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FUJIYA AVIC 中野店
Yuto(ユウト)
2025.4.11
【ポテンシャル満載】Kiwi Ears AetherをNunchakuで試聴してみました! 今回の試聴では、USB DACとしてNunchakuを使用しましたが、Kiwi Ears Aetherは駆動力によって音質が大きく変化するイヤホンであると感じました。パワーが控えめなDACで鳴らすとかなり落ち着いた音になりますが、個人的にはある程度パワフルなUSB DACやアンプを組み合わせることで本来の実力が発揮される印象です。特にNunchakuとの組み合わせは相性が非常に良く、鮮明かつ力強いサウンドを引き出してくれました。 音質面で特筆すべきは中低域の素晴らしさです。製品説明にもあるように、「トーン・インテグリティ」を追求して開発されたという点が納得できるほど、この帯域の響きが特徴的で、他のイヤホンではなかなか味わえないリアリティがあります。まるで上質なスピーカーで聴いているかのような自然で豊かな響きを楽しめます。 また、15.3mmの大型平面駆動ドライバーを搭載していることから、音数の多さや表現力も非常に高い水準です。音場の広がりや細かなニュアンスの再現性は、この価格帯としては驚異的なレベルに達しています。 広大なサウンドを感じられます。 Kiwi Ears Aetherはしっかりと駆動できる環境を整えることで、真価を発揮するイヤホンです。アンプやDACの選定によって音質が大きく向上するため、パワフルな駆動環境と組み合わせて使うことを強くおすすめします!!
【手軽なスマホサブスク高音質環境を作るならこれ】 ZiiGaat Arcanis × Questyle M12i/M15C/M15i シンプルに始めて、好みに合わせて広がる音の世界が作り出せます! ZiiGaat Arcanisは、クセの少ないバランスと繊細な表現力が魅力のイヤホンです。 最近、個人的にかなり気に入っているイヤホンになります。 今回は、このArcanisをQuestyleの3つの新製品USB DAC M12i、M15C、そしてM15iと組み合わせて聴き比べてみました。 ⸻ ■ M12iで聴く:素直で繊細。コスパに優れたスタートライン 3.5mm接続でシンプルに聴くなら、M12iは非常に完成度の高いDACです。 Arcanisの持ち味であるナチュラルな音作りをそのまま活かしつつ、中域がしっかり前に出て音楽を楽しく聴かせてくれます。どちらもクセが少ない製品同士なので、音のバランスを崩すことがなく、安心して「音楽を楽しめる」組み合わせです。 コストパフォーマンスも非常に高く、Arcanisをリケーブルせずに使いたいならまずはこれで間違いありません。 ⸻ ■ M15Cで聴く:厚みと解像感。よりリスニング寄りの楽しさ 次に、M15Cで同じく3.5mm接続で試聴。 M12iと比べて中低域のハリやパンチ感がしっかり出てくるようになり、全体的により力強く、エネルギッシュなサウンドへと変化します。 さらに、解像度も1段階上がったような印象で、細かな音のディテールまでより明瞭に感じられるようになりました。音楽を“しっかり楽しむ”という点では、個人的に非常に気に入った組み合わせです。 唯一の注意点はサイズ感が一回り大きくなること。携帯性より音質優先で選ぶなら、M15Cは非常におすすめです。 ⸻ ■ M15iで聴く:最もフラットでモニター的な万能型 最後に、M15iを3.5mm接続で試しました。 このモデルは解像度が高く、3機種の中では最もモニター寄りかつバランスの良い音に感じられました。音にクセが少なく、どんなイヤホンにも合わせやすい**“万能タイプ”のDAC**と言えます。 また、4.4mmバランス接続時は完全フルバランス出力に対応しているので、今後Arcanisをリケーブルしてバランス接続すれば、さらに大きな変化が期待できそうです。今回はアンバランスでの試聴でしたが、次回はぜひ試してみたいポイントです。 ⸻ ■ 結論:使い方に合わせて、ベストなDACを選ぶ 個人的なおすすめをまとめると以下の通りです: • M12i:価格以上の音質とコンパクトさ。コスパ最強の入門機 • M15C:中低域の厚みと解像度アップで、より楽しく音楽を聴ける。個人的に1番おすすめ。 • M15i:フラットで高解像度、どんなイヤホンにも合わせやすい万能タイプ。 ZiiGaat Arcanisの素直な音作りは、どのDACとも相性がよく、DACのキャラクターが素直に音に反映されるのも魅力の一つです!
