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2022.04.28
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【スペシャルインタビュー】声優・中村繪里子さんが語るAstell&Kern AK UW100の魅力とは?

ゲーム・アニメ・ラジオで大活躍中の声優・中村繪里子さんに発売されたばかりの大人気完全ワイヤレスイヤホン「Astell&Kern AK UW100」について、たっぷりと語っていただきました!ライブ用イヤモニとの共通点やコンテンツの楽しみ方など、中村さんならではの視点による「UW100」の魅力とは?!

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4月9日に発売されたばかりのAstell&Kern初の完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100(以下UW100)」はもうお聴きいただけましたでしょうか?Bluetoothチップセット内蔵のDAC機能を使わずに化成の高性能Hi-Fi 32bit DACチップ「AK4332」を搭載する、というAKらしいこだわりが評価され、おかげさまで売れ行きも好調となっております。

【レビュー】Astell&Kern AK UW100 はまとまりと分離感を融合させた完全ワイヤレスイヤホン

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UW100の魅力についてはレビュー記事でもいくつか挙げさせていただきましたが、もっと他の角度からもその魅力を伝えていただける方はどこかにいないかな…と考えていたところ、代理店・アユートS氏から「中村繪里子さんにお願いするのはどうでしょう?」との声が!

そう、中村繪里子さんには以前 Astell&Kern の小型USB-DAC「PEE51」についてテキスト形式でのインタビューにはお答えいただいたのですが、ぜひ機会があったらまたお願いしたいと思っていました!そこで早速ご連絡してみたところ…今回は直接インタビューさせていただけることになりました!

というわけで、今回も中村繪里子さんにおおいに語っていただきました「Astell&Kern AK UW100発売記念スペシャルインタビュー」、ぜひたっぷりとお楽しみください!
※インタビューは感染症対策を施した上で実施しております

中村繪里子 プロフィール

中村繪里子さんプロフィール画像

中村繪里子(なかむらえりこ)
神奈川県出身。声優、司会、ラジオパーソナリティ。

出演作に「THE IDOLM@STER」(天海春香)、
「宇宙戦艦ヤマト2199・2202・2205シリー ズ」(桐生美影)、
「八月のシンデレラ ナイン」(掛橋桃子)、
「ワールドウィッチーズシリーズ」(黒田那佳)などがある。
ラジオパー ソナリティーとして「繪ほんの中には」「本格雑談~くちをひらく~」などを担当。
2014年より、とくしまアニメ大使を務めている。

「初期設定以外のモードもすごい」

――中村さんには以前、Astell&Kernの小型USB-DAC「PEE51」のテキストインタビューをお願いしたことがありましたが、今回は同じAstell&Kernから発売された完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」の発売を記念する形で、直接お会いしてのインタビューをさせていただくことになりました。さっそくですが、中村さんが実際にUW100を使われてみてのご感想は?

中村繪里子さん(以下「中村」):まずカッコいいですよね!こういうワイヤレスイヤホンって、ここ最近は小さく軽量化、という方向に行ってるなーという中でちょっと原点回帰というぐらいのサイズ感じゃないでしょうか。

私が一番最初に手にしたワイヤレスイヤホンは結構前に発売された別のメーカーさんの製品だったんですけど、その時と同じくらいのケースのボリューム感で「あ、ちょっと戻ったのかな?」っていう気がしたんですね。

だとすると取り回しはどうかなあ…という不安が最初はあったんですけど、冷静に考えてみるとワイヤレスイヤホンって耳に装着してしまうと、このケース自体は自分が持ち続けるっていうことはないので多少大きくても不便は一切ないんだ、というのを改めて実感しました。

もちろん耳に着ける部分の大きさっていうのも、他の小さいイヤホンと比べても重さを感じないので落ちそうな気がしないんですよね。
多分それはイヤーピースのフィット感の良さが出ているのかな、というふうにも思います。

――音質の方はいかがでしょう?

中村:い~いですね!!!

