マランツは、プリメインアンプ「MODEL 30」、ネットワーク SACD プレーヤー「SACD 30n」のブラックモデルを 2021年 5 月下旬に発売いたします。30 シリーズは 2020 年 9 月の発売以来、国内外で数々の名立たるアワードを受賞。ユーザーの皆様や販売店の皆様からも高い評価をいただいており、販売面においても好調に推移しております。そしてこの度既発売のシルバーゴールドモデルに追加して、多くのご要望をいただいておりましたブラックモデルの日本国内での販売を開始いたします。
マランツの創業者、ソウル・B・マランツの元々の職業はインダストリアルデザイナーでした。それ故に、マランツの製品は音響的な性能のみならず、操作のしやすさ、デザイン性にも重きをおいて作られてきました。これは、製品の外観に限られることではありません。私たちが大切にしてきたのは、生活空間においてインテリアと美しく調和すること。マランツのデザイナーたちは常にこのことを念頭に置いて製品をデザインしています。史上初のフロントパネル付き真空管パワーアンプ「Model 9」を筆頭に、ガラス製ターンテーブル「TT-1000」、250mm 幅のコンパクトな筐体にマランツの誇る高音質技術を凝縮した「Music Link シリーズ」など、オーディオ機器の意匠における既成概念を取り払い、独創的で美しく、使いやすさも兼ね備えた製品の数々がこのフィロソフィーを体現しています。そして、この創業者から受け継がれてきた DNA は今も私たちと共にあります。
30 シリーズには、シンメトリーやポートホールのようなマランツの伝統的なデザインエレメントを受け継ぎながら、現代的な解釈によってデザインされた、これからのマランツを象徴するまったく新たなハウジングが与えられました。これは、オールドマランツを愛したファンの記憶を蘇らせるクラシカルな趣きと、新しい時代の技術、そして音楽ソースと共に革新を続ける現代のマランツのイメージが同居する新世代のマランツデザインです。印象的でありながら、様々なスタイルのインテリアに調和する普遍性を兼ね備え、住空間にオーナーの個性を反映させるオーディオのデザイン。それが新世代のマランツ「30 シリーズ」の目指したものです。

伝統的なデザインエレメントを受け継ぎながら、現代的な解釈により生み出された新しいハウジング

JFET 入力と DC サーボを用いてカップリングコンデンサーを排除し、音楽信号の純度を向上

完全独立のプリアンプ専用電源回路によりパワーアンプに影響されない安定動作を実現

大出力と圧倒的なスピーカー駆動力を兼ね備える新世代のスイッチング・パワーアンプ

最高グレードのデバイスを採用した高精度かつ S/N に優れる電子制御ボリュームコントロール回路

3 段階の MC カートリッジ用インピーダンス切り替え機能を搭載した無帰還型フォノイコライザー