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2016.12.11
オーディオ豆知識,

オーディオシステムに欠かせないプリメインアンプとは

オーディオシステムに欠かせないプリメインアンプとは

プリメインアンプ とは、どういうものかご存知でしょうか。「アンプは知っている」という方も、プリメインアンプまではなかなかご存知ないかもしれません。今回はそんなプリメインアンプについてご紹介します。

 

■ プリメインアンプとは

プリメインアンプとは、プリアンプ(コントロールアンプ)と、メインアンプ(パワーアンプ)とを同じ筐体内で一体化したアンプのこと。インテグレーテッドアンプと呼ばれることもあります。プリアンプ部では、メインアンプで増幅する前に入力の切り替えや、音量と音質の調整をし、入力レベルを一定の電圧にまで増幅させます。 そして、プリアンプ部によって増幅された信号を、スピーカーが駆動するレベルにまでさらに増幅させるのがパワーアンプ部。プリアンプとパワーアンプ、この2つのアンプの働きを、ひとつのアンプに集約したのがプリメインアンプというわけです。

 

■ プリメインアンプのメリットとデメリットを比較する

プリアンプとパワーアンプの2役を果たすプリメインアンプとはいえ、使用していく上でメリットもあればデメリットも存在します。購入を検討する上で大切な要素となってきますので、どちらもしっかりと確認しておきましょう。

 

・ プリメインアンプのメリット

プリメインアンプのメリットは、設置スペースを有効活用できるという点。本来であれば2台のアンプを設置しなければならなかったものが、約半分のスペースで済むということになります。 さらに、その2台の間に接続が必要になるはずだったケーブル類も省略できますので、非常にコンパクトでシンプルなシステムを構成することができます。 また、1台のアンプとして統合されているということは、プリアンプとパワーアンプの相性問題を気にする必要もありません。プリメインアンプとしてトータルでチューニングされていますので、セッティングしたその場から最高のパフォーマンスを楽しむことができるのです。

 

・ プリメインアンプのデメリット

プリメインアンプのデメリットは、一体型ではない「セパレートアンプ」に比べると、音質がやや劣る点です。プリメインアンプとは違い、セパレートアンプはプリアンプ、メインアンプをそれぞれ隔離することにより、お互いの電気的影響やノイズなどを防ぐことができます。 また、セパレートアンプに比べて拡張性が低いというのも、デメリットといえるでしょう。セパレートアンプであればプリアンプのみもしくは、パワーアンプのみワンランク上のモデルにランクアップさせて、より良い音質を追求したり、さまざまなモデルの組み合わせを試して自分好みの音をつくる楽しみも味わうことができます。 そんな楽しみが味わえないというのは、自分だけの最高の音を追求したいオーディオファンにとって、少々痛いデメリットかもしれません。

 

■ さまざまなプリメインアンプの中からお好みのモデルを

プリメインアンプとは、アンプにおいて最もスタンダードなタイプですので、さまざまなモデルが販売されています。フジヤエービックでは新品・中古ともに、豊富なラインナップを取り揃えていますので、お好みのモデルを必ず見つけることができるでしょう。 ご不明な点やご質問などがありましたら、いつでも相談に乗らせていただきます。ぜひお気軽に、フジヤエービックまでお問い合わせくださいませ。

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