低域には10mmベリリウムメッキドーム内磁式デュアルキャビティダイナミックドライバーを採用しています。大型スピーカーの構造を参考にサスペンションリングを設計し、物理的な限界まで追求することで、ポータブルデバイスでも優れた低音をもたらします。

物理的なクロスオーバーと電子回路クロスオーバーを有機的に組み合わせています。ダイナミックドライバーとBAドライバーは、力強いダイナミックな応答と優れた周波数応答、ほぼ歪みのない全帯域位相を実現します。

3つのドライバーは8つの部品によって正確にクロスオーバーされ、サウンドをすべての側面で表現するという目標は達成されています。フロントエンドの出力インピーダンスがどのように変化しても、サウンドに悪影響を与える可能性はほとんどありません。その上、高内部抵抗・低電力の出力デバイスでの低域を最適化したため、「Volume」はそのようなデバイスでもより力強い低域を再生できます。「Volume」のクロスオーバー回路は、超低損失を実現しさまざまなフロントエンドでの出力を効率化します。

FR4基板、2μm高導電率浸漬金回路、ALPHA銀入りはんだを採用。筐体の輪郭に合わせて設計された特殊形状の基板の両面には、8つのクロスオーバー部品があり、高精度の大型部品と低い内部抵抗のワイド配線がコンパクトな体積に配置されています。回路の品質と音質のパフォーマンスを確保するために、一つ一つの部品の精度を精密に測り、性能検査を行います。（同時に、環境に有害な化学洗浄剤を使用せずに回路基板の清潔度を達成しております）

低域ダイナミックドライバーをクロスオーバーするために、特許取得済みの物理バンドパスフィルタとローパスフィルタ回路を採用しています。低域パフォーマンスの向上だけでなく、完全に密閉されたキャビティ内の耳圧によって引き起こされる、カナル型イヤホン特有の不快感を解消します。

CNC切削で加工されたアルミニウム合金は、10回の工程を経て二次陽極酸化着色されており、フェースプレートの耐久性と硬度が向上しています。

「Volume」には、互換性の高い2pin(0.78mm)コネクタを採用し、より耐久性のある新設計のメスコネクターを使用しています。通常、イヤホン音質に悪影響を与えるのは、コネクタの複雑な電磁環境です。このため、Softearsは、10μmの超高密度の厚い液浸金プラグとピンを特別にカスタマイズしました。これは、はるかに高い酸化防止性能と導電性を備えています。信号伝送の品質を改善し、信号の復元を効果的に保証します。