10mm（低域）と7.8mm（中高域）のデュアルダイナミックドライバーを搭載しています。内磁式磁気回路構造と柔軟なポリウレタンエッジ複合LCP液晶ドーム振動板により、滑らかで柔らかく、きめ細かなサウンドをもたらします。
「ZERO RED」は「ZERO 初」と異なる内部構造をしています。

クロスオーバー回路に合わせるために、低域を担当する10mmダイナミックドライバーのボイスコイルの数を正確に調整し、振動板構造も調整しました。非線形歪みなどの客観的な測定値を大幅に向上させ、優れた低音レスポンスを実現しています。

中高域を担当する7.8mmドライバーには、特別に調整された軽量な極細CCAWコイルを採用し、滑らかなレスポンスを実現します。

高精度なDLP 3Dプリントにより造形された音響ノズルはフィルタ機能を持ち、精密に計算されたRCクロスオーバーとともに、ハイブリッド・デュアルクロスオーバーを形成しています。

「ZERO RED」のR&DターゲットはHRTFをベースに、非線形歪みを高い音圧レベルで最適化しました。1,000Hz以上の周波数帯域は有名なシンガポールのレビュアー「CRINACLE」のターゲットカーブを採用することで、高域の音に影響を与えることなく、パンチの効いた低音をもたらします。
「ZERO RED」は自然なサウンドで、長時間視聴に最適です。
高域の刺さりは少なく、暖かく心地よいサウンドを実現します。
またマルチドライバーイヤホンの重要な指標である位相は、全周波数位相が非常に安定しており、位相歪みによってもたらされる不自然な聴感はありません。

医療グレードで透明度の高い樹脂を「HeyGears」製のDLP 3Dプリントで造形し着色しました。これにより、微細な音響ノズル構造を実現しました。軽量で肌に優しく、信頼性の高い素材で造形されています。

「ZERO RED」は、DLP 3Dプリント技術を利用して滑らかなフェースプレートを造形し、継ぎ目の接着にはハンドメイドで特殊な接着技術を採用しています。光沢塗装と研磨を組み合わせ、耐久性と強度を高めています。

4芯の高品質銀メッキケーブルは、汎用性の高い0.78mm 2Pinコネクタを採用しています。また、「ZERO RED」に10Ωのインピーダンス増幅プラグが付属されています。