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2016.06.02
オーディオ豆知識,

ヘッドホンでの音楽鑑賞による難聴のリスク

ヘッドホンでの音楽鑑賞による難聴のリスク

音楽好きにとって ヘッドホン は不可欠ですが、難聴のリスクがあることはご存知でしょうか。まずはヘッドホンによる難聴の原因を理解し、どうすればリスクを回避し音楽を楽しむことができるのかご紹介します。

 

難聴のメカニズムを知る

ヘッドホン使用が原因となる“ヘッドホン難聴”は、“騒音性難聴”や“音響性外傷”とも呼ばれています。ヘッドホンの使用頻度の高い若者に多いこの難聴のメカニズムは、耳の内耳にあるうずまき状の音を感じる器官“蝸牛(かぎゅう)”の感覚細胞が音によってダメージを受け、最悪の場合破壊されてしまうことによって引き起こされます。

● ヘッドホン難聴の注意点

この難聴の恐ろしいところは、蝸牛の感覚細胞は再生しないということです。自然治癒はもちろんのこと、医学的な治療も難しく、一度難聴になってしまうと日常生活にも大きな支障をきたしてしまいます。

 

ヘッドホン難聴になってしまう主な原因

それではヘッドホン難聴の具体的な原因とは、一体どのようなものがあるのでしょうか。

 

・ 大音量で音楽を聴く

大音量で音楽を聴くと感覚細胞を酷使し続ける状態となり、ダメージがどんどん蓄積されてしまいます。過剰な音量で酷使し続けるとそれだけ聴力の劣化が早まってしまい、難聴が進行してしまうのです。

・ 周波数が高い音を聴く

周波数帯が高い音域は、感覚器官へ与えるダメージがより大きくなってしまいます。また、通常高い周波数帯の音は空気中で弱まりながら伝わっていきますが、ヘッドホンではほぼダイレクトに耳に伝わるため、ダメージが大きくなってしまうのです。そのため、難聴はこの高い音からだんだんと聴こえづらくなり、進行していきます。

・ 長い時間音楽を聴き続ける

大音量ではなく適切な音量で音楽を楽しんでいても、長時間聴き続けると感覚細胞に大きな負担をかけてしまうことになります。現在では、携帯型音楽プレーヤーでも長時間音楽を楽しむことができるようになりましたが、そのせいで感覚細胞は休むことなく酷使され、ダメージが蓄積されていってしまうのです。

 

ヘッドホン難聴を予防する3つの対策

難聴の原因がわかったところで、どうすればそれが防げるのでしょうか?ヘッドホン難聴になってしまわないように、対策を身につけましょう。

1.適度なボリュームで聴く

原因でもご紹介した通り、大音量は感覚細胞に大きな負担をかけてしまいます。普段から適度なボリュームを意識して音楽を楽しむよう、心がけましょう。ヘッドホンをつけたままでも、まわりの人の声が聞こえるくらいの音量が目安です。

2.耳を休息させる

耳への負担を回復させるために、音楽を聴いた時間の3倍は耳を休ませたほうがよいとされています。ヘッドホンをつけたまま眠ってしまうと、睡眠中にも感覚細胞が騒音さらされている状態となってしまいますので、絶対に避けましょう。

3.体調やストレスに気をつける

難聴は普段の体調や、ストレスなどにも影響を受けるといわれています。体調不良や疲れているときなどはできるだけ音量を小さくし、耳と体をしっかりと休めましょう。

 

ヘッドホン難聴予防に効果的なイヤープラグ

ヘッドホン難聴になってしまうと、大好きな音楽も楽しむことが難しくなってしまいます。そうならないためにも普段から意識して難聴予防に努める必要があります。 フジヤエービックで取り扱っているイヤープラグは、難聴予防に高い意識を持っている方におすすめの商品です。さまざまなラインアップを取り扱っていますので、ぜひ一度ご覧下さい。

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