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2021.10.29
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【速報】Acoustune SHO-笙-発表!新作イヤホンは初のフラッグシップモデル

【速報】Acoustune SHO-笙-発表!新作イヤホンは初のフラッグシップモデル

国内イヤホンブランド「Acoustune」からついに初のフラッグシップモデル「SHO-笙-」が正式発表されました。発売は11月19日、SHO-笙-の魅力を速報でお届けします。

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Acoustune(アコースチューン)とは

Acoustuneは2013年設立のイヤホンメーカーです。
メカメカしいデザインと重厚感あるメタルハウジング、医療グレードのポリマーバイオマテリアルを基本素材に使用した「ミリンクス振動板」による高い解像度と広いダイナミックレンジをもつサウンドで人気を博しているブランドでもあります。

【商品情報】Acoustune HS1300SS Verde

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Acoustune SHO-笙- 発表!

これまでさまざまなイヤホンを開発・発売してきたAcoustuneですが、実はいわゆる「フラッグシップモデル」に位置づけられる製品というのは存在しませんでしたが、ついにその地位にふさわしい製品が誕生しました。
それが今回ご紹介する『SHO-笙-』です!

初のフラッグシップモデル・SHO-笙-
初のフラッグシップモデル・SHO-笙-

「あれ、AcoustuneのイヤホンはHSで始まる名前なんじゃないの?」「春のヘッドフォン祭ONLINEで紹介していたHS2000MXは?」と思った方、するどい!
実はこの『SHO-笙-』、コードネーム「HS2000MX」として開発されていたまさにそのものなのですが、今回Acoustuneとして初めて製品に愛称を設定するという気合の入ったモデルとなりました。

いつもであればここで実機を撮影しつつ音質レビューをお届け…というところなのですが、残念ながらこの『SHO-笙-』、製造が難しいため発売に向けメーカーも全力で生産に入っているとのことで、サンプルが間に合いませんでした。そのため、本日は製品仕様および発売日のお知らせのみとなります。
以下、代理店・アユートのリリースから抜粋してお伝えします。

日本の伝統的な楽器をもとに命名
日本の伝統的な楽器をもとに命名

Acoustune SHO-笙-の誕生

『SHO-笙-』、当初の開発コードネーム「HS2000MX」は、独自のダイナミックドライバーを基軸とするAcoustuneが過去の製品で培った技術と知見を、最新の設計思想をもとに、これまでの量産品では採用をやむを得ず諦めていた新素材、技術を投入して作り上げたフラッグシップモデルとなります。

本製品は Acoustune製品として初めて製品に愛称を設定、『笙(しょう)』と名付けられました。「笙」は雅楽(日本の伝統的な音楽)で使用される竹管による管楽器ですが、一竹(いっちく)と呼ばれる短音はもちろん、合竹(あいたけ)と呼ばれる和音の響きが特に美しい楽器で、その音色は天光を表すとも言われるほどです。

今回、『HS2000MX』が「笙」のような美しい響きを奏でるようにとの想い、さらに「笙」はその形状から翼を立ててたたずむ「鳳凰」に見立てられ「鳳生」とも呼ばれることから、イヤホン本来の音楽性の追求と、それを所有することを歓びとする商品としてのデザイン性の両立を高次元で両立させる、という想いも込めてこの愛称を与えるに至りました。

ハウジングカラーはDeep Sea Blue
ハウジングカラーはDeep Sea Blue

Acoustune SHO-笙-の特徴

日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用の最新ミリンクスコンポジットダイナミック型ドライバー

Acoustune 製イヤホンにおけるドライバーユニットの伝統的な特徴である、医療グレードのポリマーバイオマテリアルを基本素材に使用した「ミリンクス振動板」に「日本製ベリリウム薄膜加工ドーム」を組み合わせた複合構成を採用。入手性、量産性、コストなどの兼ね合いから従来製品では採用することのできなかった素材を、新規サプライヤーの開拓などから見直した上で実現することが出来ました。

ダイナミック型ドライバーの特性である、全帯域において継ぎ目のないスムーズでリニアな再生と豊かな低音といった特徴はそのままに、高剛性なメタルドームにて共振を抑制しつつ制動の効いた締まりのある低音も実現。まるで統率のとれたオーケストラのように音楽を奏でます。

ドライバー模式図
ドライバー模式図

CNC切削超々ジュラルミンを使用した音響チャンバー

ドライバーレスポンスを最大限に高めるため、CNC切削の超々ジュラルミンをチャンバー素材に採用しました。
本製品に使用されるA7075は、今から約85年前に日本で開発された航空機に使用される金属です。他の金属に比べて軽量なアルミニウム合金の中で、最も高強度となります。引張強度や硬度は、チタンと同程度の値を持ちながら、比重が小さいために軽いという特徴があります。従来のモデルに使用したチタンやステンレスのような難削材に比べて切削性が優れるため、精度をさらに追い込むことが出来ます。

つまり、ドライバーとチャンバーのクリアランスを限界まで追い込むことで、従来の材料に比べてリジッドにマウントできるメリットがあります。本製品のミリンクスコンポジットドライバーは、チャンバーへの高い取付け精度を求められる為、超々ジュラルミンを選択しました。

