Acoustune HS3000 HICHIRIKI -篳篥- レビュー | ボーカルが映える上品なサウンド!付属品までこだわり抜いた新フラッグシップモデル
オーディオ専門店スタッフのAcoustune HS3000 HICHIRIKI -篳篥- レビュー。付属品までこだわり抜いた満足度の高い新たなフラッグシップモデル!ボーカルが映える上品なウォーム系サウンドが魅力の有線イヤホンを徹底解説します。
目次
Acoustune HS3000 HICHIRIKI -篳篥- | Acoustuneの新フラッグシップモデル
Acoustune HSシリーズとは
HS3000の特徴
- 篳篥とは
- 外箱
- デザインと重量
- ケーブルとコネクタ
- イヤーチップ
- 保証書
- キャリングケース
さらに進化した音響チャンバー交換システム
- 変更されたチャンバー交換方法を解説
HS3000の音質レビュー
HS3000の注意点
まとめ | おすすめポイント
フジヤエービック | 東京都中野のオーディオ専門店

イヤホン:FitEar/TG334、qdc/Anole V14-C
ヘッドホン:TAGO STUDIO/T3-01
DAP:Astell&Kern/A&ultima SP3000
などを愛用中。
商品レビューやインタビューなどを担当しています。製品そのものの情報だけでなく、メーカーや開発者の"想い"もお伝えしたいと思っています。
Acoustune HS3000 HICHIRIKI -篳篥- | Acoustuneの新フラッグシップモデル
Acoustune有線イヤホンの新たなフラッグシップモデル「HS3000 HICHIRIKI -篳篥-」。
こだわりのケーブルや豊富な付属イヤーチップ、そして代名詞とも言えるさらに進化した音響チャンバー交換システムなど、フラッグシップモデルらしい満足度の高いイヤホンに仕上がっています。
今回はそんなHS3000について、特徴と音質レビューをお送りします。
【商品情報】Acoustune HS3000 HICHIRIKI -篳篥-
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Acoustune HSシリーズとは
2013年設立のイヤホンブランド・Acoustune(アコースチューン)を代表するモデルといえば、なんといっても”音響チャンバー交換システム”を採用したHS2000シリーズではないでしょうか。
ブラス(真鍮)や洋白(ジャーマンシルバー)、さらには純銀などさまざまな金属と異なる素材で作られたドライバーを組み合わせた音響チャンバーを交換することで、ジャンルや気分に応じた好みの音に切り替えができるというユニークなシステムは、SHO -笙-(2021年発売)、SHO -笙- MKII(2023年発売)、SHO -笙- MKIII(2024年発売)といったモデルで受け継がれてきました。
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そしてそのHSシリーズに、新たなフラッグシップモデルが登場しました!その名も「HS3000 HICHIRIKI -篳篥-」(以下「HS3000」)です!
HS3000の特徴
篳篥とは
まずはモデル名にも冠されている「篳篥(ひちりき)」について、かんたんにご説明しましょう。
篳篥は日本の伝統的な古典音楽・雅楽(ががく)で使われる、竹製の管楽器です。雅楽の世界では”地上の人間の声”を表す楽器とされており、主旋律(メインメロディー)を担当します。
外箱
それでは製品を見ていきます。
スリーブをはずすと、HS2000シリーズユーザーにはおなじみの木製ボックスが現れます。HS3000の木製ボックスのフタには凹凸のある格子模様が刻まれていました。
フタを開けると、イヤホン本体および付属品がきれいに収められています。
デザインと重量
こちらがHS3000本体です。
これまでのHSシリーズ同様に、シャープでメカ感あふれるデザインとなっています。ハウジング外装部はチタン、SUS(ステンレス鋼)、カーボンファイバーブロックで作られています。
本体重量は片側だけで実測14.5gと、かなり重くなっています。
ケーブルとコネクタ
付属ケーブルは古河電工製の高純度無酸素銅線・PCUHDを使用した新開発の「ARX600」となっています。イヤホン側のコネクタは日本ディックス製Pentaconn Ear端子、プラグは3.5mmおよび4.4mmの着脱式をそれぞれ採用。さらに、端子以外のすべての金属パーツにはチタンを使用するというこだわりぶりです。
その反面、ケーブルの太さと重さもなかなかなものになっています。
イヤーチップ
・標準イヤーチップ「AEX07」(S/M/Lの3サイズ)