中村繪里子さんインタビュー画像1

中村:専用アプリ内の初期設定で全然不満がなくて、「はぁ~っ、やっぱりAstell&Kernってスゴいな!」という感覚があったんですけど、初期設定以外のモードを選んだ時の「こんなに差を出してくるんだ!」っていう驚きがまたすごくて(笑)。

低音・高音が強調されるモードと、ボーカルが浮くようにきちんとできているモードと、それから面白いな、と思ったのがゲームモードですね。たとえば低音・高音だと「あ、わかる!低音が(高音が)すごい!」ってわかるんですけど、ゲームモードは何をどう調整しているのかわからないんですが、めちゃくちゃクリアに聴こえてくるんです。え、これちょっと今までにないヌケ感かも?っていうのをすごく感じました。多分、軽めな音色を持ち上げつつ、下の部分もきちんと鳴らしてくれているので音が立体的に聴こえるんですよね。これは強いな、と。

特にこれでプレイすると面白いのが『ポップリンクス』!私めちゃくちゃハマってまして。
(ポップリンクス…バンダイナムコエンターテインメント配信のパズルゲーム「アイドルマスター ポップリンクス」(通称ポプマス)のこと。中村繪里子さん演じるアイドル・天海春香も登場する)
ポプマスって、音に合わせて画面をタップする”リズムゲーム”とは違う形で音を使う”パズルゲーム”なんです。時間内に同じ色の音符をなぞってつなげるために、どれだけ指が速く動くかっていうのがポイントだったりするんですけど、そうするとリズムゲームで必要な音の聴こえ方と、ポプマスで必要な音の聴こえ方ってまったく違うんです。

リズムゲームだとどうしても有線の、絶対に遅延なんか起きない!っていう安心感が一番プライオリティが高いんですけど、ポプマスはもうちょっと手軽に「ながら」の中でプレイできる。各キャラクターたちがいろんなスキルを発動させるタイミングっていうのが音で取れるようになっているんですけど、ゲームの中の効果音とセリフ、SE全部が立体的に聴こえるんですよ。え、こんなに聴きやすいんだっていうのをゲームモードを使った時に感じました。

右から左、左から右の広がりもそうなんですけど、ポプマスだと次々に音が積み重なっていくので、特に「縦の奥行」っていうのをすごく感じるんです。

本当に本当に残念なのですが、先日ポプマス終了のお知らせが出てしまいまして…。
(註:2022年7月21日をもってのサービス終了が発表)
ただ、サービス終了まではまだ日数があります!なので少しでも早く遊んで欲しいです!ポプマスで音が積み上がる聴こえの楽しさを体感していただけたら、他のゲームもグッと解像度が増して遊べると思います。

中村繪里子さんインタビュー画像2

中村:映画とかを観る時も、昔のワイヤレスイヤホンの音ズレを考えると今ってまったく感じないですよね。仕事柄、映画も吹き替えで観ることが多いんですが、口と声が多少ズレてしまうっていう場面や、大きな物音がして登場人物がビクッ!ってなったあとに音が聞こえてくるような現象もそれがなくて当たり前、ってことが再確認できましたし、音がちゃんと包み込むように動くんですよ、あれがまたすごいなって思って。

ステレオなだけじゃなくって、列車がぶわーっと走ったりとか、向こうの方から小さく足音が聞こえてきたりとか、恐怖の叫び声とかが立体音響みたいな感じでとらえることができるので、小さいモバイルデバイスの画面で見ていたとしてもかなり没入できます。

実際、一瞬こうやって(振り向きながら)見ちゃいましたもん(笑)。
スポーツとかの観戦、野球やサッカーでもそういった没入感は得られるんじゃないかなあと思います。

あと、ボーカルモードの、ボーカルが飛び出してくる"ちゃんと浮いてくる"っていうのをトラックダウン前の音源で確認してみたんですよ。
(トラックダウン…別々に録音されたボーカルや各種楽器の音声をバランス調整しながらひとつの音声にまとめて音源として完成させる作業のこと)

トラックダウンしたあとの音源を聴いて気持ちいいのは当然だけど、その前の段階のラフミックスを聴いてそこが出るかな?出たらちょっと本物に近くない?って思っていたので。自分が今までレコーディングさせてもらった、トラックダウンする前の秘蔵の音源っていうのがあったのでUW100で聴いてみたら…(小声で)これ、レコーディングスタジオには申し訳ないんですけど…ボーカルのヌケがスタジオで聴いた時より良い!って(笑)。

