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  •   
2021.01.15
オーディオ豆知識,

ヘッドホンの選び方・形状や種類などそれぞれの特徴を解説します

ヘッドホンの選び方・形状や種類などそれぞれの特徴を解説します

ヘッドホンの種類はいくつかありますが、それぞれの特徴に合わせてリスニングスタイルに合ったヘッドホンをお選びいただくことができます。今回は形状の種類について解説、それぞれのシーンに最適なヘッドホンは?

■この記事の監修 フジヤエービック
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ヘッドホンの形状

ヘッドホンの形状とはハウジング(イヤーパッドの反対側の耳を覆う部分のことで、イヤーカップとも呼ばれます)に関する部分のことで、このハウジングの中に音を出すドライバーが包まれています。そのためハウジングは音質も左右する重要なポイントです。このドライバーユニットの密閉性の有無が装着感だけでなく音質にも大きな違いとなって現れてきます。

低音重視なら密閉型(クローズド型)がおすすめ

密閉型ヘッドホンイメージ画像

密閉型(クローズド型)ヘッドホンのドライバーユニットがそっくりハウジングに包み込まれた種類。音が外に漏れにくく、外部からの音も入りにくいことから、迫力のある低域の再生が可能です。その反面、音がこもって高域部の伸びが不足する傾向にあります。 イヤーパッドが大きい機種なら、耳全体を覆うことで密閉性がより強調されます。

遮音性が高いので ヘッドホン内部の音が外部に漏れにくいです。電車や飛行機など、乗りものなどで音楽を聴く場合や周囲の音を遮断して集中してプレイしたいゲームをするときなどは密閉型がおすすめです。

高域が伸びる開放型(オープン型)

開放型ヘッドホンイメージ画像

開放型はドライバーユニットは密閉されることなく、外部との通気性が保たれています。具体的には、ハウジングの外側がメッシュ構造などの多孔仕様となっていて、ドライバーユニットが見える状態になっています。 この種類の音質の特徴としては密閉型の反対、つまり、低域は物足りないものの、音がこもらず高域が伸びやすくなります。密閉型よりもナチュラルな音を楽しめるという傾向があります。本体も比較的軽いということもあって、長時間の装着でも疲れることなく音楽を楽しめます。 いわゆる「音漏れ」がするため、電車など公共の場などでの音量を上げての使用には注意をしましょう。

密閉型は遮音性の高さからこもりやすいため、映画鑑賞や長時間音楽をリスニングする場合などは開放型がおすすめです。

密閉型と開放型の特徴を兼ね備えた半密閉型(セミオープン型)

半密閉型ヘッドホンイメージ画像

密閉型と開放型の折衷型で、ハウジングに小さい穴が開いており完全には密閉されず音が抜けるため、やはり音質についても両者の中間の傾向にあります。

密閉型と開放型どちらも選べないという方にお試しいただきたいのが半密閉型ヘッドホンです。

ヘッドホンの線の有無

ヘッドホンといえばコードとプラグがつきものですが、最近の無線技術の発達によってコードがない種類も増えていて、より自由なスタイルで音楽を楽しめるようになっています。

無線(ワイヤレス)

ワイヤレスヘッドホンイメージ画像

いわゆる線がないタイプで、ヘッドホン側が充電池式の受信機となり、送信機(トランスミッター)とペアで作動します。聴くときの姿勢がコードに制約されないというのが魅力で、外出先での使用時にもコードが絡まるなどのわずらわしさから解放されます。 Bluetoothの改良にともなって音質も改善され、いろいろな機種とかんたんに接続できるようになったこともあり、ワイヤレスヘッドホンは大きくシェアを伸ばしています。 ただし、電池が切れると動作が停止してしまうため注意が必要です。(ちなみに、有線タイプのヘッドホンはコードを通じて微弱電流が送られています)

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有線(ワイヤード)

標準的なコード長はおおよそ1.2~2メートルといったところですが、長すぎる場合はコードリールを、足らない場合は延長コードを使用します。 コードの形状はストレートが基本ですが、コイル状に巻かれたタイプ(カールコード)もあります。つねに短い状態をキープでき作業場の邪魔になりにくいことから、音のプロフェッショナルの現場で好まれます。
コードを交換できる「リケーブル」仕様のものもあり、用途に合わせて長さを変えたり、音質の違いを楽しんだりするのに適しています。 また、装着時のわずらわしさを減らすために、コードは片側(おもに左側)のみのタイプが主流です。一方では、左右のコード長が異なることで音量や音質に微妙な変化を与えるということで、厳密なクオリティを求める方には両側タイプが好まれたりします。

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ヘッドホンケーブル

ヘッドホンケーブルイメージ画像

ヘッドホンケーブルがもたらす音質の変化は、非常に微々たるものかもしれませんが、音質をトコトン追求するにはヘッドホンケーブルは無視できません。コッパー(銅)線はヘッドホンケーブルに使われる最もオーソドックスな素材です。音にクセが出にくく、多くのイヤホン、ヘッドホンの導線に使われていますので馴染みのある音になりやすいと言えます。シルバー(銀)線はコッパーよりも音の変化を顕著に感じられ、高音域のサウンドを顕著に変化させてくれます。ヘッドホンケーブルは、希少性を考慮すると、シルバーのほうが値段が張る傾向がありますが「高い=音質がよい」とも限りません。 好みに合ったヘッドホンケーブルをお選びください。

まとめ

本格的なリスニングとなると、やはりイヤホンではなく大きなドライバーユニットを搭載したヘッドホンで聴きたいですよね。全体の傾向として、高価な種類ほど音質が良いのはもちろんのこと、装着感にすぐれていて長時間の装着でも疲れにくいように開発されています。
フジヤエービックでは上位機種を中心にラインナップしています。お家でゲームや映画を楽しむ、乗り物で音楽を聴くなど、シーンや用途によって最適なヘッドホンをお選びください。

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