SHURE（シュア）は1925年に設立されたマイク、ヘッドフォン、イヤホンおよびレコードカートリッジなどを製造販売しているアメリカの音響機器メーカーです。

シュアのイヤホン・ヘッドホンはリスニング用の高性能なノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスヘッドホンから、スタジオ・ライブで使用するようなプロ向けまで豊富にラインナップされています。

中でもイヤーモニターはバランスが良くフラットな音質でサウンドエンジニアやミュージシャンからも高い支持を獲得しています。

そのSHUREから、ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン「AONIC 40」が発売となりましたので詳しくお伝えしたいと思います。

「AONIC 50」がアナログ方式で2段階だったのに対し、3段階デジタル方式のアクティブ・ノイズ・キャンセル設定が可能になりました。これによりナチュラルな遮音性をもたらします。

従来モデル「AONIC 50」よりも小型化され、折り畳みが出来る軽量でコンパクトなデザインとなりカジュアルに持ち運べるようになりました。

Qualcomm aptX、aptX HD、AAC、SBC のコーデックに対応してしており、ハイレゾサウンド伝送が可能です。

「AONIC 40」はブラックとホワイトの2カラーが用意されています。

付属品はマニュアル、USB Type-Cケーブル、3.5mmオーディオケーブル（1.2m）、キャリングケースとなっています。

ホワイトモデルのキャリングケースはホワイト（実際にはアイボリーに近い色合いです）、ブラックモデルのキャリングケースはブラックとしっかりモデルごとにケースの色分けもされています。

ブラックモデルはハウジングとヘッドバンドをつなぐアーム部分を除いて黒一色ですが、ホワイトモデルはヘッドクッション部とイヤーパッドがアイボリーとなっています。

左右の識別はハウジング内側に記載されていました。

ヘッドバンド内側のクッションはシリコン樹脂で覆われていて硬め。ヘッドバンドの伸縮はこのクッション部のところで行う形となっているので、いざ伸ばそうとした時にちょっと戸惑うかもしれません。

左ハウジング下部には電源ボタンがあり、これを長押しすることでペアリングモードに入ります。

右ハウジング下部には戻る・再生および停止・進むの操作ボタンと、ノイズキャンセリング・外音取込モードの切り替えボタン、有線で使用する際の2.5mmジャックとUSB Type-C端子を装備しています。

有線使用時は電源を切っていても大丈夫です。また、「AONIC 40」は16bit/48kHzまでのUSB-DAC機能も内蔵しているので、USBで直接PCとのデジタル接続も可能です。

それでは「AONIC 40」の音質チェックとまいりましょう。

こちらはスマートフォン用の専用アプリ「ShurePlus PLAY」が提供されているので、そちらを使用しながらaptX HD接続したスマホで再生してみました。

やや硬質な中高域のメリハリ感と、タイトで量感少なめではあるもののしっかりと芯のある低域との組み合わせで明るく聴きやすいサウンドに仕上がっています。

装着感としては耳をすっぽりと覆うサイズとほどよく効いたクッションのイヤーパッドが快適な反面、ヘッドバンドの方は細めでクッションが硬いこともあり、こちらはちょっと慣れが必要なようです。

また、専用アプリ「ShurePlus PLAY」からはノイズキャンセリングの強度・外音取込レベル・イコライザーの各設定が可能になっているので、好みの音へ調整することで自分だけのヘッドホンに育ててみるのも面白そうです。

SHURE「AONIC 40」は
・専用アプリで調整可能なノイズキャンセリングの強度・外音取込レベル・イコライザー
・折りたたみ可能なコンパクトデザインで持ち運びに便利
・明るく聴きやすいサウンド
が特徴です。

リモートワークやオンライン会議など、周囲の騒音に邪魔されることなく作業したい時には「AONIC 40」の持つノイズキャンセリング機能や、アプリで設定可能な機能の数々が役立つのではないでしょうか。

「AONIC 40」は本日より発売開始、店頭試聴機もご用意しておりますのでぜひ一度お試し下さい。

フジヤエービック店頭では、新品、中古のヘッドホンを豊富に取り揃えております。
試聴スペースでヘッドホンのお聴き比べも可能です。

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