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2024.07.03
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Marshall Minor IV レビュー | 重厚で開放的なサウンドが楽しめるワイヤレスイヤホン

Marshall Minor IV レビュー | 重厚で開放的なサウンドが楽しめるワイヤレスイヤホン

Marshall Minor IV をオーディオ専門店スタッフがレビューします。Marshallのインイヤータイプのスティック型で大型ドライバー搭載のドライブ感のある重厚サウンドが特徴のワイヤレスイヤホンを詳しく紹介します。

フジヤエービック店舗イメージ
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Marshallとは

Marshall(マーシャル)は、60年以上音楽ファンに愛され続けているイギリスのギターアンプメーカーです。マーシャルブランドが2009年にヘッドホンとスピーカーの開発をスタートし、Bluetoothスピーカーやワイヤレスヘッドホン・イヤホンなどのオーディオ製品を次々に発表。デザイン性の高さと重厚感のあるサウンドが広く受け入れられ、若者を中心に最も勢いがあるオーディオブランドのひとつです。

Marshall Major Ⅳを手取っている画像

中でもスクエア型のヘッドホンMajor Ⅳは、解像感のあるサウンドとアタック感のある低音域、そしてデザイン性の高さから大人気となりました。

Marshallのイヤホンシリーズは、カナル型のMotifシリーズとスティック型のMinorシリーズが発表されていますが、今回はスティック型のMinorシリーズの最新作Minor IVをレビューしていきます。

Minor IVの特徴

イヤホン本体

Minor Ⅳのイヤホン全体の画像

イヤホン本体は、インイヤータイプのスティック型です。インイヤータイプは、イヤーピースが無く、耳の中に掛けるように装着する形状となっており、イヤーピースの密閉感が苦手という方や汗が気になるという方におすすめです。

イヤホンの外側にはマーシャルの「M」のマーク、スティック部分はゴツゴツとした滑りにくいデザインになっています。

Minor Ⅳのイヤホン内側を寝かせて撮影した画像

ハウジングとステムを再設計し、外耳道内でより正確にフィットするように角度が付けられました。平行なMinor IIIから変更となっています。

ドライバー

Minor Ⅳのイヤホンのスピーカー部分の画像

12mm のダイナミックドライバーを搭載しています。Marshall Motif ll A.N.C.は6mmダイナミックドライバーですので、それよりも大型のドライバーを搭載しており、音質を重視したつくりとも言えると思います。

イヤホンケース

Minor Ⅳの充電ケースの画像

イヤホンケースはMarshall Motif ll A.N.C.と同様にMarshallのロゴが入ったマーシャルのギターアンプを模した意匠とグリップ感のある滑りにくい質感です。イヤホン本体がスティックタイプですが、コンパクトなイヤホンケースとなっています。

環境に配慮した設計

Minor Ⅳと充電ケースの画像

Minor IIIから変更となった特徴のひとつとして、環境に配慮した設計があります。製品の42%がプラスチックで構成されており、使用されているプラスチックの90%が使用済みリサイクルプラスチックで作られています。

近年、環境への配慮からパッケージだけではなく、製品に使用されている素材にリサイクル素材を採用する製品が増えてきていますね。

専用のMarshallアプリ

Marshallアプリの設定画面の画像

専用のMarshallアプリをインストールすることでイコライザの設定やタッチ操作のカスタマイズなどの設定が可能です。

アプリを開くとすぐに充電の残量が確認できるところが便利ですね。充電忘れも少なくすみそうです。

Minor IVとMinor IIIを比較

ここで前モデルのMinor IIIと機能を比較しましょう。

Marshall Minor IV

Marshall Minor III

Marshall Minor IV商品イメージ
Marshall Minor III商品イメージ
ドライバーサイズ

12mmダイナミック型

12mmダイナミック型

Bluetooth

ver 5.3

ver 5.2

対応コーデック

SBC、AAC、LC3

SBC、aptX

連続再生時間

最大約7時間、約30時間(ケース込み)

最大約5時間、約25時間(ケース込み)

充電時間

イヤホン:約1時間、充電ケース:約2時間

イヤホン:約1.5時間、充電ケース:約2時間

防水仕様

IPX4

IPX4

イヤホン重量

約 7.39g

約 4g

充電ケース重量

約 39.41g

約 40g

Bluetooth対応コーデックがSBC、aptXからSBC、AAC、LC3に変更、バッテリーの持ちも5時間から7時間に延長され、機能面についてもしっかりアップデートしています。

Marshall Minor IVの装着感

耳に入れてちょうど良い角度に回すと耳にはまる感覚があります。密閉感もなく、軽く耳に入れているような感覚で装着できるところが良いですね。

ちょうどよく耳に引っ掛かりますので外れやすいということはなさそうですが、私のように耳が小さい方は、大きさが少し気になるかもしれません。

Marshall Minor IVの音質

Minor Ⅳとスマホの画像

iPhone 12 と接続してApple musicを試聴しました。イコライザー設定はデフォルトのMarshallサウンドです。

一聴して解像感と開放感の良さを感じます。12mmドライバーが効いているのか、しっかりとドライブ感のある重低音が気持ちよく、全帯域がバランスよく鳴り、臨場感があります。解像感の高さがありますが、きつい印象ではなくマイルドでいながら抜けが良いのでとにかく聴きやすいです。

インイヤー型でノイズキャンセリング非搭載ですが、重厚で臨場感があり、没頭できるサウンドなので周囲のノイズは気にならないのではないでしょうか。

【商品情報】Marshall Minor IV

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Marshall Minor IV

まとめ

Marshall Minor IVは、
・Marshallのインイヤータイプのスティック型ワイヤレスイヤホン
・専用アプリでイコライザの設定やタッチ操作のカスタマイズ
・大型ドライバー搭載のドライブ感のある重厚サウンド

Minor IIIから進化しつつ重厚なサウンドを継承しています。イヤーピースのないイヤホン形状と開放感のあるサウンドでイヤホンの密閉感が苦手という方にも楽しんでいただけるイヤホンとなっています。ぜひ、お試しください。

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