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2026.04.24
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EvoAria EvoOne Ti / EvoOne Cu レビュー | 音がここまで変わる。設定で音を追い込める異色の最高峰音質DAP

EvoAria EvoOne Ti / EvoOne Cu レビュー | 音がここまで変わる。設定で音を追い込める異色の最高峰音質DAP

ブログ担当スタッフ根本イメージ
▶記事担当「フジヤエービック スタッフ 根本」

イヤホン:FitEar/TG334、qdc/Anole V14-C
ヘッドホン:TAGO STUDIO/T3-01
DAP:Astell&Kern/A&ultima SP3000
などを愛用中。

商品レビューやインタビューなどを担当しています。製品そのものの情報だけでなく、メーカーや開発者の"想い"もお伝えしたいと思っています。


EvoAria EvoOne Ti / Cuがついに正式発表

ポータブルプレーヤーマニアの皆さま、お待たせしました!
今年2月開催の「冬のヘッドフォン祭mini 2026」で国内初披露となった、新ブランド・EvoAriaのハイエンドDAP「EvoOne Ti」「EvoOne Cu」の発売がついに正式発表!

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体画像
左:EvoOne Ti、右:EvoOne Cu

今回はさっそくこのEvoOne Ti / Cuについて、音質および特徴をレビューしていきたいと思います。

※本レビューはサンプルモデルによるものであり、製品版と異なる点がある可能性がございます
※発売予定はEvoOne Tiが5月2日、EvoOne Cuは6月です

【商品情報】EvoAria EvoOne Ti

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EvoAria EvoOne Ti 商品イメージ

EvoAriaとは

EvoAria(エヴォアリア)は、長年に渡って中国のポータブルオーディオ界を牽引してきたトーマス・リャン氏が2025年に設立した、まったく新しいオーディオブランドです。
「The Pursuit of Better Sound(より良い音の追求)」をスローガンとし、EvoAriaの製品第1弾として登場するのが、ハイエンドDAP・EvoOne Ti / Cuの2モデルとなっています。

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体画像
左:EvoOne Ti、右:EvoOne Cu

EvoOne Ti / Cuの音質レビュー

製品詳細はあとでご紹介するとして、気になる音質をさっそくチェック!
『ハイエンドDAPには、ハイエンドイヤホンを組み合わせてみたい!』ということで、今回は「SeeAPEX MOBIUS i GV」で試聴してみました。

【商品情報】SeeAPEX MOBIUS i GV

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SeeAPEX MOBIUS i GV商品イメージ

EvoAria EvoOne Ti

まずは、TC4チタン合金製の筐体を採用した「EvoOne Ti」から聴いてみましょう。

EvoOne TiとMOBIUS i GVの画像
EvoOne TiとMOBIUS i GV

サウンドバランスとしては、フラット傾向であまり味付けをしていないプレーンなサウンドという印象です。
なにより広く立体的に展開される音場とS/N比の高さは、DAP最高峰レベルではないでしょうか。
1DD+9BA+4ESTという複雑なドライバー構成のMOBIUS i GVですが、ローゲイン設定で鳴らしてもまったく物足りなさを感じさせることなく、生々しさとスケールの大きさとを表現してくれます。
空間に音をひとつひとつ刻むような、分離感の高さにも注目です。

EvoAria EvoOne Cu

続いて、銅合金いわゆる真鍮製の筐体を採用した「EvoOne Cu」を試聴してみます。

EvoOne CuとMOBIUS i GVの画像
EvoOne CuとMOBIUS i GV

こちらもフラット傾向ながら、音の重心がぐっと下がった感じがするためか、やや”濃さ”を感じさせるサウンドです。
Tiでは高域に少し金属的な響きが乗るところがありましたが、こちらのCuではそこが丸く滑らかになったような優しい高音となりました。
音場やS/N比の高さは変わりませんが、一音一音をカッチリ刻み込むTiに対して、Cuはふわっと空間に浮かび上がらせるかのような印象です。

