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設置するシステムによって機器の音が変わる - 昔から言及されているものの理由はいまだ判明しないオーディオの謎の一つです。Telos Audio Design代表としてオーディオアクセサリー機器を開発し、またハイエンドオーディオ機器の代理店として各国のオーディオ機器を取り扱っていたJeff Lin氏はいつもその謎に悩まされていました。数多の実験の結果、システムによる音の違いは、システムのアース状況によって引き起こされるものだと突き止めたのです。■ 一般的な大地アース アース設備というのは、もっぱら安全性という目的のために常に存在してきました。たとえば、感電の危険防止、雷からの保護、ノイズの防止などの機能です。満足のいくアース設備、とりわけオーディオ用途の要求を満たすアース設備を手に入れるのは、ほとんど不可能です。たいていの場合、それらのアース設備は最低限の安全要件を満たすことを遵守しているだけです。一般的なアース設備は、「中性線(ニュートラル線)」と「アース線」を一緒に接続しているか、レセプタクル(コンセントやソケット)にアースがなく、アース線をどこにも接続していないことが多いのです。これでは、家庭の電気機器からのノイズが「中性線」を汚染し、これによって干渉が生まれてしまいます。インバーターエアコンのような電気機器や、コンピューターのようなスイッチング電源を備えた機器が、最高レベルの干渉を発生させてしまうのです。 オーディオ製品のセットアップにおいては、アース設備の効果の良し悪しがそのままバックグラウンドノイズに影響を与えます。電気の基準点となる場所がノイズで汚染されてしまうと、その汚染は信号経路に入り込み、それがノイズとして聞こえます。このノイズは、デジタル回路に入り込んでビットエラーを引き起こす可能性も持っています。 これらの問題を解決するためには、今までオーディオシステムだけのために単独の大地アースを設置するしかありませんでした。■ 一般的なパッシブ仮想アース 1つのオーディオシステムためだけに単独の大地アースを設置する - これは誰もが考える理想的な環境ではありますが、実施できる人は極々一部です。集合住宅は言うまでもありませんが、戸建ての住宅であったとしてもオーディオシステムごとに分離された大地アースを設置するのは不可能に近い行為です。そこで考え出されたのが仮想アースと呼ばれる機器です。大地アースを設置するのが難しいのであれば、大地アースの代わりとなる機能を供給する機器を用いるほかありません。 市場にある仮想アースには、大きく分けて2種類あります。銅板や鉱物粉を使ったパッシブタイプと、Telos Audio Designのアクティブタイプです。 構造的にシンプルで安価なパッシブタイプですが、実は電圧の変化を軽減する程度の効果しかありません。アースにノイズが流れ込むためには、十分に基準電圧が低く、インピーダンスが極めて低い必要がありますが、どのパッシブタイプであれ実現できません。パッシブタイプの筐体サイズでは、接続した機器の電圧変動に影響され、安定化することができないのです。■ Telos Audio Designが考案したアクティブアース Telosのアクティブアースはアースの基準値となる高精度な電圧をCPUを使って計算して生成しています。これにより、接続した機器の電圧変動に極めて短い時間で対応し、それぞれの装置に一貫した基準信号を与えます。また基準信号の伝送は極めて低いインピーダンスで行われます。これにより単独の大地アースと同じ効果をアクティブアースを使うことにより得ることができるのです。アクティブアースによって生み出されたアースの電位はオーディオ機器のためだけに使われるので、他の一般的な家電製品のノイズからは完全に隔絶されるのです。 GNR 3.1は2つのQNR3.1 - 電源ノイズ低減器と1つのアース発生器によって構成されています。このQNRユニットは元々Telos Audio Designのケーブルエージング機器QBTのために製作されたものです。現在ではAcoustic ReviveやTiglonをはじめとした著名なオーディオケーブルメーカーで使用されているQBTにおいて、ケーブルエージングのために正確な基準信号を生み出すためには、電源ノイズの低減が必要不可欠なのです。これはアース基準電位の生成においても同様であり、GNR 3.1は外来の電源ノイズに関わらず真なるアース基準信号を接続された機器に供給することができるのです。 GNR 3.1の十分に電位が低くインピーダンスが極めて低いアース出力ターミナルに流入してきたノイズは、内部のアース発生器内蔵のノイズ除去システムによって取り除かれます。また、各ターミナル間はアイソレーションされているため、相互にノイズが干渉することはありません。■ Version 3.1 3.1を冠した製品では、使用するパーツの選別を今までの機器より厳密に行っています。これまでも許容差が狭い高価なパーツを使っていましたが、3.1の基準ではそこから選別し、おおよそ16個に1個しか製品に採用することができません。言い換えれば、1万個以上のパーツを購入しても、3.1の基準をクリアするものは数百個程度しかないのです。 この選別により、Telosの革新的なアイデアを用いた製品は、パーツ精度から発生していた設計段階と量産時の差がなくなり、Telosが理想とした効果を発揮します。■初代GNRからGNR 3.1へのアップデート すでに初代GNRをお使いのユーザーは所定のアップデート費用にて、GNR 3.1へアップデートすることが可能です。ご希望の場合には、ご購入店及びTelos Audio Design製品正規取扱店にご相談ください。[ 接続例 ]音質改善の用途に応じて、通常は1 台または2 台のGNR3.1をご使用になるようお勧めいたします。ご使用のシステムでGNR3.1を使用する例を以下に示します。背面の左側に3個、右側に3個のアース接続端子があります。これらの端子とお使いの機器の入出力端子、もしくはアース端子をアース信号ケーブルで接続します。GNR3.1は2 つの独立したプロセッサー・ユニットを装備しているので、一方をデジタル機器用、もう一方をアナログ機器用に使用することができます。2台のGNR3.1を、それぞれデジタル機器用、アナログ機器用に分けて使うこともできます。※標準付属のケーブルは機器接続側がYラグもしくはRCAプラグの各3本になっています。他の接続ケーブルをご希望の場合には正規取扱店にご相談ください。※機器にアース端子がない場合には、筐体にねじ止めすることで同様の効果を得られる場合がございます。ただし、ねじ止めする場合には機器の保証外になる 恐れがあります。接続する機器の取り扱い説明書をご確認の上、自己責任にてご接続ください。※接続方法によってはアースループが発生し、音質が損なわれる場合があります。最適な接続方法はシステムによって異なりますので、色々な方法をお試し いただければ幸いです。デジタル・ミュージックサーバー:デジタルポート(USB、RJ45、HDMI など)入出力端子、またはアース端子に接続します・ CD プレーヤー : RCA/XLR 入出力端子、またはアース端子に接続します・ DAC : AES/USB またはS/PDIF( 同軸) 入出力端子、またはアース端子に接続しますアナログ・プリアンプ : RCA/XLR 入出力、またはアース端子に接続します・パワーアンプ : RCA/XLR 入力、またはアース端子に接続します・ターンテーブル/ フォノイコライザー : アース端子に接続します電源・電源タップ:アース端子、iFi audio iPurifier AC、もしくは2p-3p 変換アダプタを介して接続します※iPurifier AC, 変換アダプタは付属しておりません※仕様は予告なく変更になる場合がございます
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