FitEarイヤホン聴き比べ!エンジニア太田タカシによる7機種モデル音質レビュー
目次
はじめに
Fit Earとは
試聴・レビューを行う 7モデル
① TG223
② TG334
③ MH334 Studio Reference
④ 224
⑤ MH335ht
⑥ MH335DW EX
⑦ DC Custom
それぞれのおすすめユーザー
まとめ

太田タカシ(レコーディングエンジニア)
バンド活動の傍ら専門学校でレコーディングを学ぶ。卒業後はスタジオ勤務で、レコーディングをしつつアレンジの基礎と制作進行を身につけた。その後、レコーディング・ミックス・マスタリング業務に従事した後、フリーランスに転身。現在はレコーディングの他にサウンドプロデュースや若手育成にも力を入れつつ、ゲーム音楽やVtuberの作品にも参加している。
主な作品参加アーティストはIndigo la End・ゲスの極み乙女。・リーガルリリー・グソクムズ・20th Centuryなど。
X:@Tario_Rec Instagram:@tario_
はじめに
こんにちはレコーディングエンジニアの太田です。
今回試聴するのは、FitEarのイヤホンです。補聴器製作で培われた技術を背景に、ステージやスタジオで使用されるカスタムIEMから、一般的なイヤーピースで装着できるユニバーサルモデルまで展開しています。
複数のモデルを聴き比べながら、帯域バランスや解像度といった基本的な音質だけでなく、音像の距離や大きさ、低域の立ち上がりと減衰、空間や余韻の見え方まで、レコーディングエンジニアの視点から確認していきます。
それぞれの製品が持つ設計思想が、実際の音にどのような違いとして表れるのか。プロの現場で求められる正確さが、普段の音楽鑑賞ではどのような魅力につながるのか。反対に、リスニングを意識したモデルが、音楽の楽しさや没入感をどのように引き出してくれるのかにも注目して紐解いていきます。
Fit Earとは
FitEarは、歯科技工や補聴器製造で培った技術を生かし、カスタムIEMやユニバーサルイヤホンを開発・製造している日本のブランドです。個人的には、ライブで使われるイヤーモニターの定番メーカー、さまざまなアーティストのステージを長年支えてきた存在という印象です。音質に対するこだわりも強くマスタリングの現場でも使っている方もいます。
FitEarには音質だけでなく、分離の良さや音量変化への安定性、長時間使える装着感など、現場で必要とされる実用性を大切にしているイメージがあります。今回の試聴では、そうしたプロの現場で培われた特徴が、普段の音楽鑑賞でどのような魅力につながるのかにも注目していけたらと思います。
試聴・レビューを行う 7モデル
| イヤホン | ユニバーサル / カスタム | |
|---|---|---|
![]() | ① TG223 | ユニバーサルタイプ |
![]() | ② TG334 | ユニバーサルタイプ |
![]() | ③ MH334 Studio Reference | カスタムIEM |
![]() | ④ 224 | カスタムIEM |
![]() | ⑤ MH335ht | カスタムIEM |
![]() | ⑥ MH335DW EX | カスタムIEM |
![]() | ⑦ DC Custom | カスタムIEM |
① TG223
TG223は、カスタムIEM「Private 223」をベースに、一般的なイヤーピースで装着できるユニバーサルタイプとして開発されたモデルです。耳型を採取する必要がなく、通常のイヤホンと同じように使用できます。
外観は、エメラルドカラーのシェルとフレンチグレーのフェイスプレートを組み合わせた、カスタムIEMを思わせるデザインです。耳の形に沿うような丸みのあるシェルで、イヤーピースを交換することでフィット感を調整できます。
装着部には、ホーン形状の音導孔と楕円形のステムを組み合わせた、FitEar独自の「オーバルホーンステム」を採用。さまざまな耳穴の形状に対応しながら、カスタムIEMに近い音導構造を実現しています。