FUJIYA AVIC
中野店
【ZiiGaat 5機種 聴いてみた】 ZiiGaatは中国発の新進ブランドということで、前から気になっていましたが、今回ようやく試聴する機会がありました! クセの少ないNipo A100を使って、現行の5機種をざっくりと聴き比べてみました! Lush 中域が強めで、インパクトのある鳴り方。全体的に明るく、パンチも効いていてパワフルなサウンド。 女性ボーカルは高域にややザラつきを感じる帯域もあるけれど、元気よく鳴ってくれる印象。 Arcadia 低域〜中低域の厚みがしっかりしていて、それがとても心地いい。 ボーカルもちゃんと前に出てきて、聴いていてバランスが良い。 全体的に温かみのある鳴り方で、透明感や抜けを求める人には少しおとなしめに感じるかもしれないが、個人的にはかなり好み。 Odyssey Arcadiaよりも重心が少し上がって、全体のバランスがさらに整った印象。 中高域がやや主張するけど、それが透明感につながっていて良いアクセントに。 いろんなジャンルを聴きたい人には、これが一番の万能機かも。 Estrella 再び低域に重心が戻ってきたモデル。Arcadiaよりもサブベース寄りで、ぐっと沈み込むような低音。 女性ボーカルも艶を保ったまま鳴ってくれるので、土台がしっかりした“大人っぽい鳴り方”という印象。 Arcanis 最後にこれ。5機種の中で一番高価なモデルだけあって、一聴してすぐに分かるクオリティ。 空間の広がり、分離感、奥行き感、すべてがワンランク上。 ボーカルもホールで聴いているような立体感があって、とにかく気持ちよく聴ける。バランスも◎。 【まとめ】 すべて聴いてみて、やはりArcanisの完成度の高さには驚かされました! 分離感も抜群で、どんなジャンルを聴く方にもおすすめしやすいモデルです。 ZiiGaatはどの製品もしっかり個性が出るように巧みにチューニングされていて、これから出る新製品もぜひチェックしていきたいブランドだと感じました!
Astell&Kern PD10 × Empire Ears TRITON/RAVEN/ODYSSEY 試聴レビュー ■ Astell&Kern PD10 AK4498EXのチップが採用されているということで非常に楽しみにしていたDAPですが、実際に聴いてみると期待通り、【繊細で表情豊かなサウンド】が特徴的でした。 最近よく見かける4499EX搭載モデルと比べると、最初はやや軽やかに感じられるかもしれませんが、じっくり聴き込むことで音の奥行きや自然な質感の良さがじわじわと伝わってきます。 また、DACフィルターの変化がとても分かりやすい機種でもあると感じました。 個人的にはSuper Slow Roll-offフィルターが特に自然で聴きやすく感じられました。 滑らかで疲れにくく、どんなイヤホンと組み合わせてもナチュラルに音楽を楽しめる印象です。 さらに、付属のドッキングクレードルを使えばホームオーディオ環境にも活用できるのが大きな魅力。DAP単体としての完成度の高さに加えて、据え置き用途でも“味変”が楽しめるのは非常に魅力的だと感じました。 ■ TRITON W9+ダイナミックドライバーによる低域のパンチが絶妙で、PD10との相性も抜群でした。 【迫力のある低音がしっかりと滑らか】に制御されていて、ただ強いだけではなく躍動感と聴きやすさのバランスが非常に良いです。 ボーカル曲も楽しく聴けますし、ロックやバンド系の楽曲ではノリの良さが際立ちます。幅広いジャンルに対応できる万能なチューニングで、長時間のリスニングでも疲れにくい点も好印象でした。 ■ ODYSSEY 久々に聴いてみて、まず感じたのは高域の伸びやかさと情報量の多さでした。 PD10ではHigh Gain設定にすることでESTドライバーの表現力が一層際立ち、ギターの弦のキレやシンバルの響きなどがとても鮮明に感じられます。 【全帯域にわたってエネルギー感】があり、どの音もハッキリと聴かせてくれるので、細かな音までしっかり聴き取りたい方には非常におすすめです。 