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ONIXのMystic XP1とAUDEZEのLCD-X 2021を組み合わせてUSB-DACモードで試聴します。接続方法としては、聴き慣れたスマートフォンをC to Cのケーブルで接続し、音源はSpotifyを使用します。 LCD-Xは、解像度が高く音の傾向としてはフラットで余計な着色がなくシンプルで聴きやすいというのが特徴的ですが、XP1と組み合わせて聴くと、平面磁界駆動型特有の高音域の伸びがより一層良くなりますが、変に角が立って「キャンキャン」と鋭く鳴ることはなく、聴きやすさはそのままに長所だけを伸ばしてくれます。パワーがないとアップテンポな楽曲で試聴した時に、失速感が感じられたり、天井の低さを感じる狭い空間で聴いているような聴こえ方になりますが、本モデルはそのような事はなく、しっかりと聴けました。 一音一音に薄い膜をコーティングして耳当たりを優しくしつつ、音の芯の太さや硬さはそのままなので、迫力が衰える事はありません。 本モデルは、音色がクール系のサウンドなので、さっぱりとした解像度の高いヘッドホンと組み合わせて聴くと相性が良いです。 是非、ご試聴下さい。
FUJIYA AVIC
中野店
TSUBASA(ツバサ)
DAP:SONY ZX707 ヘッドホン:SENNHEISER HD660S2 GAIN:ノーマル M-POWER:OFF 試聴楽曲:Acid Black Cherry / INCUBUS ロックサウンド、ディストーション多めの曲で試聴してみました。 全体的に柔らかい音で、ボーカルのハイトーン、艶やかさが強調されます。楽器のバランスはギターがメインで、メインのギターラインとサブのラインがキレイに混ざっていてとても聴きやすいですね。ストロークも低音に潰されないので音色としても心地いい音でした。早いリフなどもしっかり音色の移り変わりがわかります。メインをしっかりそのまま、ホールで響くような迫力もあります。ドラムはキック感はありますが少し控えめな印象です。ギターエフェクトが強くてもスッキリしていて聴きやすくギターが映えますね。 M-POWER ON 外部電源を使用して比較してみました。 すぐに分かったのは全体的に音像が一気に上がります。低音もブーストされたイメージです。 ボーカルもよりくっきりして、柔らかめのイメージからクール系に変わりますね。ギターラインも一気にエネルギッシュになりガラッと変化します。鳴り始めはパワフルで耳の中を通る時には柔らかさも残っているので余韻がキレイでした。雰囲気は変わりますが、元のいいところは残してる、という感じです。 ロックとの相性は個人的には抜群だと思ってます!ぜひご試聴ください!!
加津志(カツシ)
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