ゼンハイザーのサウンドエキスパートはMOMENTUM Sport用にTrue Wirelessイヤホン初となる10mm口径のTrueResponseドライバーを新規に自社開発。インピーダンスを12ΩにしたコイルとHD 560Sなどのオーディオファイル製品に採用しているブレンドした振動板素材を採用。今までのドライバーと比較してより大きなマグネットとコイルで、力強い振動板の動きを創出し、これにより体を動かすことで発生する様々なノイズに負けず、運動時に適した豊かでレスポンスの良い低音再生を実現。

またMOMENTUM Sportはスポーツ用に音響システムを構築。アコースティックリリーフチャンネルで空気の流れを高めてオクルージョン効果を低減する100%セミオープン型のゼンハイザー初のワイヤレスイヤホン。これにより密閉型・カナル型イヤホンで起こる自分の足音や呼吸、その他の体から発生されるノイズを抑えます。
高めたエアフローにより損失される低域を上述した新しい10mmドライバーでしっかりとカバーし、自分の体から出るノイズを抑えながらも豊かな低域を感じることができます。

MOMENTUM Sportが他のワイヤレスイヤホンと一線を画すもう一つの大きなポイントはその革新性です。このワイヤレスイヤホンに搭載しているパフォーマンストラッキングセンサーにより心拍数と体温を測定することができます。
フォトプレチスモグラフィ=PPG(光電式容積脈波記録法)で心拍数を計測し、NTC温度センサーで体温を計測。運動中(それ以外の時間)の時間をリアルタイムで得ることができます。体温測定においては耳の中は手首よりも正確に測ることができると言われており、 MOMENTUM Sportは+/-0.3°C内の正確性で体温をモニタリングすることが可能です。
また耳は人間の体の重要な部分に近いこと、耳の皮膚は薄いため血管に近いこと、そして内耳は光の影響を比較的受けにくく、安定した場所であることからも、より正確で一貫した測定をすることができます。

IP55の防滴・防塵レベルなので悪天候などの厳しい環境下でのトレーニングや運動でも共に立ち向かうことができます。加えて、衝撃テストや落下テストなど様々なテストを行い、MOMENTUM Sportのタフさを確認しています。さらに装着感はSonovaのリサーチセンターになる数千以上の耳の形のデータをベースに運動使用に最適なシェイプの開発を行い、激しい運動でも安定感のある高いフィット感とずれにくく、落下しづらいフォルムになっています。またシリコン素材の3サイズのイヤーピースと4サイズのイヤーフィンで自分にあった装着感をカスタマイズをすることで自分にぴったりの付け心地を高めることが可能です。

MOMENTUM SportはGarminのスマートウォッチやApple Watch、Stravaアプリなど様々なフィットネスデバイスとシームレスに接続することができます。またPolarが提供するPolar Flowにも対応しているのでPolarの特定の製品と接続することでさらに深みのトラッキングをすることが可能となります。

MOMENTUM Sportはハイブリッドアダプティブノイズキャンセリング機能を搭載。周囲のノイズレベルに合わせてノイズキャンセリングの強度を自動で調整。一人で集中したい時はANCをオンにすることにより周囲の音を大幅に低減します。またランニングや周りに人がいるときなど、周囲の音や声を聞きたいときは外音取り込み機能に切り替えることで外の世界の音が聞こえるようになります。スポーツする場所や環境によって使い分けることができます。

MOMENTUM SportはAAC、SBCの基本コーデックはもちろん、AptX adaptiveにも対応しているので、運動中にも妥協のない解像度の高い音質で日々のエクササイズを高めることができます。『スポーツ用ワイヤレスイヤホンの音質は良くない』という既成概念をゼンハイザーの音質の高さとコーデックで一歩も二歩も引き上げます。

MOMENTUM Sportはイヤホン単体で約6時間、ケース併用で約24時間の再生が可能ですので、トレーニング中はもちろん、移動中やリラックスしているときなどあらゆるシーンでお使いいただくことができます。

ワイヤレスイヤホンをタッチするだけで曲の再生・停止やノイズキャンセリングや外音取り込みの切り替えをすることができますが、ランニングや筋トレなど、激しい運動中に正確にイヤホンにタッチすることができなくても装着しているイヤホンの近くの耳をタップするだけでも操作することができるので運動中の揺れなどで正確なタッチができなくても安心です。