フジヤエービック

 

分類

分類

  •   
2024.08.16
オーディオ豆知識,

バランス接続とは?バランス接続の仕組みと特徴を解説

バランス接続とは?バランス接続の仕組みと特徴を解説

ノイズ対策に効果があるバランス接続対応のヘッドホン・イヤホンが近年増えています。この記事ではバランス接続の仕組みと特徴、注意点を解説します。また、おすすめのバランス接続対応イヤホン・ヘッドホン、小型USB-DACを紹介します。

フジヤエービック店舗イメージ
▶この記事の監修
フジヤエービック(FUJIYA AVIC)
フジヤエービックは販売・下取・買取をWEBサイトでスピード対応。1,000点以上の中古在庫検索、最新のヘッドホン・イヤホンの購入、オーディオプレーヤーやハイレゾ対応機器などのお悩み相談、下取・買取についてなどお気軽にお問い合わせください。

▶SHOP INFORMATION
店舗(東京・中野ブロードウェイ3F)案内はこちら
オンラインストアはこちら

DAPの出力部分のが画像

バランス接続とは、プレイヤー・アンプとイヤホン・ヘッドホンを接続する方法のひとつで、左右の「音の信号」を独立させて接続するというものです。

一般的なステレオミニプラグを使用する接続方法はアンバランス接続と呼ばれ、左右の信号を共有するため、音の定位や繊細な表現においてはバランス接続の方が有利となります。

バランス接続は、音域バランスや音色が変わるということはなく、あくまでも空間表現に影響するものです。

少し難しい表現になりますが、詳しく解説していきます。

バランス接続とは?仕組みを解説

イヤホン・ヘッドホンの基本的な仕組み

イヤホンの基本的な構造イメージ
イヤホンの基本的な構造

ヘッドホン・イヤホンの音を出す仕組みは基本的に同じです。ケーブルを介して伝わった「音の信号」を音を鳴らす機構であるドライバーユニットに伝え、振動版(空気を振動させて音を出す非常に薄く軽い板)が空気を振動させることで音を鳴らします。

アンバランス接続

アンバランス接続のイメージ
アンバランス接続のイメージ

「音の信号」を出すアンプからケーブルに音を伝えますが、左右それぞれホット(+)とコールド(-)の信号L(+)、L(-)、R(+)、R(-) 合計4本のチャンネルが存在します。

この信号が一般的に使われている3.5mmプラグ(ステレオミニ・ステレオ標準プラグ)のアンバランス接続では、左右のマイナス信号を、ヘッドホン内でグラウンドに共通化する仕組みになってます。

そのため、接続する端子はL(+)、R(+)、L(-)+R(-)(グラウンド)の3極となり、端子が一つ減ることでコストダウンや量産化が容易になることから広く採用されるようになりました。

バランス接続

バランス接続のイメージ
バランス接続のイメージ

バランス接続では、グラウンドが無く、L(+)、L(-)、R(+)、R(-)の4つで構成されています。 4本全てのチャンネルがそれぞれセパレートされた状態でアンプに接続されます。

回路構成が複雑になるため、当然コスト面やサイズが大きくなってしまうといった点では不利になりますが、ノイズ低減や繊細な表現などにメリットがあるため、DAP(ポータブル音楽プレーヤー)やポータブルヘッドホンアンプにもバランス接続の採用例が増えています。

バランス接続端子の種類

バランス接続端子は、多くの種類がありますが、主にオーディオのリスニング向けに使用されている3種類を紹介します。

4.4mm5極

4.4mm5極プラグの画像

ポータブルオーディオや据え置き型ヘッドホンアンプに多く採用されているバランス接続端子です。主にポータブル機器で使用される3.5mmステレオミニのバランス対応版ともいえるでしょう。

2.5mm4極

2.5mm4極プラグの画像

元々バランス接続の規格はXLRが主流でしたが、ポータブル向けには大きすぎることから、採用された規格が2.5mm5極プラグです。

XLR(キャノンコネクター)

XLR(キャノンコネクター)プラグの画像

XLRは業務用機材で多く使用されているスタンダードなバランス接続端子です。キャノンコネクターとも呼ばれます。XLRは出力にオス端子、入力にメス端子が使われます。

ヘッドホン用のバランス接続では、4ピンのバランス端子が多く採用されています。

XLR(キャノンコネクター)プラグの4ピン部分の画像

バランス接続のメリット

クロストークが低減される

DAPとバランス接続したイヤホンの画像

アンバランス接続は、左右のマイナス信号がグラウンドと共通化されています。そのため、左右の信号が相互干渉してしまう「クロストーク(漏話)」という現象が起きてしまうことがあります。