超々ジュラルミン製音響チャンバー
超々ジュラルミン製音響チャンバー

Acoustune Capsule Technology(A.C.T)

これまでのAcoustune製品では、音響チャンバーと機構ハウジング部が完全分離したモジュラー構造を採用しているというのが大きな特徴でした。
今回、そのモジュラー構造がさらに進化。高精度でガタつきの少ない可動式アウターハウジングを開閉することで、ユーザー自身が音響チャンバー部を交換でき、今後のオプションやアップグレードにも対応可能な「Acoustune Capsule Technology(A.C.T)」を初めて採用しました。

A.C.Tシステム
A.C.Tシステム

トータルバランスの良さを実現する ARS100 ケーブル

ケーブルにはAcoustuneの新世代ケーブルARS100シリーズを採用。線材や芯数、編み方など試行錯誤を重ねた結果、ケーブルとしての完成度の高さとイヤホン全体のバランスを考慮し、最終的に標準品と同等のARS100シリーズを採用しました。

オーディオケーブル専業メーカーと共同開発し、シルバーコート OFC 線と極細 OFC 線のハイブリッドケーブルを 16 芯構造化した線材や、日本ディックス製Pentaconn Ear端子を継続採用。工作精度の高い金属製パーツなどはそのままに、イヤホン本体色のDeep Sea Blueをコネクター部、スプリッター部、イヤホンジャック部といった金属パーツ部分にも採用し、イヤホン全体での調和をとり高級感を演出しています。

イヤホン本体と同じ色のパーツを使用
イヤホン本体と同じ色のパーツを使用

SHO-笙-のリファレンスとなる新形状イヤーピース『AEX50』

本製品で初めて同梱される新形状イヤーピース『AEX50』は、SMPテクノロジーズ社製形状記憶ポリマー「SMP iFit」を素材として、ダブルウィング形状を採用しました。本製品ではAEX50をリファレンスイヤーピースとしています。

広いウィング部分は、外耳道入り口付近の肌に対し、通常タイプのイヤーピースより広い面積で密着。
また、素材のもつ装着時の形状を維持する特性と相まって、外耳道入り口付近で耳にぴったりとフィットするため、奥まで挿入する必要がなく、違和感をなくしています。
更に装着位置の関係から外耳道内の空間容積をより確保するため、通常タイプのイヤーピースとは異なる音場感を感じることができます。XS/S/M/L/XLの全5サイズを各1ペアずつ同梱し、より多くの方のフィッティングをサポートします。

新形状イヤーピース・AEX50
新形状イヤーピース・AEX50

リニューアルした Acoustune 新リファレンスイヤーピース『AEX07』も付属

AEX50の他、通常タイプのイヤーピースとしてAcoustuneイヤホン開発でも使用されているリファレンスイヤーピースAET07のリニューアルバージョンとなる『AEX07』も付属。
定番イヤーピースとして⾧年の同梱および単品での出荷実績をもつ同製品の基本設計をもとに、3Dカスタムフィットインターシェル「ST1000」作製実績で得られた数多くの耳型データなどから、形状の微調整とサイズバリエーション展開を見直しました。S/M/Lの3サイズを各1ペアずつ同梱しています。

SHO-笙-製造イメージ
SHO-笙-製造イメージ

製品仕様

品名
SHO-笙- (カラー:Deep Sea Blue)
形式
密閉型
タイプ
シングルダイナミックドライバー搭載ユニバーサルフィット IEM
ハウジング
CNC 切削アルミニウム+ステンレススチールアノダイズドアルミニウム合金
ドライバーユニット
10mm 径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー
音響チャンバー部素材
CNC 切削超々ジュラルミン
採用技術
Acoustune Capsule Technology(A.C.T)
周波数特性
10Hz~25KHz
入力感度
110dB@ 1mW
インピーダンス
24Ω@1KHz
コネクター
日本ディックス製 Pentaconn Ear コネクター
プラグ
3.5mm3 極ステレオミニプラグ
ケーブル
ARS100 シリーズ HS2000MX 仕様ケーブル
シルバーコート OFC+極細 OFC ハイブリッド 16 芯構造
ケーブル長:約 1.2m
重量(ケーブルを含む)
約 57g
保証期間
イヤホン本体:1 年間 / ケーブル・付属品:30 日間

まとめ

これまでのHSシリーズを継承しつつ、非常に多くのポイントで新しいチャレンジが伺えるAcoustuneのフラッグシップモデル『SHO-笙-』の発売は11月19日、ご予約は本日より受付開始しております。
先にお伝えした通り、生産が難しく台数も限られるため店頭試聴機のご用意はちょっと先になってしまうのですが…なんと今週末の10月30日・31日限定でサンプルの店頭展示および試聴ができることになりました!当日は他にもなにやらご用意できるかも…?!
週末はぜひ中野のフジヤエービック店頭でお試し下さい!
※ご試聴希望のお客様が多数の場合、試聴時間を制限させていただく場合がありますのでご了承下さい

※諸事情により、試聴機の展示を中止させていただきます。

【商品情報】Acoustune SHO-笙-

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