フジヤエービック

 

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2023.06.22
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SeeAudio Rinko レビュー | 絶妙なチューニングが施されたコスパの高い有線イヤホン

SeeAudio Rinko レビュー

SeeAudio Rinko をオーディオ専門店スタッフがレビューします。重厚感を感じさせる低音域でありながら、軽快感を損なわず、中高音域のキレの良さも感じさせる絶妙なチューニングを施されたコスパの高い有線イヤホンをご紹介します。

フジヤエービック店舗イメージ
▶この記事の監修
フジヤエービック(FUJIYA AVIC)
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See Audioとは

2019年に中国で設立した非常に若いブランドです。
中国の様々なメーカーから若手エンジニアが結集しカスタム IEMから実績を積み重ね、カスタムIEMで既に多くの高評価を獲得した後、2021年、ユニバーサルモデルを皮切りに日本市場へ初参入しました。アニメが好きということで、ブランドイメージとしてRinkoというキャラクターを使用しています。

今回はそのキャラクターと同名のイヤホンのレビューをお届けします。

Rinkoの特徴

イヤホン本体

SeeAudio Rinko本体の画像

フェイスプレートのカラーは不透明の黒ですが、シェル本体は光にかざすと内部のドライバーが透けて見えます。

同梱物

SeeAudio Rinkoパッケージ内容の画像

イヤーチップ (サイズS/M/L各1セットバンドル) / イヤホンケース

イヤーピース

SeeAudio Rinkoイヤーピースの画像

通常のイヤーピースはシリコンの軸と傘の間が空洞ですが、本モデルの付属イヤーピースは、軸と傘の間にウレタン素材が入っており、シリコンタイプよりも密閉感があり、遮音性も高く感じられます。

ステム

SeeAudio Rinkoステムの画像

ステムの大きさは標準的なサイズです。そのため、他社製イヤーピースも装着可能となっています。

コネクタ

0.78mmの2Pinタイプのコネクタを採用しています。

ケーブル

4芯のOFCシルバーコーティングケーブルで4.4mmプラグ(日本市場向け仕様)

ドライバー構成

マイクロ・プラナー・ドライバーとダイナミックドライバーを1基ずつのハイブリッド型ドライバーです。

音質レビュー

SeeAudio Rinko 音質レビューの画像

Rinkoは、マイクロ・プラナー・ドライバーとダイナミックドライバーを1基ずつ搭載されています。この構成はメーカー説明によるとある意味「御法度的」とあります。

確かに、珍しいドライバー構成ではありますが、鳴らしにくさや音の鳴りに違和感は感じられず、Bluetoothレシーバーやドングル型DACでも十分に鳴らせていると感じました。2種類のドライバーによる深みのある低域と力強い中高音域は、エントリーモデルの域を超えており、聴き応えがあります。

音色傾向としては、寒色でカラッとしたサウンドで、余計な余韻感はなく、キレの良さを感じさせます。

付属の標準ケーブルが、4.4mmのバランスケーブルなので、リケーブルせず高出力のDAPとの接続が可能というのも嬉しいポイントです。

製品仕様

ドライバー 1DD+1Planer 周波数帯域 20Hz-20000Hz
インピーダンス 40Ω 感度 112±1db

【商品情報】See Audio See Audio

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まとめ

SeeAudio「Rinko」は
・不透明のブラックカラーのフェイスプレートと、シェル本体は薄く透けて中が見える形状のイヤホン筐体
・マイクロ・プラナー・ドライバーとダイナミックドライバーを1基ずつ搭載
・4.4mmバランスケーブルで高出力DAPとの接続が可能
・キレが良くカラッとしたサウンド

が特徴の有線イヤホンです。重厚感を感じさせる低音域でありながら、軽快感を損なわず、中高音域のキレの良さも感じさせる絶妙なチューニングを施されており、1万円台とは思えないハイクオリティな仕上がりとなっております。

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