ドライバーにはバランスドアーマチュア型を採用し、低・中域に2基、高域に1基を配置した2Way/2Unit/3Driver構成です。付属するFitEar cable 013は3.5mmステレオミニプラグ仕様で、幅広い再生機器へ接続できます。
TG223の音質
聴いて最初に感じるのは、明るく少し硬質なサウンドです。音像は近く、中域とボーカルの存在感が強いため、楽曲の中心となる音がはっきりと提示されます。
低域は量感を大きく見せるタイプではなく、タイトにまとまっています。高域にもやや硬さがあり、音の減衰は全体的に早めです。余韻を豊かに広げるというより、一つひとつの音を明瞭に提示する方向のように思います。
特に印象的なのが分離の良さです。各楽器の輪郭がしっかり見えるため、音量バランスや中域の重なりを確認しやすく、モニター用途にも適しています。
一方、音場の横幅や奥行きは控えめで、音に包まれるようなリスニングサウンドではありません。個人的にはモニターライクな印象が強く、長時間聴き続けると少し疲れを感じる可能性があります。
音域の傾向
- 多い
- 少ない
- 低域
- 中低域
- 中域
- 中高域
- 高域
音質の特徴
- 近い
- 広い
- クール
- ウォーム
- 繊細
- 迫力
② TG334
TG334は、MH334 Studio Referenceをベースにしたユニバーサルモデルです。カスタムIEMと同じ構成・サイズのドライバーを採用しながら、一般的なイヤーピースで装着できます。
筐体は3Dプリンターで成形され、カスタムIEMを思わせる立体的で丸みのあるデザインです。耳型を採取せずに使用でき、イヤーピースの交換によってフィット感を調整できます。
ステムには、各帯域の音導孔を独立させた「オーバル3Wayステム」を採用。高域側には純チタン製のダイレクトHFチューブを備え、ユニット同士の干渉や高域の減衰を抑える構造になっています。
ドライバーはすべてバランスドアーマチュア型で、低域に1基、低・中域に2基、高域に1基を配置した3Way/3Unit/4Driver構成です。ケーブルには、3.5mmステレオミニプラグ仕様のFitEar cable 013が付属します。
TG334の音質
TG334は音像が近く、一つひとつの音も大きく感じられます。TG223と比べると低域の量感が増え、全体の重心も少し下がっていますが、低域の締まりはしっかりと保たれています。
高域はTG223よりも柔らかく滑らかです。ただし、輪郭がにじむような感覚はなく、必要な情報はきちんと確認できます。楽器ごとの分離は少し穏やかになる一方、楽曲全体のまとまりは増しました。
音場は横方向へしっかりと広がり、定位も明確です。奥行きもTG223より感じられ、リバーブや余韻も捉えやすくなっていますが、全体としてはタイトにまとまっています。
帯域全体のバランスが良いため、ミックスの判断にも使いやすいです。同時に、音楽としてのまとまりや滑らかさもあるため、純粋なリスニングでも楽しく聴くことができ、長時間でも比較的疲れにくそうです。
音域の傾向
- 多い
- 少ない
- 低域
- 中低域
- 中域
- 中高域
- 高域
音質の特徴
- 近い
- 広い
- クール
- ウォーム
- 繊細
- 迫力
③ MH334 Studio Reference
MH334 Studio Referenceは、FitEarの定番モデルであるMH334をベースに、レコーディングやミックス、マスタリングでの正確なモニタリングを想定して開発されたカスタムIEMです。ネットワークを最適化することで、高域の再生レンジと中低域の解像度を高めています。
製品版は耳型を採取して一人ひとりの耳に合わせて製作され、高い遮音性と安定した装着感が得られます。今回使用したのは、イヤーピースを装着して音を確認できる試聴機です。
