ノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンJabra Elite 5をオーディオ専門店スタッフがレビューします。強力なノイズキャンセリングと聞き取りやすい音声通話、高音質再生可能なaptX搭載で定位感がよくクリアな音質が魅力のワイヤレスイヤホンです。
目次
Jabra のワイヤレスイヤホン
Jabra Elite 5の特徴
Jabra Elite 5の専用アプリJabra Sound+
Jabra Elite 5装着感レビュー
Jabra Elite 5音質レビュー
製品仕様
まとめ
プロフェッショナル向けのヘッドセットや補聴器などの個人向け製品を展開しているJabraは、マイクやノイズキャンセリング技術においても高い評価を得ており、2021年からJabraブランドの完全ワイヤレスイヤホンは、一貫したデザインを特徴としながら、骨伝導センサー搭載で快適な通話ができる「Elite 7 Pro」、エントリー向け普段使いにしたい「Elite 3」、スポーツ向けの「Elite 7 pro active」などを次々に発表しています。
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今回はJabraのワイヤレスイヤホンの中からアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したJabra Elite 5をレビューします。
楕円形でスリムなタイプのケースで、充電は通常のUSB-type Cケーブルとなっています。
イヤホンの外側は丸みのある三角形の形状で、トップの部分が再生や停止、ノイズキャンセリングなどを調整するボタンになっています。
マイクの穴は前後に2か所設置されています。
イヤーピースは若干かさが小さいタイプなので、通常の交換用のワイヤレスイヤホン用イヤーピースであれば問題なく変更が可能です。
ノイズキャンセリング・外音取り込み、音楽用イコライザーは、専用アプリJabra Sound+をインストールすることで変更が可能です。
アクティブノイズキャンセリングを5段階、外音取り込みを5段階調整できます。
Elite 5のアクティブノイズキャンセリングは、外側に設置したマイクでノイズを集音し、逆位相の音を生成することでノイズを低減するフィードフォワード方式と、再生されている音楽と外から入ってくるノイズの両方をマイクで拾って、その逆相の音をスピーカーから出すフィードバック方式、この二つの方式を組み合わせたハイブリッド方式を採用しており、より強力なノイズキャンセリングが可能です。
音楽用イコライザーはベース、ミッドレンジ、トレブルの調整、音楽プリセットは、ベーシックなものが6種類と保存も可能となっています。
外側は三角形で手に取りやすく、内側は丸みがあり、装着する際手前側をひねるように耳に入れるとぴったりはまります。軽い着け心地なので作業しながらのリスニングも快適にできそうです。
音質傾向はクリアで聴き心地のいい中高音域と定位感の良いサウンドです。そのため、ライブ音源やjazzなど管楽器メインの楽曲も臨場感たっぷりの音で楽しめます。
前回ご紹介したElite 7 Activeと比較すると、中低音の厚みや臨場感はElite 7 Activeの方がしっかり前に出る印象ですが、Elite 5 は、スッキリとしていて特に話声などは聞きやすいのではないでしょうか。
イズキャンセリング | 対応 | マルチポイント | 対応 |
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コーデック | SBC、AAC、QualComm® aptX™ | 耐久性 | IP55 |
連続再生時間 | イヤホンのみで最長 7 時間、充電ケース併用で最長 28 時間 | 本体サイズ | 約20mm x 20.54mm x 27mm |
【商品情報】Jabra Elite 5
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・5段階のノイズキャンセリングと外音取り込み調整
・軽い着け心地で長時間の使用もOK
・クリアで聴き心地の良い中高音域と定位感の良いスッキリとしたサウンド
・Bluetoothコーデックは、SBC、aptXに加えてAACに対応
特にノイズキャンセリングなどの機能性を重視したい方におすすめのワイヤレスイヤホンです。