この2モデルに関しては「よく聴き比べてみると」ではなく、『明確に違う音を持ったDAP』に仕上がっていることが、おわかりいただけるのではないでしょうか。

EvoOne Ti / Cuの外観

さて、ここからはEvoOne Ti・EvoOne Cuの外観について、触れていきたいと思います。

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体右側面の画像
右側面にはボタン群(奥:EvoOne Ti、手前:EvoOne Cu)

右側面には標準的なDAPと同じように、「進む」「再生」「戻る」と「電源」の4つのボタンが配置されています。

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体左側面の画像
左側面(奥:EvoOne Ti、手前:EvoOne Cu)

左側面は10本のスリットが刻まれた”ライングリル構造”で、手に持った時のグリップ感を高めるだけでなく、実効放熱面積を27%拡大することにより動作の安定性にも役立っています。

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体左側面真空管の画像
Nutubeが動作している様子(EvoOne Cu)

スリットの奥には「窓」が設けられており、EvoOneの特徴のひとつであるKORGの新世代真空管・Nutubeが動作している様子を見ることができます。

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体上面の画像
本体上面(左:EvoOne Ti、右:EvoOne Cu)

本体上面には、ひときわ目を引く巨大なボリュームノブが配置されています。

EvoAria EvoOne Ti / Cuのボリュームノブの画像
ボリュームノブ(左:EvoOne Ti、右:EvoOne Cu)

このボリュームノブもよく見ると、TiとCuでデザインが異なるこだわりよう。

EvoAria EvoOne Ti / Cu本体底面の画像
本体底面(左:EvoOne Ti、右:EvoOne Cu)

本体底面には4.4mmバランスおよび3.5mmシングルエンドの各ジャック、充電・データ転送用のType-C端子(USB)、電源供給専用のType-C端子(POWER)、I2S端子、microSDカードスロットといった各種インターフェースが凝縮されています。
4.4/3.5mmの各ジャックは、設定でヘッドホン出力/ライン出力を切り替えができます。
電源供給用Type-C端子は、9V以上の入力を認識するとバッテリーを経由せず外部電源から直接本体を起動する「DCモード」の利用が可能です。

EvoAria EvoOne Ti / Cu本体背面の画像
背面(左:EvoOne Ti、右:EvoOne Cu)

背面デザインは共通で、樹脂パーツと筐体素材の金属、放熱性を高めるためのスリットが、それぞれ三角形を描くようにデザインされています。

付属品

EvoAria EvoOne Ti / Cuの専用ケースの画像
付属の専用ケース

充電用USB Type-Cケーブル、強化ガラス製スクリーンプロテクター、ユーザーガイドと専用ケースが付属しています。
ケースのデザインに関しては、正直なところ好みがわかれるかもしれませんね。

EvoOne Ti / Cuの特徴

外観に続いて、中身の特徴にも触れていきましょう。

EvoOne TiとCuの違い

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体画像
外装だけでなく、実は中身も違います

TiとCuという2種類で発売されるEvoOneですが、その違いは大きくいうと以下2点です。
• 外装素材(チタン合金製or真鍮製)の違い
• PCB(プリント基板)設計および製造プロセスの違い
つまり、ただ単に外装だけを変えたバリエーションモデルではなく、共通の仕様を持った別物のモデルとなっているのです。

OSはAndroid 13を搭載

EvoAria EvoOne Ti / CuのUI画像
再生用アプリとしてHiby Music Playerがインストール済み

EvoOne Ti / CuはOSにAndroid 13を搭載。起動直後は一般的なAndroid DAPと同じように、各種アイコンが並ぶホーム画面が現れます。
再生用アプリとしてHiby Music Playerがインストールされていますが、Google Playから任意の再生用アプリやストリーミングアプリをインストールすることも可能です。

ハイエンドDAPにふさわしい内部設計

EvoAria EvoOne Ti / Cuのトリプルチャンバー構造画像
トリプルチャンバー構造

内部にはバッテリー、真空管(Nutube)回路、メイン回路をそれぞれ独立して収める”トリプルチャンバー構造”を採用。お互いの回路にノイズなどが干渉しないよう設計されています。

