従来製品でも使用する事の多かったKnowles製「バランスド・アーマチュア・ドライバー」に加えて、「KADENCE」ではSonion製の「バランスド・アーマチュア・ドライバー」も搭載。また今回、Sonion製「バランスド・アーマチュア・ドライバー」の中でも特に低域に定評のあるドライバーを採用。Knowles製「バランスド・アーマチュア・ドライバー」と組み合わせる事で、よりハイエンドモデルとしての完成度が格段と上がり、Noble Audio創業者”Wizard”ことジョン・モールトンは、狙っていた音を正確に実現することに成功しました。

BAドライバーはNoble Audio社の創業者であるHugh Knowles氏によって発明され、以来Noble Audio社はBAドライバーの基本特許を有するほか、設計および生産において50年以上の経験を有してきました。Noble Audio社は市場の聴覚健康機器の70％のシェアをもち、プロフェッショナルオーディオ、コンシューマーオーディオ問わず広くNoble Audio社のBAドライバーが使用されるなど、革新的なBAドライバー製品を提供し続けるグローバル・リーダー的存在として、BAドライバーにおける世界最大のサプライヤーとなっています。また、Noble Audio社のBAドライバーは、生産工場で個々に調整し試験されたのち出荷されるなど、品質が安定していることも特長です。
BAドライバーは、一般にイヤホンやヘッドホン製品において採用されているダイナミック型ドライバーとは異なり、電気信号を用いて小さな筺体の内部にある2つのマグネット間に配置された小さなリードを振動させることにより音波を発生させる構造です。リードの動きは非常に硬いアルミ製の振動板に伝わりますが、この振動板はオーディオバンド内で共鳴することなく、信号を変換することを可能としています。こうした構造的な利点により、小型かつ軽量な設計が可能となっています。

デンマークで創業されたSonion社は、補聴器用部品の世界的なリーディングカンパニーへと成長した後、現在はその技術力・信頼性の高さから、様々なイヤホン・ヘッドホンメーカーの部品として採用されています。

KADENCEのノズル部には、フィルターを装着したステンレス製パーツを採用しました。耐食性が高く長期の使用にも耐えるステンレスは、軽量で人体への刺激が少ない素材としても知られており、医療用器具でも多く使われています。

※ フェイスプレートの模様は左右を含め１つずつ異なり、お手元にお届けする製品は本ページの製品画像と異なる模様となります。模様を理由とする返品・交換はお受けいたしませんので、ご理解の上お買い求めください。

KADENCEに付属する着脱式純正ケーブルは、OCC銅のしなやかな8芯に、高級ターミネーションを採用。 マイクロフォニックスやワイヤメモリーもなく、手にしたときの感触は耳にしたときと同じです。 NobleのあらゆるIEMとの優れたマッチングを実現します。 標準的な3.5mmプラグに標準的な0.78の2ピン終端を採用。