ただし、非常に情報量が多く刺激的な音でもあるため、長時間の試聴では少し疲れる場面もあるかもしれません。 ODYSSEYの後にTRITONを聴き直すと、TRITONも十分躍動感のあるサウンドですが、少し落ち着いて聴こえるほど。ODYSSEYの表現力の高さが際立ちます。 ■ RAVEN 最後にRAVENを試聴。低域の濃さと迫力にすぐに惹き込まれました。 ODYSSEYと比べると重心がさらに下がり、ボーカルはグッと前に出てきます。TRITONの程よいパンチとODYSSEYの鮮明な描写、両方の“いいとこ取り”のような音作りで、まさにフラグシップらしい仕上がりです。 特に注目したいのが、骨伝導ドライバーによる中高域の自然な広がり。低域の力強さに加えて、繊細なサウンドもしっかりと聴き取れるのが印象的で、PD10のDACフィルターとの組み合わせでも非常に相性が良かったです。Low Dispersion shortあたりを選ぶと空間の広がりがより自然に感じられました。 ■ 総評 PD10とEMPIRE EARSの3機種を聴き比べてみましたが、それぞれがはっきりとした個性を持ち、組み合わせによって音楽体験がガラリと変わるのが非常に面白いと感じました。 •TRITONは幅広いジャンルに対応できる万能さとパンチの効いた低域 •ODYSSEYは情報量と刺激的な表現力 •RAVENは全体を高い次元でまとめたフラグシップの完成度 それぞれがPD10のフィルターによって音の表情を変えられる楽しさもあり、EMPIRE EARSの魅力とPD10の柔軟性を存分に体感できた試聴でした。音の違いを楽しみたい方、自分好みに音を調整していきたい方にとって、この組み合わせは非常におすすめです!!
【圧倒的な表現力】E7×AD1955×EA4で引き出すMacbethの真価 今回の試聴では、Luxury & PrecisionのE7 4497 STANDARDに搭載されているDACカードを、AD1955カードへ換装し、【EA4専用ラインアウト機能】を活かしてEA4ポータブルアンプと組み合わせました。 IEMにはForte EarsのMacbethを使用し、J-POPからオーケストラまで幅広いジャンルを通してそのポテンシャルを探りました。 AD1955カードの透明感 標準搭載のAK4497 DACでは、音に迫力と滑らかさがあり、特にポップスやロック系でエネルギッシュな印象がありました。しかし、AD1955カードに交換するとその傾向は大きく変化します。 まず驚いたのは音の澄み切った透明感。 音場はより広がりを見せ、楽器ひとつひとつの質感がぐっと生々しくなります。 ピアノの打鍵の繊細な減衰や、アコースティックギターの胴鳴り、さらには弦楽器の弓の動きまで、空気の揺らぎごと描き出すようなリアリズムが印象的でした。 DACカードの交換でここまで音色が変わるのかと、改めてその構造的魅力を体感できる試聴でした。 Forte Ears Macbeth すべてが高水準なイヤホン 組み合わせたイヤホンは、【個人的にも強く推したいForte EarsのMacbeth】 多ドライバー構成のIEMにありがちな帯域間の断絶がなく、音楽としての一体感とエンタメ性を高水準で両立している稀有な機種です。 低域:ただ沈むだけではない「魅せる低音」 低域は、専用の超低域用ドライバー(おそらくSonion製「Diablo」)によるものと思われる、深く沈み込みながらもキレの良いアタックを両立した表現が魅力。 エレキベースの輪郭、バスドラムの押し出し感、そして重厚なオーケストラのコントラバスまで、力強くも輪郭が崩れない低音は中毒性があります。 中域:骨伝導が支える自然な存在感 中域は骨伝導ドライバーの影響が大きく、物理的な振動が音としての密度を補強しているためか、音像の実在感が非常に高い。 女性ボーカルの張りのある高音域から、男性ボーカルの中低域の厚みまで、自然で澄み切った音が前に出てきます。 ピアノの倍音やアコースティックギターのミッドレンジがとても豊かに感じられるのも印象的でした。 