世界初、特殊ガラス素材の平面振動膜とダイナミック型(ムービングコイル型)の構造を融合させました。従来の素材の限界を打ち破り、軽量化と超高剛性をバランスよく実現しています。振動膜の瞬発的な動作停止能力が非常に高く、複雑な音楽信号を正確に再現し、微細なダイナミクス(音の強弱の変化)も細部に至るまで鮮やかに描き出します。

超高剛性:特殊ガラスのヤング率(弾性率)は従来のプラスチック(PETなど)よりもはるかに高く、分割振動を効果的に抑制し、歪みを低減します。特に、トランジェント応答(過渡特性)と高域のディテールにおいて優れた性能を発揮します。
軽量化:極薄加工技術(厚さをミクロン単位まで薄くすることが可能)により、ガラス振動板は剛性を維持しながら質量を軽減し、振動板の応答速度を向上させ、ダイナミックレンジを改善します。
低ダンピング特性:ガラス自身のダンピング特性が低いため、高い剛性と相まって、信号を正確に再現し、音の濁りを低減し、高忠実度なリスニング体験を求める方に適しています。

従来の球形振動膜にありがちな、不均一な振動による音の濁りから解放され、ガラス素材の平面振動膜は均一な力で振動することで、音の本来の質感を忠実に再現します。高域はまるで水晶が砕け散るかのようにクリアで透明感があり、微細な音のディテールはまるで顕微鏡で見る塵のように鮮明に捉えられます。

球形振動膜の音場における限界を打ち破り、平面振動膜は広い拡散角度によって、まるでコンサートホールのドームのような音響体験を耳元にもたらします。目を閉じれば、楽器の位置は星々が並ぶかのように正確に捉えられ、ボーカルの歌声はまるで手が届くほど近くに感じられます。

低域の息遣い:PU(ポリウレタン)製のサスペンション(エッジ)が高弾性素材によって振動膜に力強いダイナミックレンジを与え、深海に潜む潮流のように深く沈み込み、弓の弦が震えるかのように素早く跳ね返ります。量感を保ちながらもスピード感を失いません。
中域の温かく滑らかな美しさ:サスペンションの制動特性がガラスのような冷たさを和らげ、人の声は絹が耳元を撫でるように滑らかで、濃厚でありながらもべたつかず、感情の深くまで浸透するような表現力を持っています。

QUE UTG は、厳選された天然の緑檀(グリーンサンダルウッド)の木材を削り出してイヤホンのフェイスプレートに使用しています。3ヶ月の酸化を経て、木材の色合いは深みのある天然の青緑色へと徐々に変化し、その後、熟練した職人の手作業によって成形されます。そのため、一つ一つのイヤホンには、唯一無二の木目が凝縮されています。
緑檀(グリーンサンダルウッド)は密度が高く、組織が緻密であるため、不要な振動や雑音を低減し、より透明度の高いサウンドを実現します。

ケーブルには、高純度無酸素銅に銀メッキを施した銅線を使用し、1本の束に49本の素線をリッツ線構造で撚り合わせています。
これにより、ケーブルの柔軟性と耐久性の両立を図り、イヤホンが本来持つ音質を十分に発揮させると同時に、ケーブルの手触りも向上させています。消費者の方々にとって、使用時や収納時の取り回しがより快適になります。

このイヤホンの筐体(ハウジング)は、亜鉛合金素材を精密なダイカスト製法で製造しています。音が出る穴(出音孔)を正確に制御し、空気の流れの抵抗(気流阻尼)を調整することで、周波数特性(音のバランス)を最適化しています。
これにより、筐体の共振を効果的に抑制し、音の濁り(音染め)を減らし、音の透明度を向上させています。

このイヤホンは、耳形の3次元データに基づいて、人間工学的に設計されています。そのため、イヤホンが耳にぴったりとフィットし、長時間装着しても疲れにくいです。耳かけ式デザインは、安定した装着感を提供し、イヤホンと耳の穴(耳道)の密着性を高めます。これにより、聴診器のような音(聴診器効果)が効果的に軽減されます。

交換可能なプラグを採用し、標準で3.5mm/4.4mmのデュアルプラグ構成となっています。回転式のクイックリリース機構により、瞬時に交換が可能です。スマートフォン、プレーヤー、DACなどの様々なデバイスのインターフェースに対応し、工具なしで自由に切り替えられ、多様なニーズを満たします。