搭載するDAC回路は旭化成エレクトロニクス製のAK4191EQ(2基)+AK4499EXEQ(4基)を核とした並列差動DAC構成。ヘッドホンアンプ回路も完全ディスクリート構成で設計されるなど、ハイエンドDAPにふさわしい内部設計が施されています。

マニアックな設定変更が可能

EvoAria EvoOne Ti / CuのNutube電圧の切替画像
Nutube電圧の切替

こだわりの内部構成を限界まで活用するための設定が、豊富に用意されているのもEvoOneの特徴です。
すでに触れたDCモードや外部出力・ゲインの調整はもちろん、Class A / Class ABのアンプ回路切替、さらにはNutubeへかける電圧の切替など、数々のマニアックな設定変更が可能となっています。

NFB / Non-NFBのオン・オフを切替できる

EvoAria EvoOne Ti / CuのNFB / Non-NFBの切替画像
NFB / Non-NFBの切替も可能

さらにユニークなのが、アンプ回路のNFB / Non-NFBの切替まで可能という点!
NFB(ネガティブフィードバック・負帰還)とは”出力信号の一部を入力側に戻す仕組み”のことで、これにより「音の歪(ひず)みや周波数特性を改善して音を整える」という役割を果たしています。逆にいえば「音を整えてしまうので鮮度が落ちる…」という意見もあり、この仕組みを使わないのがNon-NFB(無帰還)となります。
アンプ設計の根幹にかかわるので通常はユーザー側が手を入れる部分ではないのですが、EvoOneでは簡単にオン・オフを切り替えることができるのです。

I2S端子は4パターンから選択可能

EvoAria EvoOne Ti / CuのI2S結線の画像
I2S結線は4パターンから選択可能

メーカー間で結線が異なることでマニア泣かせともいわれるI2S端子も、4つのパターンから選択可能になっているので、据置DACとの接続もバッチリです。

各機能の切替えによる音質の変化

それではこれらの機能をいろいろ切り替えながら、もう一度EvoOneを試聴してみたいと思います。こんどはヘッドホン(SONY MDR-Z1R)を接続してみました。

EvoAria EvoOne Ti / CuとMDR-Z1Rの画像
各種機能をMDR-Z1Rで確認

直径70mmという大口径ドライバーを持つMDR-Z1Rですが、EvoOneのゲイン設定をMediumにしていても充分な音量で鳴らすことができるほどのパワーにまず驚きです。実際に音を聴いてみても、無理に駆動させようとしているような感じもありません。

この状態で各種設定を切り替えてみると、このような変化が楽しめました。
• Class A / Class ABの切替…Aにすると低域の力強さが増す
• Nutube電圧の切替…余韻の表現が変化する
• NFB / Non-NFBの切替…NFB「なめらかな音」、Non-NFB「エッジが立った刺激的な音」

個人的には特にNFB / Non-NFBの切替が、もっとも大きく変化したように思いました。このあたりの設定を追い込むのも、かなり面白そうです。

まとめ

期待の新ブランド・EvoAriaによるポータブルプレーヤー「EvoOne Ti / Cu」を紹介しました。

•外装(チタン合金製と真鍮製)だけでなく、内部基板設計まで異なる2モデル展開
•Nutube電圧やNFB/Non-NFBなど、マニアックな設定変更が可能
•DAPの中でも最高峰の高音質
•どちらもフラット傾向で、Tiはよりプレーンなサウンド、Cuはやや濃い味付け
以上の特徴を持ったハイエンドDAPとなっています。

EvoAria EvoOne Ti / Cuの本体画像
左:EvoOne Ti、右:EvoOne Cu

EvoOne Tiは4月25日よりご予約受付開始、発売は5月2日を予定しております。ただし初回入荷数がかなり少なく、ご予約のタイミングによっては次回入荷分のお渡しとなりますのでご注意ください。
また、EvoOne Cuは6月発売予定となっておりますので、こちらを検討中の方は今しばらくお待ちください。

【商品情報】EvoAria EvoOne Ti

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EvoAria EvoOne Ti 商品イメージ

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フジヤエービックの店頭画像

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また、店内では世界中のヘッドホン・イヤホン、オーディオ機器を実際に試聴いただけるほか、試聴会や各種イベントも随時開催しています。

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