軽量・コンパクトながら高音質なクリアサウンドを実現したDX5 II。専門店スタッフが、様々なイヤホン・ヘッドホン、USB/Bluetooth接続で検証!音質、使用感などをレビューします!
目次
TOPPING DX5 IIはこんな方におすすめ
DX5 IIの利用シーン | スマホでも手軽に高音質再生
DAC・アンプの基本を解説 | 音を再生する為に重要な機能
DX5 IIの特徴
スマホで試聴 | USB接続
スマホで試聴 | LDAC接続
ネットワークストリーマーで試聴 | WiiM Ultra
まとめ | 専門店スタッフおすすめポイント
今回、紹介するTOPPING DX5 IIはこんな方におすすめです。
・今よりもヘッドホンの音をもっとよくしたい!ステップアップしたい方
・デスクトップオーディオをこれから始めてみたいという方
・コンパクトだけど高出力なモデルが欲しい方
・5万円以下でDAC・ヘッドホンアンプを1台で完結させたいという方
【商品情報】TOPPING DX5 II
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DX5 IIは、DAC内蔵のヘッドホンアンプです。接続方法としては、USBでのデジタル入力が可能で、PCやスマホでの接続はもちろん、Bluetoothでの接続も出来ますので、ワイヤレスでも手軽に高音質再生が可能です。これ一台で、場所を選ばず手軽に高音質再生を楽しめます。
DACは、音楽データのデジタル信号をアナログ信号に変換する機能、アンプはそのアナログ信号を増幅する機能を持っています。これらは音に直接関わるため、音楽を良い音で聴くにはとても重要です。DACとアンプの役割については、過去にブログやYouTubeで解説しているので、より詳しく知りたい方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。
高音質に変わるヘッドホンアンプの効果
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ESS社の最新DACチップ「ES9039Q2M」を左右独立(デュアルDAC)で搭載。この高音質設計により、クリアなサウンドで楽曲の細部まで鮮明に描写します。
ディスクリート入力段、ディスクリート出力段、オペアンプの3段ステージで構成される、新開発のハイブリッドヘッドフォンアンプ回路を採用しています。ディスクリートは、回路そのものから設計する必要があるため技術力が求められますが、そのぶん設計の自由度も高く音の微調整が可能です。コンパクトでありながら、フルバランスの4チャンネルアンプを搭載したDX5IIは、高出力かつ低歪みなサウンドを実現しています。
とてもコンパクトで、190×131×44mm(ゴム足を含む)というサイズに、重量はわずか954g。専門店スタッフとして様々な製品を扱ってきましたが、これほど軽量な製品はなかなかありません。この軽さとコンパクトさなら設置場所に困ることは少ないでしょう。重ねても使いやすく、高さも抑えられているため、棚の下にもすっきりと収まります。
今回は、Galaxy S23 UltraをUSBケーブルで接続して様々な有線イヤホンとヘッドホンを組み合わせて試聴しました。
Galaxy S23 Ultraのみでの試聴ですと、ボーカルとベースが際立って聴こえて、ギター・キーボード、楽器の動きが埋もれて聴き取りにくいところがありました。DX5 IIで試聴することで、サウンドバランスがより整い、スッキリとしたサウンド傾向になり楽曲全体を見渡せるようにようになりました。音の押し出しも丁寧ですが、力強く、メリハリもしっかりと感じられるようになり楽しく聴けます。サウンドステージは、縦に広くなって開放感のあるサウンドでGOOD!とてもおすすめです。
【商品情報】SENNHEISER IE 200
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もともと高音域を豊かに表現するのが特徴ですが、より鮮明に鳴らすので、楽曲によってはやや鋭く感じることもありますが、イヤホンのポテンシャルを最大限に活かせていると感じます。ハッとさせられました。ここまで繊細な音を鳴らせたのかと驚きました。これは必聴です。繊細な音の表現力はもちろん、力強いアタック感がほしいところではしっかりとパワフルさも感じさせます。まさに繊細さと迫力を兼ね備えな表現力豊かなサウンドで満足です。聴き慣れた曲も楽しめます。
【商品情報】SIVGA Que UTG
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小型のUSB-DACで試聴していた際は、ベースのパワフルさと高域のキレが感じられ、それでも十分に良く鳴ってくれているように感じました。しかし、DX5 IIで試聴すると、サウンドが立体的に進化し、躍動感のあるサウンドで楽しめました。思わず体でリズムを刻みたくなります。ボーカルがやや後ろで鳴っている印象で、その分、楽器の音が鮮明に聴こえます。楽器好きには特におすすめです。
【商品情報】ULTRASONE Signature FUSION Open Back
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DAPではパワフルなベースとキレのある高域を感じる一方で、ボリュームを上げて試聴するので、音の粗さや耳への負担が気になっていました。しかし、DX5 IIで試聴すると、サウンドは一変。一音一音を丁寧に描き出す透明度の高いサウンドで、粗さがなくなり、どの帯域もバランス良く気持ち良く響きます。DX5 IIは、個性の強いヘッドホンでもポテンシャルを最大限に引き出しつつ、広い音場と開放感で楽しませてくれます。特にライブ音源や吹奏楽音源を試聴すると臨場感を堪能できます。
【商品情報】FIIO FT5
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高音質コーデックであるLDAC / aptX-Adaptive / aptX / aptX HDに対応しているため、様々なオーディオ製品との組み合わせが可能です。ケーブルの煩わしさから解放され、ワイヤレスで快適に良い音で楽しめます。接続もとっても簡単で便利。ワイヤレスながらUSB接続と同等のサウンドクオリティで、音質面での物足りなさはありません。
とてもコンパクトなので、置き場所を選ばず高音質再生が可能で、デスクトップオーディオとして最適です。人気の小型ネットワークストリーマー・WiiM Ultraと接続すれば、ネットワークオーディオの再生環境をとても手軽に構築できます。ネットワークオーディオの再生環境をとても手軽に構築できます。オーディオ初心者の方に特におすすめの組み合わせです。専用アプリ「WiiM Home」をインストールすれば、サブスク音源はもちろん、スマホでネットワーク上のハイレゾ音源も手軽に高音質で再生できます。
【商品情報】WiiM WiiM Ultra
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とても解像度が高く、楽曲全体を鮮明に描写してくれます。平面磁界型ヘッドホンなど、駆動力が必要なヘッドホンもしっかりとドライブ感を感じさせるパワフルさも持ち合わせています。低ノイズでストレスなく快適に楽しめます。今よりも音を良くしたい方にとてもおすすめです。
場所を選ばず、手軽にデスクトップオーディオを楽しめます。小型のネットワークストリーマー、WiiM Ultraと組み合わせることで、コンパクトネットワークオーディオ環境も構築できます。
【商品情報】TOPPING DX5 II
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店頭に試聴機もご用意しておりますので、ぜひお試しください。