品に専業化。カナル型イヤホンから真空管を使用したドライバーユニットまで販売しています。

今回はその真空管ドライバー・ユニットの最新モデルをご紹介します。

一昨年に登場した SRM-700 のナンバリングの流れを汲む 「SRM-500T」 は、真空管式ドライバー・ユニットのエントリーモデルとして発売された 「SRM-006tS」 の後継となるモデルです。初段に STAX カスタムメイドのローノイズ DUAL FET、出力段に真空管を採用しています。

SRM-500Tでは従来の高電圧回路用に加え、新たに低圧回路用の巻線を設けた新設計の電源トランスを採用。この低圧巻線を採用することによって電源の効率が良くなり、前述の「SRM-006tS」よりも省電力化と音質が向上。

入力系統は RCA と XLR の排他使用入力となります。STAX 製品に共通するカスタムメイド二重軸 4 連ボリュームや RCA 入力のパラレルアウト機能（他のプリアンプなどとの接続できるドライバーユニットの入力ピンジャックと直接接続しているRCA端子）も従来機種同様に搭載しています。

またSRM-006tS に比して剛性をアップした新シャーシを採用し、非磁性アルミを多用したハイブリッド構造とし、振動などの物理的な外来ノイズの影響をさらに抑制しているということで期待したいところです。

発売は2021年03月22日を予定しております。STAXのコンデンサ型（静電型）ヘッドホン (SR-L300/SR-L500 MK2/SR-L700 MK2) と組み合わせて、真空管の持つクリアで温かみと広がりのある音を体験していただきたいです。

フジヤエービックでは既にSTAX製品をお持ちの方がドライバーユニットをアップグレードできる「下取交換」にも柔軟に対応しています。STAXのドライバーユニットはもちろん、他社のヘッドホンやアンプなどのオーディオ製品を下取りに出してSRM-005Tをその差額でご購入いただけます。下取交換についての詳細は、フォーム等からお気軽にお問合せ下さい。

下取り交換でキャッシュバック
SRM-005Tは下取りキャッシュバック対象商品です。
※査定額0円の買取品は対象外となります。