高域:クリアで伸びやかな鳴りと自然な余韻 高域はESTドライバーによって、解像感の高いサウンドを繊細かつ鮮やかに再現。 バイオリンの高音やシンバルの余韻、グロッケンの煌めきといった高域楽器の描写が非常に美しく、音楽全体の立体感を決定づける大きな要素になっています。 EA4アンプとの相性 Class Aで魅せる空間演出 アンプ側はEA4のClass A動作モードを選択。 さらにE7側の設定にて【EA4専用のラインアウト】の機能を使っています。 これにより音場が一気に立体的になり、空間の広がりが一層自然に。 とりわけオーケストラ曲では、弦の広がりや金管の定位感などがリアルで、コンサートホールに包まれているような臨場感を味わえました。 ボリュームは35程度で十分な音圧を得られ、13V駆動でも出力不足はまったく感じません。Macbethの高感度設計にEA4の強力な駆動力が噛み合った結果、音楽のダイナミクスが極めて自然かつ豊かに表現されています。 まとめ 今回の試聴構成は、音を無理に誇張するのではなく、アーティストが届けたい音の奥行きや空気感をそのまま引き出すようなイメージでした。 最近発売されたフラグシップイヤホンの中でも飛び抜けた音質のMacbethという高性能IEMを軸に、E7+AD1955+EA4の構成が生み出す深く、透明で、臨場感のあるサウンド。 音楽を「聴く」から「感じる」へと引き上げてくれるこのシステムは、高い自由度と音楽的楽しさを同時に求めたい方に、強くおすすめできる構成です!!
【HiBy M300/FiiO JM21/Shanling M1 Plusをfinal S3000で比較試聴】 finalのS3000を使って、HiBy M300、FiiO JM21、Shanling M1 Plusの3機種をシングルエンド接続で聴き比べました。 試聴楽曲はJ-POP中心で、イヤホン・DAPそれぞれの相性を中心に確認しています! ⸻ ■final S3000について S3000は、ややウォーム寄りの音色で楽器の質感が丁寧に表現されるイヤホンです。 中域がやや引っ込み気味な印象があり、最初は少し曇りを感じる方もいるかもしれませんが、聴き込むほどに繊細さと自然な音場が感じられ、非常に魅力的に思えてきます。 ⸻ ■HiBy M300 × S3000 M300との組み合わせでは、ボーカルが明るく前に出て、聴いていて楽しくなる音でした。 全体のバランスはニュートラルで、低域も適度に張りがあり、聴きやすい仕上がりです。 S3000はやや駆動力を要するため、ボリュームは7割前後が必要でした。 バランス出力は非搭載ですが、軽量コンパクトでAndroid搭載という強みがあり、便利なDAPです。 ⸻ ■FiiO JM21 × S3000 3機種の中で最もS3000をバランスよく鳴らせた印象です。 JM21は音の輪郭がはっきりしていて、高域までスッと伸びるクールな音傾向。 S3000のウォームな質感と合わさることで、各帯域の音がくっきり分離して聴こえました。 この中ではサイズはやや大きめですが、見た目以上に軽量で、操作性や再生力も高く、迷ったらこれを選んでも間違いないと思える完成度です。 ⸻ ■Shanling M1 Plus × S3000 M1 Plusは厚みはありますがコンパクトなサイズ感で、音も力強く厚みがあります。 ただ、S3000と合わせると少しウォーム感が強く出すぎる場面もあり、やや音が丸くなりがちです。 そのため、クール系やハイブリッド型イヤホンとの相性の方が良さそうに感じました。 Androidは非搭載ですがUIは非常にシンプルで、ローカル再生中心の使い方にはとても快適です。 ⸻ ■まとめ どの機種も個性があり、用途に応じて使い分けられる魅力的なDAPでした。 final S3000との相性だけで選ぶなら、FiiO JM21が最もバランスよく鳴らしてくれる印象です。 ストリーミングや持ち運びの軽快さを求めるならM300、シンプルな操作性やコンパクトさを重視するならM1 Plusも良い選択肢になると思います!
