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2023.10.10
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Unique Melody MEST MKIII CF レビュー | 骨伝導を含む4種類のドライバーを搭載した完成度の高いイヤホン

Unique Melody MEST MKIII CF レビュー | 骨伝導を含む4種類のドライバーを搭載した完成度の高いイヤホン

Unique Melody MEST MKIII CFのオーディオ専門店スタッフレビューです。早くから骨伝導ドライバーを採用してきたMESTシリーズの第四弾!計10ドライバー搭載の濃厚でゴージャスなサウンドが気持ち良いイヤホンを詳しく紹介します。

フジヤエービック店舗イメージ
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Unique Melody MEST MKIII CF
Unique Melody MEST MKIII CF

Unique Melodyとは

Unique Melody(ユニークメロディ)は、中国・珠海市に本社を置くカスタムIEMの製造・開発メーカーです。2008年より本格的にカスタムIEMの販売をスタート、現在は各国代理店の協力により、地域性に特化した特別なチューニング、ドライバー設計を施したIEMを代理店と共同開発し高い評価を得ています。

日本では、2014年から発売した「MAVERICK」シリーズは、シリーズを通してユニバーサルモデル・カスタムIEMモデル共に高い評価を得ており人気があります。

今回は、骨伝導を含む4種類のドライバーを搭載したMESTシリーズ最新作MEST MKIII CFを詳しくレビューしていきます。

MEST MKIII CF の特徴

イヤホン本体

MEST MKIII CF イヤホン本体の画像

イヤホン筐体部はカーボンファイバー製、フェイスプレート部はフルーツウッドフェイスプレートが採用されています。
イヤホン自体はMEST Indigoと似ていますが、フェイスプレート外周部のカラーがIndigoは真鍮カラー、MKIIIはゴールドカラーとなっており、左側に商品名が印字されています。

ノズル

MEST MKIII CF ノズルの画像

金属製ノズルが採用されています。また、金属製メッシュフィルターも採用されており、長期間使用の際もノズル内にゴミが入り込む心配はなさそうです。

コネクタ

MEST MKIII CF コネクタの画像

通常のUnique Melodyのイヤホンと同じく、非埋込タイプの Custom 2pin が採用されています。

イヤーピース

Unique MelodyオリジナルPetal Ear Tips、Open Ear Tips (シリコンタイプ)の2種類が同梱されています。こちらのイヤーチップは透明の傘型の物と、オープンタイプの穴が開いているものと端が花びらの様な形をしたものが採用されており、Unique Melodyのワイヤレスイヤホン U-Free TWS に採用されているものと同一です。

ケーブル

MEST MKIII CF ケーブルの画像

ケーブルは、PW Audio製の専用のカスタムケーブルが採用されています。コバルトブルーシールドケーブルという名称で、ナイロンスリーブと環境に優しいソフトPVCコーティングを施したピュア4コアOCC銅ケーブルで、26AWG、超低抵抗、低歪み、最もピュアなディテールとの事ですが、シールドがしっかりしているため、取り回しはあまり良くない印象です。

同梱物

上記以外の同梱物としては、エメラルドレザーラウンドケースやマイクロファイバークロス、イヤホン本体をそれぞれ入れる事が可能なメッシュケース、レザーケーブルクリップ、保証書が同梱されています。

ドライバー構成

MEST MKIII CF ドライバー構成のイメージ

ハイブリッド型で、4種類の異なるドライバーが採用されています。

超高域は静電型ドライバー、中高域はBAドライバー、低域はダイナミックドライバー、後は全帯域を銀パラジウム合金の圧電骨伝導が完全な周波数補正を行っています。

MEST MKIII CFの装着感レビュー

MEST MKIII CFとDAPを接続した画像

装着感に関しては、イヤホンの筐体自体が若干大きい位で平均的な男性でしたらイヤーピースの調整で問題無いと思います。

ただ、骨伝導ドライバーを搭載しているので、しっかりとフィットするように若干小さめのイヤーピースを使用して耳道の奥の方でホールドする着け方がおすすめです。

MEST MKIII CFの音質レビュー

純正ケーブル、3.5mm端子での試聴します。

音の全体的なバランスはボーカルが少し近めですが、全体的にバランスがとれています。音色は聴き疲れしにくいウォーム系統の音色で全体的に濃厚でゴージャスなサウンド、歯擦音も気にならないタイプなので男性でも女性でもボーカルがとても気持ち良くリスニングできると思います。

音場は若干楕円型で定位感も良い印象で、バランス接続に変更することで音場や定位感がより向上するのではないでしょうか。

MEST MKIIとの比較レビュー

MEST MKIII CFとMEST MKIIのイメージ

MEST MKIIと比較すると、優劣というよりも似てはいるが若干サウンドバランスが異なるという印象です。MKIIの方が若干のドンシャリ型でサウンド傾向はスッキリ系、MKIIIはほぼニュートラルでボーカルにスイートスポットを持ってきた濃厚なサウンドという印象になります。

製品仕様

ドライバー Low x1( ダイナミック ) 、Mid x 2、High x 2、Ultra High×4(静電型) + 銀パラジウム合金骨伝導ドライバー 周波数特性 20Hz - 70kHz
インピーダンス 14Ω イヤホン端子 Custom 2pin 端子
ケーブル導体 銅導体 入力端子 3.5mm ミニ端子

【商品情報】Unique Melody MEST MKIII CF

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Unique Melody MEST MKIII CF

まとめ

早くから骨伝導ドライバーを採用してきたMESTシリーズの第四弾ということで、全帯域に渡って隙のない完成度を誇っていると思います。同シリーズのMKIIやIndigoをお持ちの方も是非ご試聴頂いて、お好みのMESTシリーズを改めて探求していくのも面白いかと思います!付属ケーブルの取り回しが良くないという点については、気になるようでしたらリケーブルしてみるのもおすすめです。

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