<特長>
■ミラー(鏡面)仕上げのプレミアムボディと、シリアルナンバー入り刻印プレート
本機は好評の「DJM-900nexus」の天面パネルにメタリックなミラー(鏡面)仕上げを施し、上質さと高級感を醸し出しながら、空間を華やかに演出します。LEDカラーの変更など、ミラーパネルに合わせた専用のパーツデザインを採用しています。また、本体パネルにメタル素材を採用したことで、傷がつきにくくなっています。さらに、1台1台に限定販売の証となるシリアルナンバー(通し番号)を刻印したプレートを貼付しています。

■デジタル信号処理の高精度化により、高音質再生を実現
ベースモデルである「DJM-900NXS」の高音質設計を継承しつつ、新たに高性能水晶発振器を採用し、デジタルオーディオ処理の基準となるマスタークロックのジッタ量を約1/4に低減することにより、A/D変換、D/A変換、DSP等の処理精度を向上。また電源回路の更なる安定化を図り、より原音に忠実な高音質再生を実現しています。

■「24bit/96kHz4IN 4OUT高性能USBサウンドカード」を搭載
入力4系統、出力4系統のステレオ音声信号を同時に入出力できる※1USBサウンドカードを搭載しています。24bit/96kHzのハイサンプリング処理により、音質が劣化することなく各音声信号を入出力できます。また、PCにインストールした設定ユーティリティツール※2を使うことで、DJプレイや楽曲の録音、制作など、用途に応じてミキサーからの出力信号経路を変更することができます。さらに、USB端子を天面に設置しており接続が簡単なため、スムーズなDJ交代が可能です。
※1 Windows/MacOSに対応。Windowsの場合、ASIO対応のソフトウェア使用時のみ3系統以上の割り当てが可能です。
※2 同梱のCD-ROMから、ドライバーソフトウェアおよび設定ユーティリティソフトウェアをPCにインストールすることにより、USBサウンドカード機能が使用可能です。

■楽曲の幅広いアレンジを実現するさまざまなエフェクト機能を搭載
従来のFILTER、CRUSH、NOISEに、新たに3種類のエフェクト(SPACE、DUB ECHO、GATE/COMP)を加えた「SOUND COLOR FX」を装備しました。 ノブを回すだけでイメージどおりの効果を得ることができ、楽曲にオリジナルアレンジを加えるなど、多彩なリミックスが可能です。また、「BEAT EFFECT」には、新たに2種類のエフェクト(SPIRAL、MELODIC)を搭載し、楽曲のより幅広いアレンジが可能になりました。さらに、指でなぞるだけで直感的な操作が可能な「X-PAD」の搭載により、複数のパラメーターを同時に操作でき、思い通りのパフォーマンスが実現できます。

■高い耐久性を持つ「高性能チャンネルフェーダー」を搭載
フェーダーノブを2本の金属シャフトで支持するスライド構造を採用することで、ぐらつきがなくスムーズな操作を実現するとともに、当社従来機種(DJM-800)に比べて約3倍の耐久性を実現しました。また、新開発のフェーダーを採用することで、液体や粉塵によるフェーダー内部への影響を最小限に抑えています。

■プレーヤーとの接続で精度の高いDJパフォーマンスを充実させる「PRO DJ LINK」機能
「PRO DJ LINK」対応のマルチプレーヤー※1と本機をLANケーブルで接続することで、マルチプレーヤーから楽曲のBPM情報と拍位置情報を取得することができます※2。精度の高いBPM情報により、ビートに対しずれることなくエフェクトをかけることが可能です。また、クオンタイズモードの搭載により、「BEATEFFECT」操作のタイミングがずれた時でも自動的に修正されるので、ビートに合わせてエフェクトをかけることができます。
※1 Ver.4.00以降のファームウェアをダウンロードしたCDJ-2000、CDJ-900が対応可能。
※2 rekordboxTMで解析した楽曲にのみ対応しています。

■シンプルな接続でTRAKTOR※1シリーズのすべての機能が使用可能
本機とPCをUSBケーブル1本で接続することで、TRAKTOR内の4つのデッキ(プレーヤー)の入力が同時にできるなど、TRAKTORの全機能を使用したDJプレイを楽しめます。また、本機はTRAKTOR SCRATCH CERTIFIEDミキサー※2なので、TRAKTOR SCRATCH 2の、タイムコードディスク※3を用いたスクラッチコントロール機能も使用可能※4です。
※1 Native Instruments社のDJソフトウェア。
※2 高性能サウンドカードを内蔵し、Native Instruments社からTRAKTOR SCRATCHとの接続使用が認定されたミキサー。
※3 DVSソフトウェアをコントロールするためのタイムコードが収録されたCD/レコード。
※4 Ver.1.2.7以前のTRAKTOR SCRATCHをお使いの場合は、TRAKTOR SCRATCH 2に有償アップグレードすることで本機能をお使いいただけます。詳しくはNative Instruments社のホームページをご確認ください。

■DJパフォーマンスをサポートするさまざまな機能
各チャンネルの入力をまとめて切り替えられる「インテグレーテッド・インプット・セレクター」を搭載。
CDJ プレーヤーまたはレコードプレーヤーから入力されたDVS(Digital Vinyl System) ソフトウェア※1用タイムコードディスクの信号を、USBケーブル1本でPCに出力できます。複雑な接続をすることなく DVSソフトウェアを使った DJプレイを楽しめます※2。
サウンドカードとPCの通信状態を表示する「USB接続インジケーター」とPCからの音声入力の有無を表示する「USB音声入力インジケーター」を搭載しています。インジケーターで接続の状況を簡単に確認できます。
※1:タイムコードディスクの再生位置/再生速度に合わせて、PC内の音楽ファイルを演奏するDJ用ソフトウェア。
※2:Serato社製SCRATCH LIVE TMには対応していません。

■OTHER FUNCTIONS
「MIDI LFO」機能搭載。ビート単位で周期的に変化するMIDI信号で、外部機器(DJソフトウェアやエフェクターなど)をコントロールできます。
ほぼ全てのつまみやボタンの操作情報を、MIDI信号でDJソフトウェアやエフェクターなどの外部機器に送信できる「フルアサイナブルMIDI」機能を搭載。本機と外部機器を同時にコントロールできるので、MIDIコントローラーとしても使用できます。
切り替え式の3バンドイコライザーと3バンドアイソレーターを各チャンネルに搭載しています。イコライザーでは+6dB～-26dB、アイソレーターでは+6dB～-&infin;dBのコントロールができます。
チャンネルフェーダーノブとクロスフェーダーノブに、ロック機構を施した「P-LOCK Fader Cap」を採用。プレイ中にノブが外れることを防ぎます。
操作状況と入力信号を自動認識し、無使用や無入力状態が一定時間を超えると電源をスタンバイ状態に切り替える、環境に配慮した「オートスタンバイ」機能を搭載しています。