NUARL(ヌアール)は、「使う人の日常のなかに自然に馴染むプロダクト」をブランドコンセプトとした日本のオーディオブランドです。パワフルな重低音のワイヤレスイヤホン「N6」、スポーツ向けのワイヤレスイヤホン「N6 Sports」、LDAC対応完全ワイヤレスイヤホン「NEXT1」、MMCXリケーブル対応の有線イヤホン「NX1」などがラインナップされています。

独自開発のドライバーによる重低音サウンドが定評を獲得しています。

今回は、そんなNUARLからコンパクトなアクティブノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤホンNUARL mini3をレビューします。

カラーバリエーションは、ブラックゴールド・オーロラホワイト・ローズゴールドの3種類です。

充電ケースはコンパクトで手に納まるサイズ感です。アルミ製なので高級感があり、丈夫なところがポイント高いですね。

上蓋とイヤホンには、マグネットロック機構がついており、落下時などのイヤホンの飛び出しや破損を防いでくれます。

イヤホンの外側は平の楕円形となっており、マイクの穴が付いています。外側は、タッチセンサーになっており、再生・停止などの操作が可能です。

イヤーピースは2種類同梱されています。Block Ear+6N 抗菌シリコンイヤーピース（S/MS/M/L）とBlock Ear+4 抗菌シリコンイヤーピース（S//M/L）です。この2種類の違いはカサの高さにあります。

カサの低いEar+4は通常のイヤーピースよりも短いサイズです。装着感については後ほどご紹介しますが、サイズ2パターン、7種類の中から選べるのは嬉しいですね。

NUARL独自開発のドライバー最新の高品質材料を使用したGen2グラフェン振動版のφ6mmダイナミック型フルレンジ“NUARL DRIVER”[N6]Gen2を搭載しています。定評のあるNUARLのドライバーが低音再生能力を高めることで小型ながら音質が向上しました。

アクティブノイズキャンセリング、外音取り込み機能、低遅延通信のaptX adactive、同時2台待ち受けが可能なマルチポイント対応など日常で使いやすい機能を搭載しています。

専用アプリ「NUARL Connect」をインストールすることでノイズキャンセリング、外音取り込みなどのリモコン操作が可能です。

そして、製品機能とは別にご紹介したいのが、商品を購入することで社会貢献につながるという取り組みです。NUARL mini3 の売り上げの一部が乳がんの早期発見・早期治療を啓発・促進するために行われる世界規模のキャンペーン「ピンクリボン運動」に寄付されます。

イヤホン本体が軽いので、装着した時に落ちやすいのでは？と思いましたが、装着してみるとホールド感もありながら軽い着け心地です。

iPhone 12と接続して、まずはイヤーピースにBlock Ear+6Nを選んで試聴しました。サウンド面で一聴して感じたのは、低音の厚みとアタック感が前面に出るパワフルなサウンドです。パワーがありながらもアコースティックギターやボーカルなどの中高音域をシャープに再現しています。

続いてBlock Ear+4 （短尺タイプ）を装着して試聴してみましょう。耳が小さい私には短尺タイプの方が装着しやすかったです。音質面では、短尺のイヤーピースの方が密閉感があり、高音域の刺さるような印象が少なく、聴きやすくなりました。一方で、Block Ear+6Nのイヤーピースの方がアタック感をしっかりと感じられます。

イヤーピースの違いを明確に感じ取ることができましたので、ここは好みとお伝えするところではありますが、音楽に合わせて変えてみるのもおすすめです。

NUARL mini3は、1万円台の価格帯ながらしっかりと高音質を感じられるワイヤレスイヤホンです。シンプルで使いやすいところも魅力です。ぜひお試しください。