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2016.12.05
オーディオ豆知識,

オーディオ用真空管アンプの魅力とは

オーディオ用真空管アンプの魅力とは

真空管アンプ は、オーディオマニアの憧れとも言うべきこだわりのオーディオ機器。その魅力にとりつかれた方も、数多くいらっしゃいます。そんな真空管アンプについて、初心者にもわかりやすいようご紹介します。

 

■ 真空管アンプとは

真空管アンプというのは、その名の通り真空管を用いたアンプのこと。真空管を使用して増幅回路を組み、スピーカーを駆動させます。デジタル全盛の現代において、アンプには真空管の代わりに「IC(半導体)チップ」が使用されるのが一般的となっており、真空管はいわば過去のテクノロジー。 しかし、東欧やロシア、中国などではいまだに真空管の生産が続いており、エレキギターのアンプにはほぼ真空管が使われていたりと、オーディオの世界では確固たる地位を確立しているのも事実です。 電子工学的なスペックだけでは測りきれない、人間の耳になじみの深いアナログならではの響き、真空管の持つ雰囲気やノスタルジーも重要な要素として、今もなお真空管アンプは多くの方に愛され続けています。

 

■ 真空管アンプのメリットとデメリット

今なおオーディオマニアの方に人気の高い真空管アンプ。購入を検討するにあたって、そのメリットとデメリットを事前に確認しておきましょう。

 

・ 真空管アンプのメリット

真空管アンプのメリットとして、よく語られるのが「音がやわらかい」というポイント。美しい高音をキンキンとしたとがった感じではなく、優しいマイルドな音で表現してくれます。 聴いてみなければわからない「真空管でしか出せない音」が確実に存在するとも言われており、その魅力を裏付けるかのように真空管アンプに魅せられている、オーディオマニアの方が数多くいらっしゃるのも事実です。 また、接続している真空管を交換することで、音質の変化を楽しむことができるというのも、メリットだといえるでしょう。お好みの音質を求めて、さまざまな真空管を試してみるワクワク感は、オーディオファンなら一度は味わってみたいのではないでしょうか。

・ 真空管アンプのデメリット

真空管アンプのデメリットとしては、まず「真空管に寿命がある」ということでしょう。これは真空管の構造上、仕方のないことです。アンプや真空管の種類、使用環境によっても左右されるので一概にはいえませんが、真空管の寿命はおよそ5~7年程度といわれています。 また、真空管はヒーターを内蔵しており、使用していると熱を持ちますので、他のオーディオ機器にも注意をしなければいけませんし、カーテンなどがなびいた場合、火事になってしまう可能性も。このような事故は未然に防げますので、しっかりと意識して注意しておきましょう。 真空管のヒーターが温まらないうちは、増幅作用を発揮することができません。電源をオンにしても、しばらく音を出すことができないというデメリットも持っています。

 

■ 真空管アンプの特性を理解して購入しましょう

真空管アンプはデジタルが主流の昨今からすると、ある意味特殊なカテゴリのアンプといえるかもしれません。しかし、現在でも根強いファンが大勢いるように、たくさんの魅力が真空管アンプには詰まっています。 フジヤエービックでは、さまざまなメーカーの真空管アンプを多数ご用意しております。はじめての方も、すでに真空管アンプユーザーの方も、ぜひフジヤエービックにてお買い求めくださいませ。

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