特に私はキャラクターソングをやらせていただいているので、”言葉”を大事に歌いたいって思いながらレコーディングしているんですけど、その時の細かーいニュアンスとかがめちゃめちゃキレイに聴こえるんですよ。このラフの状態で聴いてすごく良かったものをトラックダウンしてもらっていたので「いやーいいテイクがちゃんと選べてる!ディレクターさんありがとう!」って思いました(笑)。

それから、他言語の学習でも聴き取りやすいんじゃないかと思いました。さっきお話したように細かいニュアンスの違いがすごく明確に聴こえてくるので、これは言語学習にもすごく向いていると思いますよ。

――逆に、もうちょっとここがこうだったらなあ、という感想はありますか?

中村:「装着感」がいい、というお話をしたじゃないですか、でも「装着時」が若干手間取りました。つかむことは全然できるし、問題ないんですけど、耳に入れるじゃないですか、入れてきちんと押し込もうとするとタッチパネルに触ってしまうんですよ。

そうすると予期せぬ動きっていうのをどうしてもしてしまうので、そこをなにかしらでクリアしてくれると超嬉しいなー!

今まで使ってきた完全ワイヤレスイヤホンがボタンをプッシュするタイプだったので、タッチセンサー式に慣れていないこともあってたまにうまく操作できないことが…シングルタップはできるけどダブルタップだとうまくいかない、みたいな「私の指との相性問題」が若干あったりします。

中村繪里子さんAK UW100装着イメージ

中村:トラックを次に飛ばすとかっていうのは聴こえるものが変わるのでわかりやすいんですけど、音量を変える時も、「あれ今2秒以上長押しできてたかな?途中で放しちゃってないかな?」っていうのが音だけではわかりにくいので、なにか別の音で反応してくれると嬉しいなあっ!っていうのは正直使っていて思いました。

たとえば、アンビエントモードのオン・オフはアナウンスしてくれるんですけど、それ以外が「ピン!」っていう音だけなので、今これ何に反応したの?っていうのがわからないんですよね。「アンビエントモードいち」「に」「さん」「よん」の切替なんかもボイスで言ってくれると…でもそういう音声を追加するのは大変かなあ。

――そこはメーカーへの要望として、アユートさんに強くリクエストしていただきましょう(笑)。

「アンビエントモードはライブのイヤモニ環境に似ているんです」

――それでは次の質問です。中村さんがUW100で音楽を聴きたくなるシチュエーションとは?

中村:わたし、資料用の音源であったりとかを「聴かなきゃいけなくて聴く」という方が生活の中で絶対的に多いんですね。たとえばお仕事の移動だったりすると、その次のお仕事までに自分が準備しておかないといけないなにかしらに充てようとか、っていうことが多くて。
なので「聴きたくなる」っていうと、家の中でまったりとしている時に…なんていうんでしょう、必要がないのに自分から摂取したい、っていう気持ちになるのは、家のベランダにいる時とかです(笑)

そういう時って、海外ドラマとか延々無限に見続けることができるんですよ。あとは録りだめておいた落語の高座とかを外に持ち出せたりもするので、落語の師匠たちの所作が見れた方が楽しいんですよね。このUW100の立体音響感があると、音がちゃんと(左右に)パンを振ってくれるので「ザ・落語」の楽しみ方ができるな、っていうのをすごく感じました。
落語は基本的に演芸場の舞台で録音しているので、どうしてもアラが目立つんですけど、それが聴き心地がよく、耳当たりが良く聴こえるんですよ。昔の落語CD集とかをぼーっと聴いてます。

――UW100は完全ワイヤレスイヤホンですが、ケーブルがないことについてはどう感じましたか?

