Victorビクター

Victor（ビクター）は1927年に設立された「日本ビクター蓄音器株式会社」から始まる、長い歴史を持つ日本のオーディオブランドです。蓄音機から流れる亡き飼い主の声に耳を傾ける犬・ニッパー君のロゴマークでも良く知られています。ビクターの特徴といえば「WOODシリーズ」があがります。音の伝搬速度が速く振動の減衰特性に優れた性質を持つ”木”でスピーカーの振動板を作る、というこの試みは1970年代からスタートし、さまざまな困難を乗り越えつつ2003年に世界で初めて”木の振動板”を製品化しました。

WOODシリーズの完全ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000T」

「HA-FW1000T」は、木の振動板を採用した完全ワイヤレスイヤホンです。Woodシリーズの技術はヘッドホン・イヤホンのドライバにも応用され、2008年に世界初となる木の振動板を採用したイヤホン「HP-FX500」を発売しました。2021年には直径11mmと大型のドライバを採用した完全ワイヤレスイヤホンを発表し大きな話題となりました。

オーディオ・シアターシステム

ビクターのオーディオシステムは、振動板に木を採用した独自の「ウッドコーンスピーカー」を搭載したオーディオシステムで知られています。ハンドメイド限定モデル「EX-B3」や、2020年に発表されたコンパクトコンポーネントシステム「EX‐D6」など時代に合わせて進化をし続けています。

モニターヘッドホン「HA-MX100V」

「HA-MX100V」は、ビクタースタジオエンジニアが音質チューニングしたハイレゾ対応スタジオモニターヘッドホンです。「ビクタースタジオのモニタースピーカーで聴く現場の音をヘッドホンで再現する」というコンセプトのもと開発されたヘッドホンは、豊富な情報量を持つハイレゾ音源においても高い再現性を実現しています。音像のクリアさからリスニング用途としても人気を誇っています。