【比較レビュー】人気Bluetoothアンプを聴いてみる。 スマホと組み合わせるだけで、ワイヤレスでも驚くほど高音質なリスニング体験ができるBluetoothアンプ。スマホと有線で繋がなくていいのでスマホが自由に動かせるのも利便性が高いポイントです。 その中でも注目度の高い「FiiO BTR17」「Shanling UP6」「iFi GO blu」の3モデルを実際に聴き比べてみました。 使用機種はiphone15 proでAACコーデックでの接続になります。 イヤホンは水月雨 METEORを使用。 聴いたアーティストはヨルシカ、ザ・ウィークエンドなどなど。 ・FiiO BTR17 ― 低音の沈み込みと空間の広がりが魅力 BTR17はLowゲインでも十分な駆動力があり、バランス接続を活かせば多くのヘッドホンもしっかりと鳴らせる印象です。 特に印象的だったのが、重厚感のある低音。深く沈み込むような鳴り方で、まさに“聴きごたえ抜群”という表現がぴったり。空間表現も広めで、音のスケール感をしっかり感じられました。 迫力あるサウンドが好みの方や、ジャンルを問わず多用途に使いたい方におすすめの一台です。 ・ Shanling UP6 ― 鮮明さと明るさが際立つ高解像度サウンド UP6は、AAC接続とは思えないほど解像度が高く、音の輪郭が非常にクリア。特に低音の“弾み”をしっかり感じられ、音楽のノリを自然と引き出してくれるような印象を受けました。 こちらもバランス接続+Lowゲインでしっかり駆動でき、扱いやすさと音質のバランスが非常に優秀。明るめでシャキッとした音が好みの方には特に刺さる一台だと思います。 唯一気になる点は、バッテリー持ちがやや控えめなこと。長時間の持ち歩きには少し注意が必要です。 ・ iFi GO blu ― 小さくても“音楽が楽しくなる”存在感 GO bluは驚くほど軽量・コンパクトで、胸ポケットにも余裕で入るサイズ感。それでいて、音質は今でも十分通用するクオリティを持っています。 上記2機種と比べると解像度はやや抑えめですが、そのぶん音楽全体が聴きやすく、自然で楽しいチューニング。XBassやXSpaceといったiFi独自のアナログ補正も効いており、リスニング用途にはとても良い選択肢です。 発売から時間が経った今でも、携帯性と音楽性のバランスで“選ばれる理由”がある一台だと感じました。 ・個人的な好みは「UP6」 個人的にはShanling UP6の音質が非常に好みに合っていました。 解像度が高く、明るめで見通しの良い音作りは聴いていて気持ちよく、どんなジャンルもスッと耳に入ってきます。バッテリーの持ちはやや短めですが、それを差し引いても魅力ある機種です。 【まとめ】 最近のBluetoothアンプは音質も使い勝手も大きく進化していて、据え置き機と比べても遜色のないクオリティを持つモデルも登場しています。 これからポータブル環境を構築しようとしている方や、スマホ音源をワンランク上で楽しみたい方には、ぜひ一度体験してみていただきたい領域です。
【圧倒的な分離感】Meze POETをFiiO K19に接続して試聴しました! 楽曲は宇多田ヒカル、サカナクション、ONE OK ROCKなどJPOPを中心に聴いています。 まず最初に驚かされたのは、圧倒的な分離感と空間表現の豊かさです。 LIRICやELITEの技術を受け継いでいるとのことで、最新のドライバーが搭載されていることもあってか、音の一つ一つが明確に定位し、まるで実際にその場で聴いているような自然な広がりを感じます。 特にバックコーラスがある楽曲ではその力がはっきりと現れ、これまでのヘッドホンでは得られなかったような立体的なサウンドを楽しめました。 正直なところ【フラグシップクラスの音】だと思えてしまうほど自然で余韻も感じれる音です。 低域は深く沈み込むようなタイプではなく、くっきり・スッキリとしたタイトな低音。 反応が速く、空間に適度な響きを残すタイプで、バンドサウンドやEDMでも不足を感じさせないバランスです。 低音が主張しすぎることなく、全体のクリアさを保ちながらしっかりと支えてくれます。 ボーカル表現は特に秀逸で、クセのないナチュラルな鳴り方が印象的。 声のかすれや詰まりを感じさせず、まるで目の前で歌っているかのようなリアルさがありました。 JPOPとの相性も非常に良く、長時間聴いていても疲れにくいチューニングです。 高域はキツさがなく、自然にスッと伸びていくような音です。 楽器の倍音表現も豊かで、響きの余韻が空間に気持ちよく広がっていきます。 空間表現の広さとあいまって、音の抜けの良さが一層際立つ印象です。 総じて、ジャンルを選ばず万能に使えるヘッドホンだと感じました。 細かな音の分離や定位を重視する方、空間の広がりを求める方にはとてもおすすめです。 最近登場したヘッドホンの中でも、音質・使いやすさともに非常に優れた一台であり、特におすすめできるヘッドホンです。