ドライバーはすべてバランスドアーマチュア型で、低域に1基、低・中域に2基、高域に1基を配置した3Way/3Unit/4Driver構成。TG334と共通する構成ですが、こちらはカスタムシェルを前提としたスタジオリファレンスモデルです。
付属するFitEar cable 007は、3.5mmステレオミニプラグ仕様です。
MH334 Studio Referenceの音質
特筆すべきは、全体のバランスの良さです。音像は近すぎることも遠すぎることもなく、自然な距離に収まっています。
低域は多すぎず少なすぎず、中域やボーカルも楽曲の中へちょうどよく収まります。高域はTG334に近い傾向ですが、さらに少し滑らかに感じました。
楽器ごとの分離と、音楽全体のまとまりのバランスにも優れています。リバーブの余韻も過度に強調されず、自然なテイルとして確認できます。
帯域や音量のバランスを判断しやすく、ミックス用途にも十分使える実力を持ちます。一方で、分析的になりすぎず、純粋なリスニングでもかなり楽しく聴けます。音に無理な強調がないため、長時間でも疲れにくいと思います。
音域の傾向
- 多い
- 少ない
- 低域
- 中低域
- 中域
- 中高域
- 高域
音質の特徴
- 近い
- 広い
- クール
- ウォーム
- 繊細
- 迫力
④ 224
224は、ステージモニターとしての新しい位置づけを目指して開発されたカスタムIEMです。
ドライバーはすべてバランスドアーマチュア型で、フルレンジに2基、高域に2基を配置した2Way/2Unit/4Driver構成。従来のMHシリーズよりも帯域分割や重複を減らし、音の厚みを保ちながら、スムーズなつながりと高いレスポンスを狙った設計です。
各帯域のドライバーを2基ずつ搭載することで、同じ音圧を出す際の振幅を抑え、リニアリティや入力耐性を向上。ステージ上で音量が大きく変化した場合でも、安定したモニタリングができるよう工夫されています。
製品版は耳型を採取して製作され、シェルやフェイスプレートのカラーを選択できます。今回使用したのはイヤーピース式の試聴機です。ケーブルには、3.5mmステレオミニプラグ仕様のFitEar cable 013が付属します。
224の音質
一聴してわかるのが、高域の繊細さと落ち着いたサウンドです。低域と高域は近めですが、中域やボーカルは少し奥に配置される印象があります。
低域は量感があり、締まりよりも深さを感じるタイプ。中域はタイトで落ち着いており、高域は繊細に伸びる一方、わずかにシャリつきを覚える場面も伺えます。
分離感を強調するというより、音楽全体のまとまりを重視した鳴り方です。音場はややコンパクトですが、センターの定位は明確。余韻もタイトに収まります。
モニターらしさを持ちつつ、特にポップスや女性ボーカルと好相性。少し音量を上げて鳴らすと持ち味が出ますが、そのぶん長時間のリスニングでは若干の聴き疲れが生じるかもしれません。
音域の傾向
- 多い
- 少ない
- 低域
- 中低域
- 中域
- 中高域
- 高域
音質の特徴
- 近い
- 広い
- クール
- ウォーム
- 繊細
- 迫力
⑤ MH335ht
MH335htは、MH335DWの設計を新たなアプローチで見直したカスタムIEMです。ドライバー構成はそのままに、高域側の音導孔をホーン形状とすることで、高域のレンジを拡張。ネットワークも改良され、低域のリニアリティ向上が図られています。
ドライバーはすべてバランスドアーマチュア型で、低域2基、中低域2基、高域1基の3Way/3Unit/5Driver構成。3Dプリンターによる造形を活かし、各音導管を合流させる独自構造と、幅広い耳穴形状に対応するミドルレッグシェルを採用しています。
こちらも製品版は耳型をもとに一人ひとりに合わせて製作されるモデルですが、今回は試聴機にイヤーピースを装着して聴いています。製品名の「ht」には、MHシリーズの開発に携わったマスタリングエンジニア・原田光晴氏の思想を受け継ぐという意味が込められています。
