フジヤエービック

 

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2022.05.31
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【音質レビュー】Softears Volumeは鮮やかなサウンドのハイブリッドイヤホン!

【音質レビュー】Softears Volumeは鮮やかなサウンドのハイブリッドイヤホン!

昨年4月に日本デビューをはたした中国のイヤホンブランドSoftearsからミドルクラスモデルが登場!今回はグリーンのハウジングが鮮やかなハイブリッド構成のイヤホン「Volume」をご紹介します。

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フジヤエービック(FUJIYA AVIC)
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Softearsとは

Softears(ソフトイヤーズ)は2017年に設立された中国のハイエンドイヤホンメーカーです。日本では2021年4月から正式販売が始まり、現在は5BAドライバー搭載の「RSV」、10BAドライバー搭載の「RS10」、そして1ダイナミック・4BA・2静電型の3種類・計7ドライバーを搭載した「CERBERUS」という、個性の強い3モデルが販売されています。

【試聴レビュー】知る人ぞ知るハイエンドイヤホンメーカーSoftears(ソフトイヤーズ)が放つRSV・RS10・CERBERUSの3モデルを聴いてみました!

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そんなSoftearsから、比較的お求めやすい価格帯のイヤホンが登場します!それがこちらの「Volume」です!

Softears新型モデル「Volume」イメージ
Softears新型モデル「Volume」

今回はこのVolumeについて、音質レビューとともに詳細をお届けします。

Softears Volumeの外観と特徴

パッケージ内容物

それではパッケージの内容物からご紹介しましょう。わりと大型の箱の中にはイヤホン本体、キャリングケースに収納ポーチ、ケーブル、マニュアル類、イヤーチップ(シリコンタイプ3サイズとフォームタイプ3サイズ)、そして写真には写っていませんがクリーニングクロスとブラシなどが収められています。

Volumeのパッケージ内容物画像
Volumeのパッケージ内容

フェイスプレート

Volumeは全体的にグリーンカラーで統一されています。アルミニウム合金製のフェイスプレートは10回もの工程を経て二次陽極酸化着色された、つや消しのビリジアングリーンです。

Volumeのフェイスプレート画像
Volumeのフェイスプレート

ハウジング

ハウジングも非常に綺麗なクリアグリーンとなっており、光を当てるとBAドライバーユニットとダイナミックドライバーユニットがそれぞれよく見えます。ステム(軸)の長さ・太さは標準的なサイズなので、付属品に限らずいろいろなイヤーピースが装着可能です。

Volumeのハウジング画像
Volumeのハウジング

ドライバーユニット

ステム近くに位置するBAドライバーは、このVolumeのために開発された「独立クロスオーバー中高域複合BAドライバー」です。フルレンジBA1基と高域用BA基とをクロスオーバー回路と組み合わせ、低歪みと広帯域応答を実現しているとのことです。

VolumeのBAドライバーユニットイメージ
VolumeのBAドライバーユニット

ハウジングの写真手前に位置するのが、低域用の10mm径ベリリウムメッキドーム内磁式デュアルキャビティダイナミックドライバーです。これは大型スピーカーの構造を参考に設計されたサスペンションリングを搭載しており、優れた低音を再現します。

Volumeのダイナミックドライバーユニット
Volumeのダイナミックドライバーユニット

2pinケーブルコネクタ

ケーブルコネクタはいわゆる埋め込みタイプの2pinとなっています。

ケーブルコネクタは埋め込み2pin
ケーブルコネクタは埋め込み2pin

Softears Volume音質レビュー

Softears VolumeとAstell&Kern KANN ALPHAを接続

それでは音の方も確認してみます。プレイヤーにはAstell&Kern KANN ALPHAを使用し、イヤーピースは付属のシリコンタイプを選んでみました。

VolumeとKANN ALPHA
VolumeとKANN ALPHA
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全体的に明るめでスピード感のあるサウンドです。高域はハッキリと主張するものの刺さりなどはなく、聴き取りやすいレベルに調整されているのを感じます。低域はベリリウムコートされたダイナミックドライバーの影響が出ているのか、量感はあまり多くはないもののタイトで瞬発力あるアタック感が楽しめます

音場は左右にやや広めで、音の粒立ちもわかりやすく表現されています。モデル名から連想される”音量の取りやすさ”ですが、KANN ALPHAの設定を低ゲインにして70~80くらいで充分な音量で聴くことができたので、比較的鳴らしやすいタイプであるようです。クロスオーバー回路の効果で各帯域のつながりも不自然なところがないので、ジャンルを選ばず幅広く楽しめるイヤホンではないでしょうか。

製品仕様

ドライバー 10mmダイナミック+2BA(全域+高域) 振動版素材 PUサスペンションリング+ベリリウムメッキドーム
筐体 医療レベル樹脂+アルミニウム合金フェースプレート インピーダンス 5Ω(@1kHz)
音圧感度 123.7dB/Vrms(@1kHz) 再生周波数帯域 8~40000Hz
THD ≤1%@1kHz プラグ 金メッキステレオミニ

【商品情報】Softears Volume

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Softears Volume商品イメージ

まとめ

Softears「Volume」は
・グリーンで統一された鮮やかで美しいカラーリング
・BAドライバーとダイナミックドライバーを電子回路クロスオーバーで組み合わせたワイドレンジ設計
・明るくスピード感のあるサウンドでジャンルを選ばず音楽が楽しめる

と、これまでSoftearsが生み出したハイクラスモデルにも引けを取らないクオリティのお手頃イヤホンです。Softears Volumeは本日よりご予約受付開始、発売は6月3日を予定しております。試聴機も本日から店頭展示しておりますので、ぜひご試聴のうえご予約ください!

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