Polk Audioがその歴史の中で積み重ねてきた、音響的革新の最新の成果が 統合されたオリジナルのR200は、The Absolute Sound誌の「2021年ブックシ ェルフ・ラウドスピーカー・オブ・ザ・イヤー」と「2022年エディターズ・チョイス」 を受賞しました。Reserveシリーズとしても、Sound & Visionの「2022年トッ プピック」に選ばれ、世界中のPolk Audioファンから数えきれないほどの5ス ターレビューを獲得してきました。

ピナクル・リングラジエーター・トゥイーターは、独自形状のウェーブガイドによ って高域エネルギーを広く拡散し、部屋全体にスイートスポットを広げます。 その40kHzを超える広帯域再生能力と超高速で正確なトランジェントにより、 どこに座っていても鮮明かつ高解像度なサウンドを楽しむことができます。

タービンコーン・ウーファーの特徴的な形状は、試作と測定、そして試聴に基 づく改良、これらのプロセスを幾度も繰り返した結果として生み出されたも のです。この超軽量かつ超高剛性なコーンは、優れたパワーと正確さ、そして スピードを兼ね備えたサウンドを実現します。再生する音楽がどんなものであ れ、息をのむような中音域、緻密な低音、そして広大なダイナミックレンジを 存分に味わうことができます。

一般的な設計のバスレフポートは、低音域のパフォーマンスを向上させる一方 で、ポートの共振により中音域のディテールをマスキングしてしまうことが知ら れています。Polk Audio独自のX-Portは、特別に調整された固有音フィルタ ーをバスレフポート内に追加することで、この不要な共振を打ち消します。そ の結果、歪みがなくタイトな低音域と、細部まで見通しの良い中音域を両立 させることができます。

R200AEのネットワーク回路には、オリジナルのR200から大幅なアップグレー ドが施されました。コンデンサーには、50周年ロゴが印字された高品位なポ リプロピレン・フィルムコンデンサーおよびポリエステル・フィルムコンデンサー のみを用い、パフォーマンスで劣る電解コンデンサーを排除しています。コイ ルには空芯コイルを使用することでコア材によるサウンドへの色付けをなくし ています。空芯コイルにはコア入りのコイルに比べ、サイズが大きくなる、漏 洩磁束が増えるという側面がありますが、基板を大型化してコイル同士間隔を 広く取り、またそれぞれのコイルの取り付け角度を90度ずつずらすことで、互 いの磁気的な干渉を回避しています。さらに、定格電力が2倍のセメント抵抗 を用いることで発熱を抑え、温度上昇による抵抗値の変化を抑制しています。

※ Reserveシリーズにはスピーカーケーブルは付属しておりません。
※ R200AEにはスタンドは付属しておりません。