中村:ケーブルがないことの自由はめちゃくちゃ感じます!ホントに!
特に、ライブ・イベントで歌がある時のリハーサルでめちゃくちゃ便利なんですよ。
基本的に振りがあって動く時って、ケーブルの取り回しっていうのがどうしても難しくなってくるんです。再生デバイスを持って、そこにケーブルを刺して…ってなると動けないんですよね。そんなふうに制限されちゃっていたのが、もうワイヤレスになった瞬間「全開放!」ってできるので本当に便利です。

中村繪里子さんAK UW100手に取るイメージ

中村:そうそう、今回初めて本格的にアンビエントモードっていうのを使ったんですよ。アンビエントモードって自分の歌声もマイクで拾って返してくるので、聴く方によってはちょっとデジタルみが強いね、っていうご意見もあるってアユートさんにうかがったんですけど、「あ、そういう意見があるんだ!」っていうくらい意外でした。

なぜかというと、私にとってはライブで使うイヤモニの環境にめちゃめちゃ似ているんです。
通常ライブ会場で使うイヤーモニターって、腰に付けたワイヤレスの受信機にケーブルを刺して、それを耳にピッて入れてるんですけど、受信しているのはマイクに乗った自分の声と、それに合わせてくれた音楽がミックスされたもの。なので、基本的に自分の声がマイクを通して返ってくるというのが当たり前なんですよ。

他のワイヤレスイヤホンを使って歌の練習を踊りながらやっていると、耳栓をしている状況に近いので、音楽は聴こえてるんだけど自分が歌詞を間違えずに歌えているかな?とか、音程ちゃんととれてるかな?っていうのがわかりにくかったんですが、UW100のアンビエントモードを体験したことで「あ、今までちょっと雑だったんだ」って気づきました(笑)。

この声の返ってくる感じっていうのが、もう楽しくてたまらなくて…(笑)。この機能を使うと細かい練習がめちゃくちゃはかどるな、って。

中村繪里子さんAK UW100装着イメージ木陰

中村:あとアンビエントモードを使った時に「音質が悪くなるかな?」って勝手に思ってたんですけど…全然そんな心配もなくって!

自分の声がデジタルっぽい音として返ってきた時に、本来聴いているオケとの融合感が損なわれるかな、って思ったら全然そんなことないわぁ…って。すごく近い位置でカラオケを歌っている感覚に似ています。

これ正直、同業(声優)の方は絶対買った方がいい!(笑)

特にイヤモニってちょっと特殊な環境なので、慣れてないと混乱すると思うんですよ。音楽と自分の声がマイクで同時に、でもちょっとだけ誤差があるっていう状態で戻ってくるっていう、ちょっと特殊な環境がこのUW100で体験できちゃう。これ、同業の人絶対持つべきだと思う、うん。

――デジタルっぽさが逆にメリットになるわけですね。

中村:そうなんです。ライブの音響スタッフさんにも聴いてもらったら
「うわあ、これよ!我々がいつも聴いてるのはこうなんよ!」
って。自分の中で聴こえている音と、外から外音として入ってくるものが若干ずれて、そこにオケが乗ってきた時にどう聴こえるか?っていう体験を、同業だけじゃなくてライブ関係者さんも一回やってみると「ああっ」てすごく納得してもらえる気がします。

自分はそういうのやらない…っていうユーザーさんも、一回体験してみるのって面白いと思いますよ。

――舞台の上の演者さんと同じ体験が手軽にできますね。

中村:そうそう。あとね…デュエットがすごいはかどる!

――デュエット?

中村:自分の推しの子たちの曲を聴きながら歌うと、自分の声もちゃんとマイクに乗っかってくるので”好きな人と一緒に歌える”んです!

――ああ、なるほど!

中村:今までだと頑張って録音して、みたいなことをしないとできなかったのが、そのまま歌っているだけで自分の体内で再現できちゃう。デュエット体験、めっちゃ楽しいと思います!

「音楽をみんなと繋げていく時代にマッチしたイヤホン」

――以前のテキストインタビューでは「授業中こっそり音楽を聴くために、服の中にケーブルを通していた」というお話がありましたが、今回のUW100はケーブルのない完全ワイヤレスイヤホンです。もし当時の中村さんがこのUW100を見たら…?