クロストークは、気にする必要はないレベルとも言えますが、インピーダンス値が小さく繊細な音を聴きたいという場合や本来のステレオ感を生かした透明感のあるすっきりとした音を楽しみたいという場合は、バランス接続にすることで、クロストークなどのノイズの影響を受けにくくなります。

このように、左右の音が分離することで、定位感が良くなり、さらに立体感のある音を楽しめるようになります。

スルーレートが向上しキメ細かな音に

DAPとヘッドホンアンプとヘッドホンをバランス接続した画像

バランス接続のヘッドホンでは、左右それぞれホット(+)とコールド(-)の2系統がアンプに接続され、分担して信号の増幅を行います。そのため、ホット(正相)のみで増幅を行っているアンバランス接続のヘッドホンに比べると、アンプの仕事量が軽くなり、各アンプの出力電圧は約半分にまで低減することが可能になります。

アンプに負荷をかけずに動作させることで、応答速度(スルーレート)が向上します。これにより、音のアタックとリリースの再現性が正確になり、キメ細やかな音を再現することができるのです。

グラウンドの安定化

据え置き型ヘッドホンアンプの画像

グラウンド電位は、振幅の基準となる電位のことです。片側をグラウンド、もう片方をアンプという状態で駆動している通常のアンバランス接続では、この電位に変動が生じるためノイズや音の曇りなどが発生することがあります。

一方、バランス接続では、グラウンドの電位変動が流れず、安定することで信号の揺らぎが少なくなり、音質が向上すると言われています。

バランス接続のデメリット

バランス接続対応の機器が必要になる

H5と翔 Special Versionをバランス接続した画像

バランス接続対応のイヤホン・ヘッドホンがあっても対応のアンプやケーブルでないとその素晴らしい魅力を堪能することはできません。バランス駆動対応のアンプやケーブルなど、周辺機器も対応品を揃える必要があります。そのため、全て揃えると高額になってしまう場合があります。

接続端子が統一化されていない

据え置き型ヘッドホンアンプの出力部分の画像

バランス接続端子は、統一化されておらず、各メーカーごとにさまざまな規格が入り混じっています。

2016年に一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が音楽鑑賞用ヘッドホンの規格「RC-8141C」を改正し、ヘッドホン用バランス接続コネクタが4.4mm5極に規定されました。

これにより、3.5mmに加えて4.4mm 5極バランス接続を採用したヘッドホン・イヤホン、DAP(ポータブル音楽プレーヤー)・ヘッドホンアンプが増えていますが、対応はメーカー、機種により異なるのが現状です。

バランス接続対応のイヤホン・ヘッドホンを選ぶときの注意点

接続端子の対応を確認

DAPの出力部分の画像

バランス接続対応のイヤホン・ヘッドホンは、オーディオプレーヤーやアンプに対応の接続端子が搭載されていないと使用できないので注意が必要です。変換ケーブルなどが必要になる場合もありますので、接続端子の規格がヘッドホン側とアンプ側で一致しているかを事前に入出力端子の種類を確認しましょう。

リケーブルでバランス接続が可能

交換プラグ3種類の画像

バランス接続に対応していないイヤホン・ヘッドホンでも、リケーブル(ケーブルを交換)することでバランス接続に対応する機種もあります。リケーブルすることで音の変化も楽しめますので、まずは試したいという方にもおすすめです。また、プラグの交換によりバランス接続に対応する機種もあります。

ただし、リケーブルが可能なイヤホン・ヘッドホンでもバランス接続に対応していない機種はバランス接続が使用できませんので注意が必要です。

おすすめのバランス接続対応イヤホン

qdc SUPERIOR

qdc SUPERIORの画像

リケーブルを楽しめる10mmダイナミックドライバー搭載のイヤホン

国内代理店のアユートとqdcの共同企画によって誕生したSUPERIORは、お求めやすい価格とシンプルなドライバー構成で鋭い中高音域と広い音場で一躍人気の有線イヤホンとなりました。ゲームユースにもおすすめです!
おすすめしたい特徴
・10mmのダイナミックドライバーを一基搭載
・カラー4色展開
・1万円台の高コスパな価格帯

