MEST シリーズは骨伝導を取り込む事で高評価を頂いており、Mest JetBlack は新たなる進化を遂げています。進化したハイブリッド骨伝導システムとクロスオーバー技術を導入しています。コンポジットバランスドアームアチュア(以下 CBA)骨伝導ドライバー2 基が低~中域を担い、圧電式骨伝導ドライバー(以下PE)が高域を対応。これらが耳の周囲の骨を通じて音を届けます。更に通常にカナルに音を向けるダイナミックドライバー(以下 DD)1 基、バランスドアームアチュアドライバー(以下BA)4 基と静電容量ドライバー(以下ES)2 基で空気伝導を搭載しており、低域から超高域までの周波数帯域を心地よく、バランスよく、忠実に再現します。

・空気伝導:DDx1(Low)、BAx2(Mid & High)、ESx2(Ultra High)
・骨伝導:CBAx2(Low & Mid)、PEx1(High)

6 年間の研究とテストを経て、UM は革新的なハイブリッド骨伝導システムと骨伝導クロスオーバー技術を開発しました。 複合バランスドアーマチュア骨伝導ドライバーと圧電骨伝導ドライバーの特性を改良することで、UM は新しいハイブリッド骨伝導システムにシームレスに統合しました。クロスオーバー技術により、各周波数帯域は専用ドライバーによって処理され、歪みが低減され、骨伝導補正の詳細が向上します。

・ 複合バランスドアーマチュア骨伝導ドライバーは、低周波および中周波信号に重点を置きます
・ 圧電骨伝導ドライバーは、高周波信号を処理します

空気伝導と同様に、骨伝導クロスオーバー技術は、全周波数範囲を処理する単一のドライバーの負担を軽減し、非線形歪みを最小限に抑えて、より自然なサウンドを実現します。この進歩により、比類のない聴覚体験が実現します。 複合バランスドアーマチュア骨伝導ドライバー 2 台と圧電骨伝導ドライバー 1 台を戦略的に組み合わせることで、UM は新しいハイブリッド骨伝導システムと骨伝導クロスオーバー技術の先駆者となりました。

絶え間ない音への追及を行う中、シェルは漆黒のセラミックを採用。セラミックはジルコン粉の処理後、1600°Cで焼結され、シェル自体が約 1/3 のサイズに縮小されます。各ステップで計測し、最終形状と光沢感を出しています。完成されたセラミックは非常に硬く、音質特長に適した性質を持ちます。密度が高く、安定した音の伝達を保ち、歪やノイズを抑えます。また外部音の侵入も防ぎます。硬いため傷に強い堅牢制と金属とは違う肌触りと熱伝導率を持っています。

MEST シリーズ用にアップデートされた専用レザーケースは 8 割を高級イタリア産の革をUnique Melody のイメージカラーであるブルーを基調にしたデザインです。1.3-1.5 mm厚みの革は丈夫で気品な光沢があります。中央フタはインド産羊皮を採用し、柔らかいベルベット調の仕上がりにしています。内側のライナーがネイビーブルーに染め上がっている韓国産牛革を採用し、長年使用可能な耐久性と収縮性を実現しています。ケーブルなどの管理用に円形マジックテープもケースに含まれています。内蔵されたポケットにイヤチップや他アクセサリーも収納可能です。