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2024.07.05
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DUNU-TOPSOUND TITAN S2 レビュー | サウンドチューニングを追求できるイヤホン

DUNU-TOPSOUND TITAN S2 レビュー | サウンドチューニングを追求できるイヤホン

DUNU-TOPSOUND TITAN S2のオーディオ専門店スタッフレビューです。オールメタル・キャビティ筐体を採用、交換可能プラグや4種の異なる音質が楽しめるイヤーチップなど充実の付属品と耳元に迫りくる力強いサウンドが特徴のイヤホンを詳しく紹介します。

フジヤエービック店舗イメージ
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DUNU-TOPSOUNDとは

DUNU-TOPSOUND(以下「DUNU」)は中国のオーディオブランドです。日本市場へは2012年に上陸を果たしましたが、なんといってもその名を一躍広めたのがハイブリッドドライバー構成のイヤホン・DN-1000!

2013年末に発売されたDN-1000は、当時まだまだ希少かつ高価だった”1ダイナミック+2BA”のハイブリッド構成をなんと2万円前後という価格で実現、長さの異なる3種類のアジャストリングを装着することでイヤーチップの装着位置を調節して音を変えるギミックも搭載するなど、イヤホン界の最先端モデルとして大人気となりました。

DN-1000の画像
DUNUの代表的モデル・DN-1000(2013年撮影)

そのDUNUから、エントリークラスながら贅沢なつくりのイヤホンが新登場!それがこちらの「TITAN S2」です!

TITAN S2の画像
TITAN S2

今回はこのTITAN S2について、詳細および音質レビューをお送りします。

TITAN S2の特徴

パッケージ

箱を開けるとやや大きめのセミハードケースが登場。この下には付属品が収められたボックスも入っています。

TITAN S2のケースの画像
グレーのセミハードケース

セミハードケース

セミハードケースの中にはTITAN S2本体が収められていました。

ケースの中に収められたTITAN S2の画像
収納スペースには余裕あり

ドライバー

TITAN S2の筐体は高密度合金素材にクロムメッキを施したオールメタル・キャビティで、重さは片側8.6gほど。内蔵ドライバーは”高剛性ドーム+フレキシブル・ サスペンションサラウンド複合振動板”を採用したダイナミックドライバーです。

フェイスプレート部にはメタリックレッドのワンポイントが置かれているほか、ステム(軸)もレッドにカラーリングされています。ケーブルコネクタは0.78mmの2pinですが、イヤホン側がほんの少し凹んでいて、軽い埋め込みタイプのようになっています。

TITAN S2イヤホン本体の画像
オールメタル・キャビティ

ケーブル

ケーブルはグレーのシースがかぶせられた、衝撃吸収メッシュ付き4芯OCC銅&銀メッキOCC混合ケーブル。Y字型の分岐部より先は布巻になっていて、やや太めではありますが柔らかく取り回しは悪くありません。

TITAN S2のイヤホンとケーブルの画像
グレーのケーブル

プラグ

TITAN S2はアンダー15kというエントリー価格帯にもかかわらず、Q-Lock Mini交換可能プラグシステムを採用!そのため、3.5mmシングルエンドまたは4.4mmバランスプラグを選択可能となっています。ご覧のとおりプラグ根元にネジがあるので、使用中に外れてしまうこともありません。

TITAN S2のプラグの画像
Q-Lock Mini交換可能プラグシステム採用

イヤーチップ

続いて他の付属品の方も見てみましょう。特に目を引くのががイヤーチップの豊富さ!まずはちょっと珍しい円筒形のストレートウォール構造を採用してサウンドステージ性能を高めたという”S&Sイヤーチップ”(4サイズ)と、傘の外側に柔軟なシリコンを使用しダクトを太くすることでサポート力を強化、より高い臨場感とボーカルの密度を提供する”キャンディ・イヤーチップ”(3サイズ)。

S&Sイヤーチップ(左)とキャンディ・イヤーチップ(右)の画像
S&Sイヤーチップ(左)とキャンディ・イヤーチップ(右)

さらに、幅広い音楽ジャンルに対応し、正確な再生とバランスの取れた素直なサウンドプロフィールを実現するというグレーの”バランスド・イヤーチップ”(3サイズ)と、低音域のパフォーマンスを高め、ポップミュージックの雰囲気ある存在感を引き立てるという赤い軸の”アトモスフィア・エンハンスメント・イヤーチップ”の、計4種類のイヤーチップが付属するのです。

バランスド・イヤーチップ(左)とアトモスフィア・エンハンスメント・イヤーチップ(右)の画像
バランスド・イヤーチップ(左)とアトモスフィア・エンハンスメント・イヤーチップ(右)

このほか、簡易マニュアルやケーブルクリップも付属しています。

TITAN S2の音質レビュー

それではTITAN S2の音質チェックです。今回はイヤーチップにバランスドを、プラグは4.4mmをそれぞれ装着し、Shanlingの4.4mmバランス対応ポータブルCDプレイヤー・EC Miniで聴いてみました。

DUNU-TOPSOUND TITAN S2とShanling EC miniを接続

DUNU-TOPSOUND TITAN S2とShanling EC miniを接続した画像
TITAN S2とEC mini

【商品情報】Shanling EC Mini

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Shanling EC Mini

やや硬質で落ち着いたトーンの中低域に、キリっとシャープな高域が加わることでリスナーの耳元に静かに迫りくるかのような力強さを感じさせるサウンドになっています。音場の広がりはほどほどですが、特にボーカル域が前方に定位するので歌モノにおすすめです。

4種類のイヤーチップもそれぞれはっきりと音傾向・役割が分かれていて選びやすく、実際に説明どおりの音質へと変えてくれるので「サウンドチューニングの楽しさを追求するための入門セット」としても最適ではないでしょうか。

その上、プラグ交換で3.5mm/4.4mmの両方で楽しめるケーブルまでついてくることを考えると、非常にお買い得なイヤホンだと思います。

製品仕様

ダイナミック・ドライバーフレキシブル・サスペンション・コンポジット・ダイアフラムを備えた 高剛性ドーム、デュアル磁気回路、デュアル・チャンバー・ ダイナミック・ドライバー・ユニット周波数応答5 Hz - 40 kHz
インピーダンス16Ω at 1 kHz感度107 dB / mW (@1 kHz),125 dB / Vrms (@ 1 kHz)
THD<0.3% @ 1 kHz重量17.2g
ケーブル4ストランドOCC銅線および銀メッキOCC銅リッツ線プラグQ-Lock Mini インターチェンジブルプラグ
3.5mm Single-Ended と4.4mm Balanced プラグ付属

【商品情報】DUNU-TOPSOUND TITAN S2

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DUNU-TOPSOUND TITAN S2

まとめ

DUNU-TOPSOUNDのエントリークラスイヤホン「TITAN S2」は、
・高密度合金素材にクロムメッキを施したオールメタル・キャビティ筐体採用
・Q-Lock Mini交換可能プラグシステムや4種の異なる音質が楽しめるイヤーチップなど充実の付属品
・リスナーの耳元に迫りくる力強いサウンドで、イヤーチップごとに音質が変えられる楽しさもあり

と、アンダー15kという価格からは想像できないくらい中身の充実したイヤホンとなっています。

TITAN S2はただいま好評発売中、もちろん店頭デモ機もご用意しております!ぜひ中野の店頭でお試しください!

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