コンパクトなJabraの新イヤホン「Elite 4 Active」は、ノイズキャンセリングやイコライザー機能をしっかり搭載し臨場感のある音質でありながらリーズナブルな価格帯が魅力です。性能面、音質をレビューします。
Jabra(ジャブラ)とは
Jabra Elite 4 Activeの特徴
Jabra Elite 4 Activeのカラーバリエーション
Jabra Elite 4 Active性能レビュー
Jabra Elite 4 Active音質レビュー
製品仕様
まとめ
国際電信に始まり、コールセンター用ヘッドセットやタクシー無線を手掛けるデンマーク・コペンハーゲン発GNグループ。その中でもJabra はプロフェッショナル向けのヘッドセットや補聴器などの個人向け製品を展開しているブランドです。 【商品情報】Jabra商品一覧 » 詳細を見る
プロ向けの製品や補聴器で培った技術を活かし、耳に優しく途切れにくい通信性、高品質のマイク性能など注目のイヤホンブランドのひとつです。
2021年はJabraブランドの完全ワイヤレスイヤホンが次々に発売された年となりました。
12mm大口径ドライバー搭載の高音質「Elite 85t」、骨伝導センサー搭載で快適な通話ができる「Elite 7 Pro」、エントリー向け普段使いにしたい「Elite 3」と、続々とラインナップされていきましたが、勢いは衰えを知らず、2022年1月に「Elite 4 Active」を発表しました。
今回は「Elite 4 Active」の特徴をレビューします。
Elite 4 Activeは、アクティブシーン向けにつくられています。人間工学に基づいたコンパクトデザインを採用し、高いフィット感でズレにくい構造です。
また、IP57 準拠の防塵防水性能と耐汗性能を備えており、多少の汗であれば心配ありません。
イヤホンのボタンをタッチするだけでアクティブノイズキャンセリング(ANC) がオンになります。Jabra Sound+アプリを再生デバイスに登録すれば「ANCのパーソナライズ」でノイズキャンセリング強度の調整が可能です。
Elite 4 Activeは、ボタンをタップするだけで、内蔵マイクで周囲の音を拾いイヤホンで再生する外音取込機能を搭載しています。
イヤホンを装着したままで周囲の音が明瞭に聴き取ることができます。また、ヒアスルー機能は、通話するときに自分の声が返り話しやすくなります。そんな便利さもメリットのひとつです。
4つのマイクにより、はっきりとしたクリアな通話が可能です。マイク性能に定評のあるJabraの機能性の高さが感じられるのではないでしょうか。
ANC使用時で最大7時間、充電ケースと併用で、最長28時間の連続使用が可能なロングバッテリー仕様です。
ファッションのアクセントにもなりそうなトレンドのアイスミントカラーです。
【商品情報】Jabra Elite 4 Active Light Mint
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シックなネイビーカラーは、シンプルでどんなシーンにも合わせやすいカラーです。
【商品情報】Jabra Elite 4 Active Navy
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この価格帯でありながら、高価格帯に搭載するノイズキャンセリング機能を当然の様に搭載しており、その結果周囲の雑音をしっかりと除去し音楽の細部まで聴かせてくれます。
音楽を再生したまま周囲の音を聴く事が出来るヒアスルー機能も搭載していますが、とても鮮明に聞こえます。この機能は、拾って欲しくない音も拾いがち(サーッという風切り音等のノイズ)ですがしっかりと聴きたいところをピンポイントで拾ってくれているように感じます。
例えば、都心の駅構内アナウンスなどの音声も聞き取りやすいのではないでしょうか。
Jabra Elite 4 Activeは、公式アプリをスマートフォンにインストールすればアプリ内でイコライザー調整をする事が出来るので、楽曲や好みに合わせた音を再現してくれます。複数あるイコライザーの中でも個人的にお勧めしたいセッティングをレビューします。
まずは、ニュートラルから。低域の鳴りが強めで、高域の鳴りは控えめです。どっしりとしたベースラインがありつつ、ギター・ピアノ等の音を聴かせてくれるので音にブレがなく安定感があります。
ボーカルは、耳穴の奥の方で鳴っているように感じられ、距離感が近いです。そのおかげで、上記に述べた楽器隊に埋もれる事なくブレスや余韻も感じれらます。
個人的に試聴してて感動したのが、miletの壮大なスケールが特徴的なproverです。
ワイヤレスイヤホンとは思えない迫力と音場の広さが感じられ、有線イヤホンユーザーとしては度肝を抜かれました。
次に音声をご紹介します。ニュートラルで存在感を魅せていたベースラインが一歩後ろに下がりボーカル・ギターなどの中高音域を引き立たせるようなサウンドになり楽曲が引き締まって聴こえます。ドライな質感になり、エレキギターの鳴りが最高に気持ち良いです。
Bluetoothバージョン | 5.2 | 対応コーデック | SBC、aptX |
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アクティブノイズキャンセリング機能(ANC) | 対応 | 外音取り込み機能(ヒアスルー) | 対応 |
連続再生時間 | 最大約7時間 / 最大約28時間(ケース込み) | 充電時間 | 最大約180分 |
急速充電 | 充電ケースでイヤホンを10分間充電した場合:最長1時間の使用時間 | 通話マイク | あり |
ペアリングデバイス | 最大 6 台 | 耐汗耐水性能 | IP57 |
本体サイズ(W×H×D) | 20.85mm× 20.49mm×27.3mm | 質量 | イヤホンの重量 (片側)5g、充電ケース37.5g |
【商品情報】Jabra Elite 4 Active
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Elite 4 Activeは性能面でも音質面でも、高価格帯に見られる魅力が多く備わっています。
完全ワイヤレスイヤホンを使うのが初めての方はもちろん、すでにハイエンドモデルを使用している方の日常使用にも大変おすすめできる製品です。