Jabra はプロフェッショナル向けのヘッドセットや補聴器などの個人向け製品を展開しているブランドです。プロ向けの製品や補聴器で培った技術を活かし、耳に優しく途切れにくい通信性、高品質のマイク性能など注目のイヤホンブランドのひとつです。

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今回は、コンパクトながらブランド独自のシェークグリップテクノロジーと特殊なリキッドシリコンラバーでコーティングを施すことで高いフィット感を実現した「Elite 7 Active」をレビューします。

手のひらに収まるコンパクトなケースで、充電は通常のUSB-type Cケーブルとなっています。

イヤホンの外側は涙型の形状で、シリコン状となっており、手に取るとシリコンの柔らかさと手になじむ感触があります。

マイクは片側３か所、合計6か所に設置されています。それぞれのマイクでノイズキャンセリングや通話をコントロールしているんですね。

イヤーピースは若干かさが小さいタイプなので、通常の交換用のワイヤレスイヤホン用イヤーピースであれば問題なく変更が可能です。

専用アプリJabra Sound+をインストールして試してみました。最初にノイズキャンセリングのバランスをパーソナライズする機能で調整が可能です。個人個人で耳の聞こえ方も心地よいバランスも異なるので好みの設定にノイズキャンセリングの具合も調整できるのは嬉しいですね。

設定した後、アクティブノイズキャンセリングを5段階、外音取り込みを5段階調整できます。

音楽用イコライザーはベース、ミッドレンジ、トレブルの調整、音楽プリセットは、ベーシックなものが6種類と保存も可能となっています。

音楽ジャンルや動画再生するとき、その時の状況によって聴きたい音質と静音したい状況も変わってきますので異なる好みのノイズキャンセル、音質を調整できるのは嬉しい機能ですね。

それでは、装着感についてレビューしていきます。先にご紹介した通り、イヤホン本体の外側から真ん中あたりにかけて、シリコンラバーとなっていてフィット感があり滑りにくい感触です。耳に入れた後少し回して涙型の細くなっている部分を耳のくぼみに合わせるとぴったりとハマります。私は耳が小さいのでイヤホン本体が若干耳の外に出てしまうのですが、大きい方であれば、シリコンラバーのフィット感をより一層感じられるのではないでしょうか。

Jabraの他のワイヤレスイヤホンにも共通している特徴のクリアで分離と定位感が良いサウンドに、中低音の厚みと丸みが追加され、低音域の音が身体の芯に届くような臨場感を感じます。特に10年代以降のポップスやアニソン、映像作品など多彩なジャンルをお楽しみいただけるのではないでしょうか。

・独自の技術とリキッドシリコンラバーコーディングで外れにくく、フィット感のあるイヤホン
・専用アプリで自分に合った好みのノイズキャンセリングと外音取り込み
・クリアさと臨場感のある中低音のサウンドが心地よい

フィット感のあるイヤホンなので運動時の使用におすすめです。マイクやノイズキャンセル機能も使用しやすいのでオンライン通話などの日常使いにも活躍するワイヤレスイヤホンです。