出力 50W + 50W (8 ohm) 大出力を達成する強力電源回路、160VA 大型トロイダルトランスを搭載、さらに、10,000μFコンデンサー大型コンデンサーx2を出力段に、2,200μFコンデンサーを入力段に採用されており、電源供給はパワー段、プリ段に分けて供給されています。

別売MMカートリッジ用フォノアンプ Fono MMと設計思想を共有するMMカートリッジ対応フォノ入力を搭載。ICを使用するなどコンパクトな回路ながら入力回路、RIAA回路を分けるなど、相互干渉を最大限に抑えています。結果、RIAAカーブの精度は、+0.5dB以下(100Hz-20kHz) を達成しています。

CDからその座を奪いつつある音楽配信サービスを高音質で楽しむためDACをBrioシリーズとして初めて搭載、デジタル入力端子には、光、同軸端子、2系統を採用しました。DAC chipは、Rega CDプレーヤーやDACでも採用し、高評価を獲得しているWolfson WM8742を搭載、さらに、DIRに、Wolfson WN8805を採用し、入力されたデジタル信号を正しく識別し、DACへと送りこみます。

Brio MK7でも基盤上の回路設計を見直し、高音質化を実現、回路設計の最短化だけでなく、DACやフォノ回路との間隔も取り、デジタルノイズからの干渉や、位相の乱れ、歪の低減を実現、さらに、音質で定評が高く、Borioシリーズで採用されてきたアルプス社製のアナログボリウムを初めとするオーディオ用高音質パーツを搭載しまいした。

Brio MK7のシャーシ全体がヒートシンクとなるよう、5mm厚保のアルミ合板を採用した放熱設計としました。さらに、トランジスターを6mm厚のプレートにマウントし、ボトムプレートへ熱を誘導する機構設計を採用しています。

1973 年 英国Essex 州で設立。社名は、設立者である Tony Relph、Roy Gandy から名前を取ったRega としました。設立以来、50 年以上に渡って、アナログプレーヤー、アーム、カートリッジ、フォノステージといったアナ□グ関連の製品をCD全盛の時代であっても、継続して開発してきました。「Made in England 」にこだわり、キャビネット、アームは勿論、リッツ線にいたるまでイングランドにある自社工場にて開発生産しています。また、調達部品の殆どは英国内で調達されるなど、細かい部品に至るまで、品質にこだわった「モノづくり」をおこなっています。モデルラインアップは、アナログ関連製品のほか、CD プレーヤー、アンプ、スピーカー、ケーブルといったアクセサリー類まで広がっています。
2015 年には、生産の全てをまかなうイングランドの本社工場を大きく拡張したほか、海外で成功した企業に送られるQueen’s awards や、優れた英国内の工場に与えられるUK manufacturing awards を受賞しています。更に、2019年、2021年の2回に渡り本社工場の増床、増築、さらに、パーツ倉庫の拡充した他、工場は、現在7錬となり、工場内にあった物流センターも現在は、増築した工場錬の横へ独立し、迅速な出荷を実現しています。
創業者であるRoy Gandy氏 は、現在でもRega の中心として、その情熱を製品の開発・設計に注いでおり、優れた製品を世に送り出す一方で、後進の育成にも精を傾けており、現行のPlanar シリーズやアンプ、フォノステージは、 Gandy氏が育てたエンジニア達が中心となって企画・開発・設計がされており、Gandy氏が創業時から掲げる、「コストパフォーマンスに優れたターンテーブルやオーディオコンポーネントを提案していきたい」という情熱は次世代へと継承されています。

Regaのプリメインアンプは、ターンテーブル Planarシリーズに次ぐ販売実績を誇るRegaのメインカテゴリーです。
中級価格帯までのモデルには、Phono回路(MM) を、上級価格帯のモデルはレコード再生用に音質を重視した入力を用意し、Planarシリーズが最高の環境で再生できる設計が施されています。また。搭載されているPhono回路は、regaのPhono MMと回路設計が共有されており、一体型のメリットを生かしたレコードの高音質再生を実現しています。
クラスを超えた大型トロイダルトランスと大型コンデンサーを贅沢に使った電源供給回路や回路の最短化と各回路の設置場所を最適化し、回路の独立化とノイズ対策、位相の改善を図るなどプリメインアンプとして、高い仕様を誇っています。
尚、2025年後半には、いよいよブランド初となる プリアンプ、パワーアンプの発売計画もあり、ラインアップが一層充実する予定です。