・独自のダブルウィング形状を採用した「AEX50」(XS/S/M/L/XLの5サイズ)
・一般的な形状の「AEX70」(S/M/Lの3サイズ)の形状記憶ポリマー製2タイプ
・フォームチップ「AET02」(1サイズのみ)
付属イヤーチップは上記のとおり、豊富に用意されています。
保証書
ロットナンバーが入った保証書がつくあたりは、フラッグシップモデルらしいこだわりを感じさせます。
キャリングケース
キャリングケースの中にはケーブルタイ2種と予備ネジ、マイナスドライバーが収められていました。
さらに進化した音響チャンバー交換システム
変更されたチャンバー交換方法を解説
今回のHS3000では、HS2000シリーズからさらに進化した音響チャンバー交換システム「Acoustune Capsule Technology(A.C.T) Ver2.0」を採用していますが、これまでと取り外し方がちょっと変更されていました。
まずは、フロント面のネジをはずすところからスタートです。
続いて、イヤホンの前方にある留め金を、下方向に向けて半回転させます。
さらに、黒いリング状のパーツを手前に開きます。
最後にステム(ノズル)側から指で押し出してやると、HS3000の標準音響チャンバー・ACT08が取り外せます。
ACT08は本体にベリリウム銅合金、内部には日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用の”第2世代ミリンクスコンポジットダイナミック型ドライバー”をそれぞれ使用しています。
もちろんACT01~07や47など、これまで発売されたHS2000シリーズ用の交換用音響チャンバーとの互換性も100%!お好みの音響チャンバーに入れ替え可能です。
HS3000の音質レビュー
それではいよいよ音質チェックです。“フラッグシップイヤホンにはフラッグシップDAPを”ということで、プレイヤーにはAsell&Kern A&Ultima SP4000を組み合わせてみました。
【商品情報】Astell&Kern A&ultima SP4000
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試聴前は「HS2000シリーズにそっくりだし、音も似ているのかな?」と思ったのですが、実際に聴いてみるとキャラクターの違いに驚かされます。
これまでのHS2000シリーズが(音響チャンバーにより差はありますが)鋭い高域とスピード感を重視するかのようなサウンドだったのに対し、このHS3000はフラットに近いやや中低域寄りのウォーム系バランスで、聴き疲れのしない音作りになっている印象です。
定位感も充分ですが、それぞれの音がピンポイントの解像感ではなく広い音場の中に自然に配置、展開されているようなイメージです。上下左右に広がる音場や抜けの良さなどはHS2000シリーズから変わらずしっかりと受け継いでおり、より上品なサウンドに仕上がっています。
モデル名の篳篥は「人間の声を表す楽器」とご説明しましたが、ボーカル曲を聴いているとまさにそのとおりで、リスナーの心にじんわりと沁みるような情感たっぷりの表現が味わえます。
HS3000の注意点
イヤホン本体の重さとケーブルの太さから取り回ししづらく、うっかりすると耳からポロっとはずれてしまうので注意が必要です。イヤーチップは付属のAEX70など耳に密着しやすくグリップ感の強いものを選び、サイズもできるだけ耳穴にしっかり固定できる小さめなものにすることをおすすめします。
また、人によってはハウジングの角が耳に当たるというケースもあるようです。
購入前に、店頭デモ機などでお確かめいただければと思います。
まとめ | おすすめポイント
今回はAcoustuneの最新フラッグシップモデル「HS3000 HICHIRIKI -篳篥-」をご紹介しました。
・音響チャンバー交換システム「A.C.T Ver.2」で従来のACTモジュールも使用可
・新開発「ARX600」ケーブルや豊富なイヤーチップなどこだわりの付属品
・ボーカルが映える、やや中低域寄りのウォーム系サウンド
以上の特徴を持つハイクラス有線イヤホンとなっています。
HS3000 HICHIRIKI -篳篥-は本日より発売開始!もちろんデモ機も店頭にご用意しておりますので、ぜひお気に入りのボーカル曲でその音質をご確認ください。
【商品情報】Acoustune HS3000 HICHIRIKI -篳篥-
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フジヤエービック | 東京都中野のオーディオ専門店
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