【ボーカル曲おすすめ】Unique Melody UM Stardust[UNM-1895] レビュー 試聴環境:Onix Overture XM5(4.4mmバランス)使用 試聴曲:YOASOBI、フレデリックなどJ-POP中心 Unique Melodyらしい完成度の高いチューニングと、チタン3Dプリント筐体による独自の存在感が魅力のUM Stardust。今回はOnix Overture XM5と4.4mmバランスで組み合わせて試聴しました。 いくつかのプレイヤーと組み合わせましたがXM5との組み合わせが非常に弾む低音を出してくれて好みでした。 まず低域ですが、デュアルダイナミックドライバーの恩恵もあり、サブベースが非常に深くまで沈み込みます。キックは弾力とハリがあり、リズムの躍動感がとても心地よく、自然とノってしまうような楽しい音です。XM5の駆動力もあってか、低域の制動もしっかりしていて、輪郭のはっきりした低音を味わえます。さらに、ほんのりウォームな質感もあるので、聴き疲れしにくいのも好印象でした。 中域では、ボーカルが前方にしっかりと定位し、男女問わず自然で聴きやすい距離感です。音の質感は温かく、特にJ-POPの日本語ボーカルとの相性は抜群。刺さりのない優しい鳴り方で、聴いていて安心感があります。 高域は、芯がありつつも刺さらず、シンセやストリングスの繊細な音も綺麗に伸びてくれます。情報量も多く、高解像度ながら嫌な派手さがなく、全体のバランスをしっかり保っています。 ジャンルとの相性としては、J-POPやロックではリズム感とボーカルの両方が映え、非常に気持ち良く聴けます。EDMやシティポップでは、沈み込む低域と煌びやかな高域が立体的な空間を演出してくれます。アコースティックも、楽器の響きが自然でナチュラルに楽しめました! XM5のような高品質なプレイヤーと組み合わせることでしっかりとその良さを引き出してくれるようなイヤホンに感じました。 総じて、UM Stardustは“聴いていて楽しい”と素直に感じられるサウンドでありながら、細部の解像度や定位もしっかりと詰められていて、まさにバランスの良いハイブリッドイヤホンだと思いました。 20万円以内で手に入るイヤホンとしては非常に完成度が高く、特にJ-POPやボーカル中心で音楽を楽しみたい方におすすめです。 ぜひご試聴ください!!!
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【ポテンシャル満載】Kiwi Ears AetherをNunchakuで試聴してみました! 今回の試聴では、USB DACとしてNunchakuを使用しましたが、Kiwi Ears Aetherは駆動力によって音質が大きく変化するイヤホンであると感じました。パワーが控えめなDACで鳴らすとかなり落ち着いた音になりますが、個人的にはある程度パワフルなUSB DACやアンプを組み合わせることで本来の実力が発揮される印象です。特にNunchakuとの組み合わせは相性が非常に良く、鮮明かつ力強いサウンドを引き出してくれました。 音質面で特筆すべきは中低域の素晴らしさです。製品説明にもあるように、「トーン・インテグリティ」を追求して開発されたという点が納得できるほど、この帯域の響きが特徴的で、他のイヤホンではなかなか味わえないリアリティがあります。まるで上質なスピーカーで聴いているかのような自然で豊かな響きを楽しめます。 また、15.3mmの大型平面駆動ドライバーを搭載していることから、音数の多さや表現力も非常に高い水準です。音場の広がりや細かなニュアンスの再現性は、この価格帯としては驚異的なレベルに達しています。 広大なサウンドを感じられます。 Kiwi Ears Aetherはしっかりと駆動できる環境を整えることで、真価を発揮するイヤホンです。アンプやDACの選定によって音質が大きく向上するため、パワフルな駆動環境と組み合わせて使うことを強くおすすめします!!