【商品情報】qdc SUPERIOR

» 詳細を見る

qdc SUPERIOR
qdc SUPERIORのスタッフレビューはこちら

qdc SUPERIORは、別売の4.4mmバランスケーブル「qdc SUPERIOR Cable 4.4-IEM2pin」にケーブル交換することでバランス接続が可能です。

【商品情報】qdc SUPERIOR Cable 4.4-IEM2pin

» 詳細を見る

qdc SUPERIOR Cable 4.4-IEM2pin

AZLA HORIZON II

AZLA HORIZON IIの画像

際立つベースライン

2018年に発売のAZURA HORIZONの後継機種です。高い強度と音の伝搬速度の速さが特徴のベリリウムフィルムを採用した10mm径ベリリウムコーティングドライバーを採用、解像感とシャープネスを向上しました。
おすすめしたい特徴
・10mm径ベリリウムコーティングドライバー搭載
・3.5mmアンバランスと2.5mm・4.4mmバランスの切り替えが簡単に可能なマルチプラグ採用
・突き抜けるような鋭さのある中高音域とパワフルなベース

【商品情報】AZLA HORIZON II

» 詳細を見る

AZLA HORIZON II
AZLA HORIZON IIのスタッフレビューはこちら

FIIO FD15

FIIO FD15の画像

手軽に高品質な音を楽しめるイヤホン

ポータブルオーディオに定評のあるFIIOから新しく開発された13.8mm径のダイナミックドライバーを搭載した有線イヤホンが登場しました。細部に渡って構成された内部設計によるスピード感のある高品位な音が楽しめます。
おすすめしたい特徴
・13.8mm径ダイナミックドライバー1基搭載
・FiiOのダイナミック型イヤホン技術
・弾力感のある中高音域と反応の良い軽快な低音の自然なサウンド

【商品情報】FIIO FD15

» 詳細を見る

FIIO FD15
FIIO FD15のスタッフレビューはこちら

DITA AUDIO ProjectM

DITA AUDIO ProjectMの画像

ダイナミック+BAドライバーのハイブリッド構成のバランスの良いサウンド

新開発の9.8MMダイナミックドライバー「PM ONE+」+Knowles社高域BAドライバーというハイブリッド型構成を採用、スーパークリア樹脂を使用し、内部の音響チャンバーの周りを全て樹脂を充填する構造で美しさと剛性を兼ね備えたデザインも魅力的なイヤホンです。
おすすめしたい特徴
・新開発9.8MMダイナミックドライバー「PM ONE+」+Knowles社高域BAドライバーのハイブリッド型
・スーパークリア樹脂で内部の音響チャンバーの周りを全て充填した見た目にも美しい構造
・伸びやかで清涼感のある高域と全体的にバランスの良いサウンド

【商品情報】DITA AUDIO ProjectM

» 詳細を見る

DITA AUDIO ProjectM
DITA AUDIO ProjectMのスタッフレビューはこちら

THIEAUDIO Oracle MKIII

THIEAUDIO Oracle MKIIIの画像

幅広い音楽に対応できるサウンドバランス

前モデルOracle MKIIの構成と過去2年間のお客様からのフィードバックを反映したというチューニングにより自然で魅力的なサウンドに進化しました。4ウェイクロスオーバーと3サウンドチューブがそれぞれの音を際立たせます。
おすすめしたい特徴
・10mm ダイナミックドライバー2基、バランストアーマチュアドライバー2基、ESTドライバー(Sonion)2基のハイブリッド構成
・THIEAUDIO独自開発の周波数と音圧を一定にしながら低音域のパワーと質感を強化するImpact Squared搭載
・伸びやかで量感たっぷりのバランスの良いサウンド

【商品情報】THIEAUDIO Oracle MKIII

» 詳細を見る

THIEAUDIO Oracle MKIII
THIEAUDIO Oracle MKIIIのスタッフレビューはこちら

おすすめのバランス接続対応ヘッドホン

SENNHEISER HD 620S

SENNHEISER HD 620Sの画像

HD 600シリーズの最新密閉型ヘッドホン

ヘッドホン界の老舗ブランド・ゼンハイザーによるHD 600シリーズ久々の密閉型モデルです。密閉型でありながら開放型モデルに近い周波数帯域を実現し、丸く優しい高域とタイトな低域と閉塞感のない広い音場を感じさせるのチューニングが特徴です。
おすすめしたい特徴
・シボ加工のイヤーカップや人工皮革製イヤーパッドなど、シリーズ歴代モデルと一線を画すデザイン
・密閉型でありながら開放型モデルに近い周波数帯域を実現
・丸く優しい高域とタイトな低域、閉塞感のない広い音場でヌケの良さまで感じさせるチューニング
イズキャンセリング性能ノイズキャンセリング非搭載装着感・遮音性密閉型ながら閉塞感を感じない装着感とサウンド

