振動板のドーム部にはダイヤモンドライクカーボン（DLC）コーディングを、他の部分はベリリウムメッキ加工し、剛性を高めました。DLCには軽量、強剛性などの特性があり、よりよい解像度を持っており、分割振動を有効に抑え、歪みを減らすことができます。

高域は40kHzまで伸び、より完成度が高く的確な高品質と原音の再現を得ることができ、リアルな体験が得られます。

プラグの中にはチューニング電気回路が搭載されています。プラグを交換することで低・中・高域がそれぞれ占める割合、ボーカルの厚み、音場の広さなどに対して更にチューニングを変えることが可能です。

サウンドは鮮やかな音と滑らかで明瞭な高域の伸びを備えました。低域は強く、艶のあるボーカル、高解像度であると同時に音楽性も兼ね備えています。
付属の3種類のチューニングプラグを組み合わせることでジャンルを問わず様々なスタイルの音楽が楽しめます。

1、N3A000
クリアで透明感の高いチューニングです。華麗な高域、強い楽器の質感、艶のあるボーカルで、適切な低域の量感と強度があります。
フォークミュージック、インスト、クラシックなどにおすすめ。
2、C3A035
バランスが良く、チューニングです。ジャズ、ボーカル、ポピュラーミュージックなどにおすすめ。幅広く様々なジャンルに適応します。
3、C3A045
温かみのあるチューニングです。長時間のリスニングに最適です。
ポピュラーミュージックやバラードなどにおすすめです。

フェースプレートは高透明クリスタルガラスを採用した、木の葉デザインです。
ミドルフレームはMIM（金属粉末射出成形加工）を、筐体は軽量化アルミニウム合金を使用し、CNC加工で成型され、更に鏡面メッキ塗装を採用することで全体的にキラキラした光沢感を出しています。

チューニングの精確さを把握するために最初から内部配線まで配慮しました。
4種類の異なる材質、線長、線径の線材を試し、音の細部まで微調整を行い、EN1000に最適な銀メッキ線材を厳選しました。