中村:いやー、ちょっと信じてもらえないかもしれない!(笑)
でも、その時以上の使い方がUW100ならできるんですよね。外音をちゃんと取り込めるので”自分の内側の世界と外側の世界が遮断されずに両立する”っていう良さがあるなあと思いました。

――以前は”耳をふさいで外の世界と完全に遮断する”という使い方でした。

中村:アンビエントモードにすると、ちゃんと音楽を聴いているんだけど、それを自分の中でBGMにすることができる。生活空間はみんなと共有しながら、自分の中だけに音楽を入れてあげられるんですよね。

音楽を自分の中に閉じ込める使い方じゃなくて、みんなと繋げていく、っていう時代にすごいマッチしているなあって思いました。

外音取り込みって、安全を確保したりする便利なツールのひとつだったと思うんですよね。だけど、音楽を楽しむための機構としてもとらえることができるなあと。たしかに生の音とは違うんですけど、音がクリアであるとかより生っぽいとかっていうことにこだわる意味とは違う、楽しめる機構としてこのアンビエントモードが搭載されている良さっていうのをすごい感じました。

あと、人と会話するのがちょっとラクになりますよね。普通にイヤホンをつけている時って、相手の声が聴こえていても自分の声の音量ってコントロールするのが難しくないですか?音を止めて返事した時に「えっ、なに?」っていうのがものすごく大きくなっちゃったりして。それがアンビエントモードだと自分の声も返ってくるので、普通の音量で返事できる。

それから、相手にイヤホンを着けているところを見られた時に「ああ、今は耳をふさいでいるんだ」と認識されていたのが、これからは変わってくるのかな、普通に会話できるようになるのかな、と思います。

――中村さんはお仕事柄、ケーブルのついた機材を使うことが多いかと思いますが、UW100ではケーブルがまったくないことに対する不安はありませんでしたか?

中村:変な話、ケーブルがついていても落としたらいっぺんに失うわけじゃないですか(笑)。だから落とした時の恐怖はあまり変わらないかなあ…一瞬、耳から外した時のやり場に困るくらい?

中村繪里子さんAK UW100のケースを手に取るイメージ

中村:あとは職業的な部分ですけど、お仕事だと残念ながらワイヤレスイヤホンって使えないんですよ。キューボックス(スタジオで出演者がヘッドホンやイヤホンをつなぐための出力装置)に刺すことができないので。そういうアダプターみたいなものがあったらいいのになあ、って(笑)。

これはあまりにもワガママなお話ですけど。でももしそれがあると、私今これを使っているのがスマホとiPadなんですけど、その他のパソコンやテレビとかのBluetoothが使えない機材でも使えるようになれば家族に迷惑をかけず、自分一人で楽しみたい時にも便利なんだけどなあ…というのは思ったりしました。

「私たちがみんなに合わせにいく時代」

――中村さんがこのUW100を通じて「声」を伝える時、どんな伝え方をしたいですか?

中村:こういう「UW100」みたいなポータブルであり、パーソナルな機器を通じてであれば、聴いてくれる方により近いメッセージを届けていきたいなと思います。
大きなメディアを通してのコンテンツや、1対ものすごい多数、それも不特定で届ける先が見えなくて、でもどなたが受け取ってくださっても満足してもらえるっていう方向にもっていくものとは真逆な感じがするんですよね。

そういう「個」にすごくスポットがあたるメッセージ性であったり、メッセージそのものを直接届けていければいいなあとすごく思います。
その場合、特に「UW100」だとワイヤレスなのに直接つながっている、っていうのが面白いですよね。

受信・送信ができるっていうのがもっと進化したら、直接その人とだけ会話ができるようになったりしないですかね?
電話番号がわからなくても、ワイヤレスイヤホン同士で直接やり取りができるみたいな。
それができれば個別の握手会みたいなことがもっとリアルにできるのかなあ、それができるようになったらいいなあと思います。

――ご自身が関わるアニメやゲーム、ラジオなどのコンテンツをどう聴いてほしいですか?

中村:もういつでもウェルカム!(笑)。
ラジオとかテレビで届いているものって、数が限られているじゃないですか。ラ・テ欄っていうのがあって、1日24時間の中で使える枠っていうのがこれだけだよって。その枠を取り合っていたところから、ネットを介するようになって、ネットラジオ…特にアニラジと呼ばれる文化とすごくうまく共存してきた時代が続いてくると、私たちがみんなに合わせにいく時代になっているような気がしています。

