WAGNUS.で使用しているハンダには、最新鋭のものから激レアヴィンテージのものまで、古今東西様々あります。 そして、現在実は開発実験として「究極のハンダ」を製造する上で、様々なハンダの実験テストを行なっている最中なのですが、そのテストバージョンのケーブルがこちらです。（つまり試験用ケーブルを特別放出！）
今回、WAGNUS.の現行モデルで最もスタンダードと言えるMeridian Qに、ハンダの合金に通常ならオーディオ用途では採用されていないであろう、特別なものをセレクトしています。それは通常、ハンダは錫と銀と銅や鉛といった混合素体の構造で作られ、内部にヤニを入れられたものを使いますが、こちらは「究極のハンダ」のテスト品である、錫１００％でヤニ無しという特殊構造品でハンダ付けをしています。そして、フラックスには後塗りの高品位なものを使用しハンダ付けをした工程の試験モデルが、このバージョン1＆バージョン2という二種類の異なるハイグレード素材導入仕様の特殊なMeridian Qになります。

Ver.1とは異なるタイプの高品質な錫１００％ハンダ仕様でサウンドも異なり、全体的にクリアで中高域の明瞭感が高いスパークルな音。比較して、キレ感とスパーキーさがより強く出ている高域。さらに一歩近づきブレスまで耳元で聞こえてくるようなボーカルに、スピード感があるギター描写の中域。ニュートラル寄りながらもベースの音輪郭がファットな低域。全体としてややクール目で、アタック感が抜群のロックテイストなサウンドになっています。
NU-1に近い感触も見受けられますが、どこか荒涼とした雰囲気と派手さが個性的なキャラクターとなっています。Ver.2の特殊アートワークとして、R側には濃厚なダークスモークカラー、L側には薄いダークスモークカラーの塗料、そしてどちらもシルバーグリッターふんだんにを施しています。