ノイズキャンセリングイヤホンNoise Cancelling Earphones

ノイズキャンセリングイヤホンは、内蔵マイクで外部の音を収集し、デジタル処理で「雑音を打ち消す音」を発生させてノイズをキャンセルする技術「アクティブノイズキャンセリング」が搭載されたイヤホンです。雑音の中でも音楽を楽しむのに非常に効果的で、通勤・通学時の電車内などでの利用におすすめです。周囲の音がカットされるため、音量を上げ過ぎずにクリアな音質を楽しめるので、耳に優しいというメリットもあります。

ソニーのノイズキャンセリング

ソニーはデジタル信号処理によるノイズキャンセリング技術を開発し、2008年に世界初のデジタルノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC500D」を発売しました。この製品は人気を博し、その後もソニーは次々とノイズキャンセリング搭載ヘッドホンやイヤホンを発表し、高い技術力で高評価を得ています。2021年に発売された完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」は、その高品質なノイズキャンセリング技術が話題となり、非常に人気があります。

有線タイプ

ノイズキャンセリングイヤホンは完全ワイヤレスイヤホンが主流となりつつありますが、有線接続タイプも販売されています。主にBOSE、SONY、オーディオテクニカなどのオーディオメーカーから発表されています。中でもオーディオテクニカのヘッドバンド型ワイヤレスイヤホン「ATH-ANC400BT」は、ワイヤレス使用時でも約20時間使うことができ、有線接続にも対応しており、電池切れの心配がないため長時間の利用におすすめです。

ワイヤレスタイプ

ワイヤレスイヤホンとは、オーディオプレーヤーやスマートフォンとBluetoothで接続して使用する、ケーブルのないイヤホンのことです。特に左右のイヤホンが独立している完全ワイヤレスイヤホンは、「ノイズキャンセリング」や「外音取り込み機能」、「通話マイク」などの最先端機能を搭載しているモデルが多く、その利便性の高さから大変人気があります。