斬新的な8ドライバー3ウェイ カナル型イヤホンMoondrop S8が登場。今回はその新商品Moondrop S8をご紹介します。
あの伝説のモデル(現行品ですが) "Liebesleid" を2017年秋より販売してきたフジヤエービック。
水月雨 (Moondrop)の"NEW GENERATION"を名乗るイヤホンが、ついに国内正式登場!Moondrop S8!
その名の通り、8BAを投入した、どちらかと言えばダイナミック型ドライバ仕様モデルのイメージが強かったメーカーさんのマルチBAモデルです。
特に低域用ドライバは、Sonion社37 シリーズを使用していますが、水月雨独自の背面ポート開け&別途チャンバー(空気室)を設け、低域の特性を改善。
中域ドライバは前モデル「A8」の「水月雨チューニング」を受け継ぎ、独自開発のカスタマイズドBA ドライバー "Softears D-MID-B" を4基使い、ドライバー本体と電子回路の改良によって「A8」よりさらに細部まで表現できる解像度を実現しました。
高域ドライバは、こちらは伸びの良さに定評のある "Knowles SWFK" を 2 基搭載。 メーカーハイブリッドとでもいうべき、各帯域にこだわりなく最適なBAドライバーを採用しつつ、音をしっかりまとめてきたあたりはさすが。
しかし、その音のつながりはなめらかで、聴いてみると「あ、水月雨の音だな」と感じられるようなサウンド傾向。内部配線には6N-OCC銅線を採用しているのも、目に見えない部分にもお金をかけて良い音を出す水月雨の方針が伺えますね。
一般的な0.78mm 2pinコネクタを採用し、リケーブル対応。付属ケーブルも上質なものが付属してきます。
既に発売済みの諸外国でも、高い評価を得ているMoondrop S8。御覧の通りの製造品質を保っていながら、8ドライバでこの価格?とマニアも納得のモデルです。
Moondrop S8は2020年3月19日(木)発売。フジヤエービックでは予約受付中です。
とはいえ、相応にお値段の張るイヤホンだけに、フジヤエービックの「下取交換」で、お持ちのイヤホン・ヘッドホン・ケーブルなどを下取りに出してお安く購入もできます。
下取交換については、お気軽にスタッフまでお問合せ下さい。