MH335htの音質
音を出した瞬間、率直に「素晴らしい音だ」と唸らされます。音像は近めですが圧迫感はなく、しっかりとした存在感と自然な聴きやすさを両立しています。
低域は力強く、深さと締まりのバランスが絶妙です。量感はありながら過多には感じにくく、心地よく楽曲の土台を支えます。中域やボーカルにも十分な存在感があり、高域は硬さを感じさせず、自然で心地よく伸びていきます。
分離と音楽としてのまとまりのバランスも良好です。音場は横にも奥にも自然に広がり、各楽器の定位やリバーブの余韻も無理なく捉えられます。
ミックスの判断にもかなり使いやすいと思いますが、低域があまりにも心地よく鳴るため、その気持ちよさに耳を引っ張られないよう注意は必要です。純粋なリスニングではジャンルを選ばず楽しめて、長時間でも疲労感の少ない優れたイヤホンです。
音域の傾向
- 多い
- 少ない
- 低域
- 中低域
- 中域
- 中高域
- 高域
音質の特徴
- 近い
- 広い
- クール
- ウォーム
- 繊細
- 迫力
⑥ MH335DW EX
MH335DW EXは、FitEarを代表するダブルウーファーモデル「MH335DW」を、情報量の多い現代の音楽に合わせてブラッシュアップしたカスタムIEMです。
ドライバー構成はMH335DWを継承し、低域2基、低・中域2基、高域1基の3Way/3Unit/5Driver構成。最新の部品を取り入れてネットワークを調整するとともに、アコースティックフィルターも見直されています。これにより高域のレンジを広げながら低域の情報を整理し、モニター用途にも適した再生を目指しています。
製品版は耳型をもとに一人ひとりに合わせて製作されますが、今回は試聴機にイヤーピースを装着して聴いています。付属ケーブルは、3.5mmステレオミニプラグ仕様のFitEar cable 013です。
MH335DW EXの音質
MH335DW EXも、MH335ht同様に一聴して高いポテンシャルが感じられます。音像はMH335htよりさらに近めですが、圧迫感はなく、ボーカルや各楽器の存在を明確に捉えられます。
特に違いを感じたのが低域です。MH335htの豊かで心地よい低域に対して、こちらはよりタイトで輪郭が明瞭。中域にはしっかりとした存在感があり、高域も硬さを感じさせず自然に伸びています。
分離と音楽としてのまとまりのバランスも良く、音場は横にも奥にも自然に広がります。定位やリバーブの余韻も見やすく、音数が増えても全体像を把握できる解像度を備えています。
低域がタイトで帯域バランスも整っているため、ミックス用途ではMH335ht以上に扱いやすさを発揮します。一方で分析的になりすぎず、ジャンルを選ばず音楽を楽しめる心地よさもあります。長時間聴いても疲れにくそうです。
音域の傾向
- 多い
- 少ない
- 低域
- 中低域
- 中域
- 中高域
- 高域
音質の特徴
- 近い
- 広い
- クール
- ウォーム
- 繊細
- 迫力
⑦ DC Custom
DC Customは、静電型ツイーターとダイナミック型ドライバーを組み合わせた、FitEarでは珍しいハイブリッド構成のカスタムIEMです。
高域には、密閉空間で動作する静電型ツイーターを搭載。昇圧トランスを本体に内蔵しているため、専用の外部ドライバーユニットを必要とせず、一般的なイヤホンと同じように使用できます。
フルレンジ側には、フォスター電機製の9mmダイナミックドライバーを2基直列に並べた「インライン・デュアルダイナミック・ドライバー」を採用。前後のドライバーが連動することで追従性を高める独自構造です。
筐体には、3Dプリンターで製作されるショートレッグシェルを採用。高い気密性を保ちながら耳穴内の気圧変化を抑え、着脱のしやすさにも配慮されています。製品版は耳型に合わせて製作されますが、今回は試聴機にイヤーピースを装着して聴いています。
DC Customの音質
