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2016.12.20
オーディオ豆知識,

アンプを購入する前に知っておくべき種類と選び方

アンプを購入する前に知っておくべき種類と選び方

後悔しない アンプ を購入するために、アンプの選び方を知っておくことは大切です。 アンプは、使用している素子により真空管・トランジスタ(シリコン)の2つ、 形態の違いによりセパレート(分離型)・プリメイン(一体型)の2つに分類できます。 これらのアンプの選び方のポイントについてみていきましょう。

 

● 真空管アンプ

真空管アンプ

 

真空管アンプとは、文字通り真空管を使って音の信号を増幅する仕組みのアンプです。 現在ではすべて真空管が使用されているアンプは少なく、多くは固体素子との、いわば ハイブリッドタイプが多数を占めています。真空管の温かみを感じる個性的な外観が、 レトロな雰囲気を醸し出します。次に選び方を見てみましょう。

・ 選び方のポイント

これから真空管アンプを始める初心者の方は、一般的なプリメインアンプがおすすめ。 中級者以上は、セパレートタイプやオール真空管構成のアンプに挑戦してみましょう。

・ 真空管アンプの種類

駆動回路方式には主にシングル駆動アンプとプッシュプル駆動アンプがあります。シングルは 左右に真空管が1本ずつで増幅を賄うため出力は低いですが、真空管らしい艶のある音が 楽しめます。プッシュプル駆動は基本的にはペアで正逆2つの位相でそれぞれを駆動、 結果的には2本分の増幅を行うのでより大きな音が出せます。

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● プリメインアンプ

プリメインアンプ

 

プリメインアンプとは、プリアンプとメインアンプが1つの筐体にまとまったもの。

・ 選び方のポイント

まずは「周辺機器」の増設、とくに「デジタル機器」への対応をを考えているかいないか。 考えている方は、デジタル入力やUSB端子ができるだけ多いアンプを選んでください。 CDプレーヤー程度であれば、アナログ入力からでも十分良い音で聴けます。 選び方2つ目は「どんなスピーカーを使うか」。特に小型スピーカーを使う予定の場合 トーンコントロールやラウドネス調整のできる機種が適しています。

・ プリメインアンプの増幅素子の種類

大きく分けて2種類あります。温かみとレトロな雰囲気を楽しみたい方は、真空管プリメインアンプを。 真空管は発熱が大きいので、部屋や設置場所に余裕のない場合はトランジスタ(固体素子)アンプを。

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● セパレートアンプ

セパレートアンプ

 

パワーアンプ

 

プリアンプとメインアンプが別々の筐体になったセパレートアンプ。

・ 選び方のポイント

選び方はとしては、オーソドックスなAV機器をそろえたい方は、半導体タイプ。アナログサウンドにこだわりを持つ方は、真空管タイプのセパレートアンプを選びましょう。どちらかを真空管タイプにするだけでも、 かなり柔らかなサウンドになることが多いです。

・ セパレートアンプの種類

現代的でハイスピードな音楽に強いのは、半導体タイプのプリアンプとパワーアンプ。アナログ的なサウンドに適しているのは、真空管タイプのセパレートアンプです。

 

● プリアンプ(コントロールアンプ)

プリアンプとは、主に入力切替(セレクター)機能と、いわゆるボリュームコントロール部分の2つが基本構成となります。その他にフォノイコライザー、音質調整、出力メーターなどを装備した多機能型もあり、これを一般的にはコントロールアンプと呼びますが、どちらも基本的な役目は同じです。

 

● パワーアンプ(メインアンプ)

パワーアンプとは、プリアンプで調整された音信号を、スピーカーで出力できるまで増幅する装置。

・ 選び方のポイント

プリアンプとパワーアンプはどちらにお金をかけたほうが良いでしょうか。難しい問題ですが、基本的には「パワー」にまずお金を掛けたいところです。スピーカーの駆動能力の強弱で音質はかなり変わるためなのが、その理由。ただし見かけのワット数ではなく、通常の部屋では1Wの出力というのは大音量になるので、実使用上レベルでの音の良さを優先すべきです。分からない場合は詳しい方に尋ねましょう。

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■ アンプの選び方は千差万別

一言でアンプといっても、その種類はたくさんあります。さらに、セパレートアンプは他社製品との組み合わせを考えると、その組み合わせは数えきれません。 「フジヤエービック」では、新品・中古のアンプを豊富に取り揃えています。みなさんもこの記事を参考にされ、上手な選び方をして、みなさんの音楽ライフをより楽しくしましょう。

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