【商品情報】SENNHEISER HD 620S

» 詳細を見る

SENNHEISER HD 620S
SENNHEISER HD 620Sのスタッフレビューはこちら

SENNHEISER HD 620Sは、別売の4.4mmバランスケーブル「qdc SUPERIOR Cable 4.4-IEM2pin」にケーブル交換することでバランス接続が可能です。

【商品情報】4.4mm HD 620S CABLE 1.8m

» 詳細を見る

4.4mm HD 620S CABLE 1.8m

aune audio AR5000

aune audio AR5000の画像

aune audio初ダイナミックドライバー搭載の開放型ヘッドホン

特殊な加工技術により大型ドライバーに見られるブレを無くして歪みを抑え、ピュアなサウンドをもたらします。角度のついたドライバーパネルとイヤーカップ構造により空間認識性を向上、自然で開放感のあるサウンドへ導きます。
おすすめしたい特徴
・新開発の50mmダイナミックドライバーとMLD ダイアフラム及び DFB チャンバーを搭載
・手前側が薄く、後ろ側は太さと厚みがあるイヤーカップでふわっと柔らかい装着感
・中心から鳴る迫力のある低域と中音域を中心としたまとまりのあるサウンド

【商品情報】aune audio AR5000

» 詳細を見る

aune audio AR5000
aune audio AR5000のスタッフレビューはこちら

TAGO STUDIO T3-01

TAGO STUDIO T3-01の画像

高崎のハンドメイドスタジオモニターヘッドホン

「究極のナチュラルサウンド」をコンセプトに、プロ専用レコーディングスタジオTAGO STUDIOが手掛けたモニターヘッドホンです。発売当初から数多くのアーティストに注目され人気となり、アイマスコラボモデルも大変話題になりました。ナチュラルなサウンドでリスニング用途としてもおすすめです。
おすすめしたい特徴
・高性能φ40mmドライバーユニットを搭載
・群馬県繊維工業試験場との共同研究成果品であるシルクプロテインコーティングを採用
・味付けのない素直な音質

【商品情報】TAGO STUDIO T3-01

» 詳細を見る

TAGO STUDIO T3-01
TAGO STUDIO T3-01のスタッフレビューはこちら

TAGO STUDIO T3-01は、別売の4.4mmバランスケーブル「TAGO STUDIO T3-CB41」にケーブル交換することでバランス接続が可能です。

【商品情報】TAGO STUDIO T3-CB41

» 詳細を見る

TAGO STUDIO T3-CB41

SONY MDR-MV1

SONY MDR-MV1の画像

ソニー初の背面開放型モニターヘッドホン

30年以上の歴史があるSONYのモニターヘッドホンに背面開放型が加わりました。フラットな音質傾向に俯瞰的に音をとらえることができるサウンドが特徴で、モニターヘッドホンとしてもリスニングとしてもおすすめのヘッドホンとなっています。
おすすめしたい特徴
・専用開発されたドライバーユニットによる超広帯域再生
・通気を最適にコントロールする背面開放型
・モニターサウンドながら楽曲の一体感を崩すことなく音楽を楽しむことができる高い表現力

【商品情報】SONY MDR-MV1

» 詳細を見る

SONY MDR-MV1
SONY MDR-MV1のスタッフレビューはこちら

SONY MDR-MV1は、別売の4.4mmバランスケーブル「MUC-S12NB1」にケーブル交換することでバランス接続が可能です。

【商品情報】SONY MUC-S12NB1

» 詳細を見る

SONY MUC-S12NB1

GRADO RS1x Balanced

GRADO RS1x Balancedの画像

新たなドライバが搭載された人気のRSモデル

3種類の木材を組み合わせたGRADOこだわりのトライウッドハウジングを採用、50mm径xドライバー搭載のGRADOのリファレンスモデルです。一貫して「工芸品のような」と表現される手作り感あふれるGRADOのヘッドホンの"味"をぜひお試しください。
おすすめしたい特徴
・メープル、ヘンプ、ココボロ材を採用したブランド初のトライウッド・ハウジング
・50mm口径のxドライバーを搭載
・中高域の鮮やかさと伸びやかさを強く感じる、GRADOらしい攻めのサウンド

