フジヤエービック

 

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2020.07.18
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【新発売】「ヘッドセットは新しいのが良い」3つの理由とは?KOSS CS200i、7/18発売開始。

【新発売】「ヘッドセットは新しいのが良い」3つの理由とは?KOSS CS200i、7/18発売開始。

オフィスやテレワークにおけるビデオ会議、オンライン語学学習などの通話にかかせないヘッドセット。今回は最新のテクノロジーが凝縮されているヘッドセット、KOSS CS200iをご紹介します。

■この記事の監修
フジヤエービック(FUJIYA AVIC)
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ヘッドセットの需要

プロ用機材を扱うフジヤエービックでは、以前より通信用・コミュニケーション用機材の一環として販売していますが、普段はそれほど大量に売れる品ではないのに、今年に入ってからはご存じの通りテレワークやビデオ会議の急速な普及で一時世界的に品不足に陥っていた製品がヘッドセット。


「 春のヘッドフォン祭2020 ONLINE 」で小岩井ことりさんが着用していたのが2019年7月に発売された audio-technica ATH-PDG1a ですが、これはオーディオヘッドホンとしてもかなり高いレベルを持つ、ゲーミング用途が主なハイクラスヘッドセット。

audio-technica ATH-PDG1a

audio-technica ATH-PDG1a ビジネス用のヘッドセットというのは、コールセンターのオペレーターがしているこんなイメージですよね。

オペレーター

昨今は通話対応のワイヤレスイヤホンを使う方も多いのですが、ワイヤレスは雑音や音声途切れ等のリスクが伴い、相手の声を間違いなく聞き取らなければいけないプロの世界ではあまり使われません。
また画面に対する音声遅延の問題も生じます(ゲームでは時に致命的)。やはりパソコンやタブレット、携帯電話から有線で音を拾うほうが安心です。

KOSS CS200i


本日、2018年7月18日(土)より発売される、アメリカ(世界一のテレワーク大国でもあります)の老舗ヘッドホンメーカー、KOSS(コス)の有線ヘッドセットをご紹介します。KOSSは1958年に世界初のステレオヘッドホン"SP/3"(上の動画に出てきます)を作ったメーカーです。

KOSSロゴ

KOSS CS200i使用イメージ

個人でも気軽に購入できる価格帯の軽量ヘッドセットですが、CS200iには最新のテクノロジーが凝縮されています。そのあたりをご紹介しつつ、「ヘッドセットは新しいほうが良い」点についても触れていきます。

1.ヘッドホンとしての基本的な性能。

CS200iのヘッドホン部は密閉型で、パーソナルワークであってもオフィスワークであっても音漏れが少なく他者に迷惑をかけません。またヘッドホンとマイクが近接しているヘッドセットでのハウリング低減にも役立ちます。
そして周波数特性も可聴帯域を超える20~22,000 Hzを確保。感度(SPL) 102dB、インピーダンス 32Ωと現代的なヘッドホン・イヤホンのスペックとなっており、Web会議中は他者の声を、仕事中は音楽を聴く、と1台でまかなえます。

KOSS CS200i

長時間装着に対応する、程よい装着感を実現する、KOSS独自開発の耳の形状に合わせた「D型ハウジング」。ケーブル込みで92gという軽量設計と相まって、疲れにくく、耳が痛くなったりしにくいヘッドホン部となっています。
また、風通しの良さそうなフォルムもいいですね(長時間装着で汗をかく方も多いと思います)。

2.マイクの性能・機能。

KOSS CS200i

ブームマイクは多くのヘッドセットが今もこのスタイルであり続けているように、やはり口の前にマイクユニットがあるのが一番自然で、音もしっかり拾えます。
そのオンオフをするためのフレキシブルブームも、ここまでスタイリッシュになりました。Web会議などでもビジネスイメージを保ちながらクールに見てもらえますね。
また、イヤホンなどの耳から外れた部分のマイクを意識すると声を張り上げてしまうことがありますが、口の前にマイクが見えていると「大声でなくてもちゃんと拾ってくれるな」という安心感で通常の音量で話せるようになる、というような心理的効果もあるようです。

KOSS CS200i使用イメージ

そのマイクもスマートにブームに収まる超小型ながら、ノイズキャンセリング機能を備えており周囲のノイズはカットしつつ、拾った音声を忠実に届けます。
また、古いヘッドセットは固定電話時代~携帯初期の、再生周波数帯域が上限3.4kHzまでだった時代に合わせた設計なことがあります。
劇的に音質が向上した4G VoLTE(上限7kHz)から、最近はVoLTE(HD+)という上限が14kHzと音楽帯域のほとんどをカバーする音声伝送技術が使われるようになっており(例えば ドコモの場合 iPhoneではXまでがVoLTE、11以降がVoLTE(HD+)対応となる)通話用ヘッドセットといえどもマイク・ヘッドホン両方の性能が問われる時代になってきています。
CS200iの場合はマイクの周波数帯域が100-16,000Hzとなっており、VoLTE(HD+)の帯域もカバーしています。マイクで音楽を送ることはあまりありませんが、良いマイクであれば向こうへの音の「聴こえ方」は変わってくるはず。
以前から使っているヘッドセットお持ちなら、そろそろ替えてみる時期かも。

KOSS CS200i

3.ヘッドセットの新潮流を取り入れている。

KOSS CS200i

CS200iは、iPhoneなどのスマホや最近はMacなどでも使われている「3.5mm4極 TRRSタイププラグ」を採用。「TRRS」とは"Tip(先端)-Ring(リング)-Ring-Sleeve(スリーブ、軸部)"のことで、言われればプラグの導線の数が判るようになっています。
ちなみに普通のイヤホン端子(3.5mm3極)は「TRSタイプ」になります。従来のイヤホンとマイクが別の端子の場合に起こる「イヤホンとマイクの差し間違い」が起こらず、また限りあるUSBポートを食わない(そもそもiPadなどはありませんし)ためにも、イヤホン端子のあるパソコンやタブレットはそれを効率的に使いたいものです。
プラグアダプタは豊富に市販されていますので、これからはTRRSタイプを買っておけば安心?

まとめ

KOSS CS200i

ということで、古いヘッドセットをお使いの方は、新しくしてみるチャンス。 まだ持ってない方、ワイヤレスやイヤホンタイプで「あれ?」と思った経験をお持ちの方に、お勧めします。

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