ヘッドホン(新品)

ヘッドホンは、両耳を覆うように装着するリスニング機器のことです。耳に近いところから音が発生する構造になっているため、空間の広がりを楽しめます。ハウジング(耳を覆うイヤーカップ)部分から外側をプラスチックや木材、金属で覆っている「密閉型」とハウジング部分がメッシュ仕様になっている「開放型」があります。密閉型は音漏れしにくく迫力のある重低音が特徴である一方、開放型は快適な装着感で広がりを感じることができます。そのほか、有線タイプやワイヤレスタイプ、マイク通話ができるヘッドセットやプロ向けのモニターヘッドホン、ゲーミングヘッドホンなど製品によって特徴が異なりますので用途に合わせてご自身に合った製品を選びましょう。

新品・中古どっちがいい?

新品は、最先端の技術を搭載した製品や、新しい製品をいち早く使用できることが最大の魅力。一方、中古商品は未使用品などもある中、定価より安く購入でき、時には生産終了モデルが買えることも。しかし、一度は人の手に渡ったものです。中古商品は目に見える劣化だけでなく、内部が劣化している場合（ユニットの磁石や、振動板、ゴム系の部品の劣化など）もあるため、購入前に状態の確認をしましょう。

ヘッドホンの寿命・買い替え時期は？

ヘッドホンの寿命は、有線タイプで10年、無線タイプで5年が目安となります。ヘッドホンはドライバーユニットをヘッドバンドで固定した構造をしており、音響機器のなかでも壊れにくい構造といれるでしょう。ただし、無線タイプは有線タイプとは異なり、本体に内蔵されたバッテリーから電源供給しているため、内蔵バッテリーが消耗し充電が持たなくなると、使用できなくなってしまいます。

耳や肩が痛くなる原因

ヘッドホンの中にはより外部の音を遮断するために側圧（ヘッドホンの頭を左右からしめつける力）が強いモデルもあります。締め付けの強いヘッドホンは、頭部や耳が強く圧迫されて頭痛を引き起こしてしまう可能性もあります。ヘッドホンのサイズもメーカーによってさまざまです。重さや側圧は安定感も左右するため事前にチェックしておきましょう。また、イヤーパッドの素材などによっても着け心地に差がありますので、試着して装着感を確かめることをおすすめします。