【商品情報】GRADO RS1x Balanced

» 詳細を見る

GRADO RS1x Balanced
GRADO RS1x Balancedのスタッフレビューはこちら

バランス接続対応のおすすめ小型USB-DAC

Kiwi Ears Allegro

Kiwi Ears Allegroの画像

ゲームライクなデザインが特徴的!

S/N比が高く低歪みで明瞭なサウンドを再現するES9028Q2M DACを搭載、PCMは最大32bit/384kHz、最大DSD256に対応したハイレゾサウンドが楽しめるUSB DACです。解像感の高いパワフルなサウンドを楽しめます。
スタッフ唐木イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:唐木

小さいけれど高解像度かつパワフルなサウンド!!

まずはデザインですが、ゲーム機のコントローラーを思い出させるユニークなデザインが特徴的です!重さは、約20gと軽量かつコンパクトなので、スマートフォンと接続しても全く重さは気になりません。

次に音質ですが、THIE AUDIOのHype4と組み合わせて試聴しました。

Hype4は、2DD+4BAというハイブリッド構成で、ベースラインの主張が比較的強めのイヤホンですが、本モデルと組み合わせる事で、ボーカル、メロディライン、全体的に音の厚みがグッと増して、より骨太なサウンドにパワーアップしました。

ベースラインに埋もれがちだった、ギターやコーラスの音も聴き取りやすくなり、情報量も増えてとても良いです。

接続した時の「サー」というノイズが皆無なのもおすすめポイントです。続きをみる

入力USB Type-C出力3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
DACES9028Q2MUAC-
サイズ-重量約20g
Bluetooth-コーデック-

【商品情報】Kiwi Ears Allegro

» 詳細を見る

Kiwi Ears Allegro

Shanling UA4

Shanling UA4の画像

ウォームバランスの小型USB-DACコンパクトながら物理ボタンと有機ELディスプレイをそれぞれ備えたお手頃な小型ドングルDACです。

どちらも簡単な操作・表示しかできませんが、一時停止や音量の確認など、ちょっとしたことにいちいちスマホ画面を開かなくてもいいというのはやっぱり便利ですね。

ウォーム寄りのサウンドで、ボーカルものや生楽器などを臨場感たっぷりに楽しめます。公式アプリ「Eddict Player」からはゲインやデジタルフィルター、画面の向きの設定も可能ですよ。

スタッフ唐木イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:唐木

高解像度かつパワフルなサウンド!

コンパクトでありながら、低ノイズかつパワフルなサウンドが特徴です。音に着色がなくシンプルな鳴らし方で、各帯域をクリアに再生します。

Eddict Playerというアプリを使用すると、ボリューム調整やゲイン、8種類のデジタルフィルターの調整等が可能です。DAC本体の3つのボタンでも調整は可能ですが、アプリで簡単に操作できるのは便利です。

また、UAC1.0にも対応しており、ゲーム機にも接続が可能なので、臨場感のあるサウンドでゲームを楽しみたいという方にもおすすめです。続きをみる

入力USB Type-C出力3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
DACESS ES9069QUACUAC1.0
サイズ約60 × 25 × 11mm重量約20.8g
Bluetooth-コーデック-

【商品情報】Shanling UA4

» 詳細を見る

Shanling UA4

FIIO KA17

FIIO KA17の画像

デスクトップモードで高出力が可能なドングルDAC

小型軽量タイプながらESS製DACチップ「ES9069Q」を2基、デスクトップモードで650mWの高出力・PCM768kHz/32bit、DSD512/1bitの再生に対応し、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス出力を搭載のUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプです。3.5mmシングルエンド出力はS/PDIFデジタル出力にも対応、DDコンバータとしての使用も可能となっています。UAC1.0をサポートしているので、ゲーム機に繋ぐことも可能です。

