Campfire Audio のドライバーデザインの哲学は、 “質” を重視してアプローチを熟考し、反映しています。 より多くのドライバーをイヤホンに搭載しようとする競争の中で、Campfire Audio はドライバー処理に対する結果重視のテクニックが優れたサウンドを生み出すことがわかりました。このアプローチの成果物の一つは、位相調和のエンジニアリングです。
これにより、 周波数成分をセグメント化し、 特定のドライバーに割り当て、 それらのドライバーが各領域に強みを適用できるようになりました。 しかし、 それでは終わりません。 精密に設計されたドライバーハウジングとシェルの形状を組み合わせと、 調整したダンピング抵抗を組み合わせることで、 ドライバー間の相互作用を物理的に形作ることができます。 この相互作用は、 位相キャンセルの可能性を排除し、 周波数特性曲線には表れない無形のもの、つまりイメージング、 セパレーション、 解像度、 音場感を生み出す上で極めて重要です。

Campfire Audio が特許を持つドライバー処理技術 「T.A.E.C」 テクノロジーはバランスド ・ アーマチュアを収納するために特別に作られたユニークな空間技術です。 これにより、特定の周波数の強調などを自在にコントロールすることができ、 ドライバーの超繊細なチューニングを可能にします。 Ponderosa では T.A.E.C が二基の高域用ドライバーのアセンブリに適用され、 信じられないほど精密で詳細な高周波レスポンスを生み出しています。 この高域ドライバーの構造を 3 ウェイの位相調和技術と組み合わせることで、 セグメントされ精密に調整された高域と他の周波数の間にスムーズな相互作用が生まれます。

Campfire Audio の特許取得済みのソリッドボディデザインにより、 精密に 3D プリントされた 「エンジンブロック」 に直接ドライバーを配置することができます。 これらの内部構造により、 ドライバーを正確にチューニングし、 サウンドにアクセントをつけることで、 ユーザーのリスニング体験を向上させます。
このビルドスタイルは、 イヤホンのパーツ数を少なくし、 内部構造の完成度を高めることで、ドライバーが影響を受けやすい変数や故障の原因となるポイントを排除することができる、堅牢な筐体デザインです。

持ち運びを考え使い勝手の良いプレミアムレザーケース、 3.5mm、 2.5mm、 4.4mm 三本の Time Stream Cable、 クッション性の高いケーブルバック、 デュアルポケットの Breezy Bag Micro が付属。 究極のリスニング体験を追及するオーディオファンやミュージシャンのために設計しています。

Campfire Audio の使命は単純明快なものでした。 それは 「妥協のないサウンドを、手に取りやすい価格で提供すること」 です。 Chromatic シリーズは、 単に製品ラインを広くするだけではなく、Campfire Audioの使命を明確にし、Campfire Audio のファンに愛されるオーディオ品質を維持しながら、 ハイエンドオーディオのプレミアムサウンドをより身近なものにすることを目指しています。
このシリーズは、 エントリー、 ミドルクラス、 ハイクラスのどのようなクラスへの入り口であっても妥協したくないリスナー向けに設計されています。 これは広大な音楽の世界で、 常に新しいリスニング体験を追い求めるユーザーへ向けた取り組みの新たなステップです。 卓越したサウンド。 それは誰もが叶えられる願いになるよう Campfire Audio は進んでいきます。