まず際立つのは、落ち着きのある繊細なサウンドです。音像は近めですが圧迫感はなく、ボーカルや楽器が自然な距離感で耳に届きます。
低域は適度な広がりがあり、量感を強調するというより、楽曲へ自然に溶け込む印象です。中域にはしっかりとした存在感があり、高域も硬さを感じさせず滑らかに伸びていきます。異なる方式のドライバーを組み合わせながら、帯域のつながりは非常にシームレスです。
分離と音楽としてのまとまりのバランスも良く、音場は横にも奥にも自然に広がります。各楽器の定位やリバーブの余韻も無理なく見渡せます。
ミックスの確認にも使えますが、音を分析的に切り分けるというより、全体を自然につなげて聴かせるリスニング寄りの印象です。力強い押し出しが欲しい楽曲では少しパワー不足に感じる可能性がある一方、繊細な表現を含む楽曲とは特に相性が良く、長時間でも疲れにくいと感じました。
音域の傾向
- 多い
- 少ない
- 低域
- 中低域
- 中域
- 中高域
- 高域
音質の特徴
- 近い
- 広い
- クール
- ウォーム
- 繊細
- 迫力
それぞれのおすすめユーザー
今回試聴した7機種は、それぞれ得意とする聴かせ方が異なります。制作で確認したいポイントや、リスニングで重視する要素から選ぶと分かりやすいでしょう。
TG223
楽器ごとの分離や中域の見やすさを重視する方におすすめです。音像が近く、ボーカルや各パートを明確に追えるため、楽器の音量関係や中域のバランスを細かく確認したい場面に向いています。
TG334
モニターとしての精度と、音楽を楽しめるまとまりの良さを両立したい方におすすめです。定位を確認しやすく、低域の量感や高域の滑らかさもあるため、制作から普段のリスニングまで幅広く使えます。
MH334 Studio Reference
特定の帯域を強調せず、全体をフラットな感覚で見渡したい方におすすめです。分離とまとまり、近さと遠さのバランスが良く、ミックスの基準として使いやすい一方、長時間のリスニングも自然に楽しめます。
224
繊細な高域と落ち着いたサウンドを好む方におすすめです。特にポップスや女性ボーカルとの相性が良く、センターの定位をしっかり感じながら、まとまりのある音で聴きたい方に向いています。
MH335ht
豊かな低域と心地よい広がりを楽しみたい方におすすめです。低域には力強さがありますが、深さと締まりのバランスが良く、ジャンルを選ばず楽しめます。制作にも使えますが、低域の気持ちよさを重視したリスニング用途では特に魅力的です。
MH335DW EX
高い完成度を保ちながら、よりタイトな低域と正確なバランスを求める方におすすめです。音像や定位、リバーブの奥行きを確認しやすく、今回のラインナップの中でも特にミックス用途へ取り入れやすいモデルだと感じました。
DC Custom
落ち着いた繊細さや、帯域が滑らかにつながる自然なサウンドを好む方におすすめです。強い押し出しよりも、細かな表情や余韻を味わう楽曲と相性が良く、長時間ゆっくり音楽を楽しみたい方に向いています。
まとめ
今回7機種を聴き比べて、どのモデルにもライブモニターを長く支えてきたFitEarらしい、音の芯と定位の安定感があります。一方で、同じメーカーの製品でも、音の見せ方には想像以上の違いがありました。
中でも強い印象を残すのが、MH335htとMH335DW EXです。MH335htは豊かな低域と自然な広がりによって、純粋に音楽を楽しませてくれるモデル。対してMH335DW EXは、その完成度を保ちながら低域をよりタイトに整理し、ミックスで必要な情報を捉えやすくチューニングされています。
今回はすべてイヤーピースを装着した試聴機で確認しましたが、カスタムIEMは実際の耳型に合わせて製作されることで、装着感や低域の感じ方も変わる可能性があります。それでも、用途や好みに合わせて選べる幅広さと、どのモデルにも共通する完成度の高さは、今回の比較を通して十分に伝わってきます。

