PCから接続するときや高インピーダンスのイヤホンを接続するときはデスクトップモードをON、バッテリーの持ちが気になるスマホと接続するときはデスクトップモードOFFといった使い分けをして楽しむことができます。
入力USB Type-C出力3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
DACES9069Q × 2UACUAC1.0
サイズ約64 × 27.7 × 12.7mm重量-
Bluetooth-コーデック-

【商品情報】FIIO KA17

» 詳細を見る

FIIO KA17

Astell&Kern AK HC4

Astell&Kern AK HC4の画像

音楽もゲームもサウンドをパワフルに楽しく変えるドングルDAC

DACにはAKM製32bit DAC「AK4493S」を採用、3.5mmとバランス接続のデュアル対応や、UAC 1.0接続、再生する音源のサンプリングレートをリアルタイムにアップサンプリングするDAR機能搭載など機能性も充実しています。サウンドを手軽にパワフルに楽しく変えてくれる小型USB DACです。
スタッフ唐木イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:唐木

ミドルクラスDAPレベルのサウンド

左右の分離感が良くなり、音の情報量がグッと増え、音圧も高くなりました。一音一音のアタック感が明瞭になり、楽曲の全てを余すところなく表現しているように聴けます。

また、縦と横の音の広がり、奥行き感も感じられ、どこでどの楽器が鳴っているのか頭の中でイメージしやすく、その場で聴いているかのうような臨場感と迫力があります。音の情報量だけでなく、音に立体感もあるので、いつも聴いている楽曲も新たな発見があり楽しいです。

Astell & Kern のDAPにも搭載されているDAR(デジタルオーディオリマスター)も試聴しましたが、音質はミドルクラスのDAPレベルに仕上がっていると感じました。(スタッフレビューより引用)続きをみる

入力USB Type-C出力3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
DACAKM AK4493SUACUAC1.0、UAC 2.0切り替え
サイズ約29.5 × 64.5 × 14.5mm重量約31g
Bluetooth-コーデック-

【商品情報】Astell&Kern AK HC4

» 詳細を見る

Astell&Kern AK HC4

iBasso Audio DC-Elite

iBasso Audio DC-Eliteの画像

美音系サウンドが際立つフラッグシップ小型USB-DAC

DACチップには、ハイクラスのポータブル機器に多く採用されている京都の電子部品メーカー・ローム社製のフラッグシップチップ「BD34301EKV」を搭載しています。また、チタニウム合金や24段4セクションステップアッテネーターなど、iBasso AudioブランドのハイクラスDAP「 DX320MAX Ti」で採用されたものを凝縮した構成のまさに充実した中身と音質を持ち合わせたフラッグシップモデルです。
スタッフ根本イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:根本

際立つ美音系のサウンド

リスナーを中心に柔らかく広がる音場、やや中低域寄りで落ち着いた音色ながらひとつひとつの音の輪郭をハッキリ描き出す様子など、同じDACチップを搭載するDX320やDX320MAX Tiの特徴を継承した美音系のサウンドです。当然ながら細かいところまで追求していくと解像感、アタック感などはDX320系と比べれば一歩譲りますが、このDC-Eliteがバッテリーも搭載せず、たった1本のUSBケーブルでスマートフォンとつなぐだけのお手軽な構成でこれだけの音を出しているというのはなかなか驚きです。

また、今回組み合わせたMonachaaはダイナミックドライバーを片側4発も搭載していることもあり、出力の弱いプレイヤーでは音のエッジが甘くなったり、低域に締まりがなくぼやけてしまうという難しさを持ったイヤホンなのですが、DC-Eliteではキレの良さ・量感は充分ありつつ他の音をマスクしない低域などがしっかり表現されているので出力の面でも不安はなさそうです。(スタッフレビューより引用)続きをみる

入力USB Type-C出力3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
DACROHM BD34301EKVUAC-
サイズ約64 × 35 × 14.5mm重量約60.5g
Bluetooth-コーデック-

【商品情報】iBasso Audio DC-Elite

» 詳細を見る

iBasso Audio DC-Elite

まとめ

・バランス対応のイヤホン・ヘッドホン・オーディオ機器が増えている。
・主にポータブルオーディオ機器では4.4mm5極バランス接続が主流。
・音域バランスや音色が変わるということではない。
・対応の機器でないとバランス接続ができない。
・オーディオ機器では、主に4.4mm5極、2.5mm4極、XLR4ピンが使用される
・リケーブルでバランス接続ができる機種も多く販売されている。

Page Top