中国のイヤホンメーカー・TANCHJIM(タンジジム)から非常にシンプルな外観のイヤホン「Darling」が登場。さっそく試聴してみました。
TANCHJIM(タンジジム)は2015年に設立された中国のイヤホンメーカーです。日本では2018年に発売されたフルステンレス筐体のOxyagenや、最近では真っ白なハウジングが印象的なHANAといった製品が注目を集めているほか、イメージキャラクターの浅野天琪(あさのてんき)ちゃんも人気です。
【TANCHJIM耳机娘个人情报公开】
— TANCHJIM (@TANCHJIM_CN) December 11, 2018
身高:162cm
体重:怎么可能告诉你呢
年龄:17岁
生日:8月17日
血型:AB
学校:国立艺术学院
职业:在校学生,兼职TANCHJIM客服(. ❛ ᴗ ❛.) pic.twitter.com/gbYTZ8GOhB
これまでのTANCHJIMのラインナップはダイナミック型ドライバ採用モデルのみでしたが、そんなTANCHJIMが2021年最初に発売するのが2BA+1DDのハイブリッド構成イヤホン・Darling(ダーリン)!その外観も従来モデルのいかにもイヤホンという形状とは一線を画す、筒型のシンプルで美しいデザインとなっています。
ケーブルは銀コーティングでMMCXコネクタ採用。基本的にはケーブルを垂らしての装着となりますが、本体がシンプルな形状なので上下を逆さにしての耳掛け装着も問題なしです。
付属品の中で特筆すべきはイヤーピース。「T-APB気圧バランスイヤーピース」と名付けられたこちらは、イヤーピース内部の空気を外部に排出する構造になっており、装着時の気圧の違いにより発生する疲労感や音の偏りを軽減するものです。さらに、口径の異なる"低域増強タイプ"(写真左)と"高域増強タイプ"(写真右)の2種類のイヤーピースが付属。
その上、Darling本体のノズルには段差が設けられているので、イヤーピースそのものの装着の深さを2段階に変化させることも可能です。
それでは試聴してみましょう。まずは高域増強タイプのイヤーピースから。聞いた瞬間のイメージはとにかく「明瞭!」という感じで、ハッキリとした明るい音がストレートに耳に届きます。低域もタイトでカチッとしている印象で、量感は少なめ。低域についてはイヤーピースを低域増強タイプに変えてもあまり量感に影響はしないようで、より質量の重くなった低域がズンとくる、という表現になるかと思います。イヤーピースの装着位置は音質への影響よりも、どちらかといえば装着感への影響の方が大きいようです。もともと筒形でコンパクトな筐体はそれほど装着に問題はないかと思いますが、メタル素材ということもあり耳穴の小さい方だとちょっと安定しないかも知れないのでその場合はイヤーピースを深く装着した方が良いかも知れません。キラキラとして、それでいて刺激のない高域と締まった低域はPOPSなどとの相性が良いと思います。
タイプ |
カナル型 ケーブル着脱式 |
---|---|
ドライバーユニット |
ハイブリッド(6mmダイナミック×1+BA×2) |
再生周波数帯域 |
8~50,000Hz |
感度 |
110dB |
インピーダンス |
9Ω |
ケーブル |
銀箔ワイヤ層コーティング |
ケーブル長 |
1.25m |
ケーブルコネクタ |
金メッキ無磁感銅MMCX |
入力プラグ |
金メッキ無磁感銅3.5mmステレオミニ |
こちらのTANCHJIM Darlingは本日よりご予約受付を開始、発売は3月5日(金)となります。シンプルでも高級感あるデザインのイヤホンをお探しの方、明瞭感のある明るい音を聴きたい、という方には特にお勧めです。店頭でも本日よりデモ機を設置、お気軽にご試聴いただけますのでぜひお試し下さい。
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