コンセプトであるフラッグシップ級のヘッドホンに完全に対応できる有効駆動力というのは並大抵ではありません。データシートに載せるためだけの瞬間ピーク値ではなく機器の持続的で安定した『真の駆動力』を実現するためにW2からUltra版となった6つの要素があります。

・最適化された回路配置と電源設計
・800mW持続可能高出力アンプ搭載
・HD800やUtopia等のフラッグシップ級ヘッドホン向け専用SDF
・±4.5V/±6Vの2段階アンプ電圧切り替え機能で高耐久と大出力を両立
・特性大型ヒートシンク+カーボンファイバー背面で高効率冷却
・操作性のリニューアルと新カラー&デザイン

一般の製品はリリースされるとひとつのチューニングを基本としながら、ユーザーのニーズに合わせたEQやDAC Filterで音響調整をします。LP楽彼は音波形分析と聴感分析の匠が2種類の基本チューニングを設定。切り替える事でひとつでふたつのチューニングを楽しめます。TUNE01ではより広がりのある音となり、人の声を特徴とする楽曲に最適としています。TUNE02では精巧な音となり、交響曲や複雑な楽曲に最適です。

32Ω負荷での最大出力は890mWを記録しています。低いノイズフロアと、時間領域では正確な信号再生を達成しながらも、PAV±6V時に60分の再生ではスマートフォンのバッテリーは4%程度の消費となりました。最適化した覆銅設計に熱処理工法、回路設計は高いドライブ力を備えつつも低消費電力問題を解決。高出力が必ずしも高い消費電力を意味しないのです。雑味や粗さと無縁なリファレンスサウンドを実現。

全高調波歪みとノイズの比率(THD+N)は約-92dBと非常に低く、極めてクリアかつ臨場感のある繊細な音を提供します。

W2シリーズのクラシックなチューニングコンセプトをブラッシュアップ。CS43131チップによる楽彼チューニングの実現。クリーンなサウンドはゼロノイズが生み出します。低インピーダンスの高感度イヤホンと、大幅に増加したパワーでも、精緻設計がノイズから解放します。
多くのプリセットEQとイヤホン特化チューニングで、あらゆるニーズや楽しみ方に対応します。

アンプチップの動作電圧がドライバー感度に与える影響を研究した同社はインイヤモニターとオーバーイヤーヘッドホン向けに電圧を最適化する「PAV切り替えモード」を搭載。さらに特定のイヤホン/ヘッドホンの特性に合わせたサウンドスタイルに切り替える事のできる「SDF切り替えモード」も搭載。SDFとHigh Gainを組み合わせるとフラッグシップ級ヘッドホンですら完全に駆動します。

機器が持続的に高出力を維持するために優れた冷却設計は非常に重要です。DACチップおよびヘッドホンアンプチップからの熱を効果的に放出するために設計された特製大型ヒートシンクを導入。
回路配置/配線/電源/コンデンサ/アンプ全てを再設計し、瞬間的なピークではなく持続的に安定した出力がパフォーマンスを最大化します。

重さわずか26gのコンパクトを完璧にコントロールしたサイズ。軽さこそが持ち運びの秘訣。Type-Cのコネクタを採用し、ケーブルの着脱も可能。同社アップグレードケーブルだけでなく品質や長さの違う様々なモデルと組み合わせることができます。

本体にはボリュームを操作するシングルノブしかありません。スタイリッシュに操作が完了します。ALPS製の高品位パーツは高い精度に加え、確かなクリック感を残してくれます。

・音楽だけでなく映画やゲームにも最適なEQを用意
・3.5mmではPOとSPDIF、4.4mmではバランスPOに対応

※Lightning端子などの制限された電源供給では本製品本来の性能に達しない場合があります。外部電力を供給できるAppleカメラキットの仕様を推奨。