中村繪里子さんインタビュー画像2

中村:テレビとかラジオとかの枠があるものって、”劇場”に近い気がするんですよね。この日この時間ここでこれをやっているから観に来てね、っていう「受けのメディア」。

それに対して、モノがここに置いてあるから好きな時に触れることができます、っていう「取りに来てもらうメディア」になってくると、どういうタイミングが聴いてくださる方と一番親和性が高いのか、っていう統計が取りにくくなっている気がするんですよ。

『繪ほんの中には』は特にそうなんですけど、なんて挨拶したらいいんだろう?「こんばんは」なのか?って。もちろん放送時間の決まっているラジオ放送っていうのが主にはあるんですけど、同時にアーカイブとしていつでも聴けますよ、という状態を作っていることを考えると、アーカイブ用の挨拶ってどうするんだ?って悩みます。
ということは今って、いつでもどこでもウェルカム、っていう状態になっているのかなあってすごく思うんですよね。

それが特に、ワイヤレスイヤホンであれば聴く方の時間っていう部分だけじゃなく、場所っていう部分における制約もだいぶ軽減できる。
なので、いつでもどこでも聴いてほしい、って思っています。

――ラジオ番組『繪ほんの中には』には夜のイメージがありますが?

中村:最初は目指してました(笑)。
今も放送時間は日曜の23:30から、ってなっているので一応は…でもサイマル放送やアーカイブで全世界どこでも、いつでも聴けるってなっているのでそれすらももう意味を持たないよね、って(笑)。
実際に海外に転勤になった方も続けて聴いて下さっているので、「いくらでも合わせに行けまっせ?」っていうふうになっていますね。

わかりやすく「朝用コンテンツ」とかそういうふうに、こちらがもっと住み分けをするとユーザーさんもラクなのかなあ…。音楽も「元気が出る曲」とか「冬に聴きたい曲」とかなにかしらがあると選べるように。『本格雑談くちをひらく』なんて、名乗りすらしていない、しかも3分で消えていくっていう感じですもんね(笑)。

アーカイブはいつでもウェルカム、にしてるんですけど、その分、わたし生放送とか生配信っていうのがすっごい好きなんですよ!
今しかないじゃないですか。もちろんアーカイブに残すこともできるんですけど、生み出されてる”いま”って今しかないじゃないですか。
その”いま”を共有できるものをもっともっと作っていきたいなあ、って。「みんな、いま何してる?」みたいな。

よく「恐れを知らぬフリーダムさ」とか「圧が強い」とか言われてるんですけど(笑)、こうみえても一応は守らないといけないコンテンツの枠とか、ご一緒している演者さんへの距離感とか、そういうのは配慮しながらやってはおりまして(笑)。

でも、そういうタガが外れてもいいような生放送もまたやっていきたいですね。
皆さんと物理的な距離は遠かったとしても、こういった機器で「物理じゃない距離」を縮められるっていう形でイベントができたら。今は声出し禁止とか守らないといけないルールもあるじゃないですか。そんな時でも私の耳に直接お客さんの声が聴こえてきたら…って思いましたね。

――最後にこのUW100のおすすめメッセージをお願いします。

中村:たしかに価格を見て「お、おぅ」ってひるむ方も絶対いると思うんですよ。でも、人生の中でどれくらい音を聴くっていうことにあなたの時間を使っているかって考えたら、高くはない買い物だって思うんですよね。

一括で払うって考えた時の重圧ってすごいと思うんですけど、「いやいや、日割りで考えてみ?」って(笑)。以前、同じくらいの価格帯のお洋服で「これを3年間・3シーズン着られるとして週1度登板させるとしたら、この4万円のスカートは1日50円です」っていうのを見たことがあるんです。ってことは、イヤホンだったら1週間に1度だけの使用なわけないじゃん!ヨシ!
(小声で)…最後、おカネの話で推しちゃったけど大丈夫かな?「私とおそろいにしましょ!」とかの方が良かった?!(笑)

中村繪里子さん装着イメージ、サンプラザ

――中村繪里子さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました!

【商品情報】Astell&Kern AK UW100 Black

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Astell&Kern AK UW100 Black商品イメージ

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応募方法など詳細はフジヤエービックTwitterアカウントをご確認下さい。
応募締切:2022年5月8日(日)23:59まで
抽選およびご当選者様へのご連絡は5月上旬に実施いたします。

【取材協力】
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株式会社アーツビジョン

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