NAMM 2020で発表され、 製品自体は2月発売という事で1/21よりご予約受付を開始しており、既にご予約を頂いている高性能USB DAC ヘッドホンアンプ/プリアンプ、2020年2月21日発売となるRME ADI-2 DAC FSをご紹介します。
既にADI-2シリーズ各モデルの販売実績を積み上げてきているフジヤエービックだけに、お手持ちのDACヘッドホンアンプなどのアップグレードによる下取交換をご希望されている方も複数いらっしゃいます。
ここでもう一度、「FS」付の新モデルと、無しの旧モデルとの比較をしましょう。
ADI-2 DAC FS のADI-2 DACとの差異点は以下の通りです。
付属のリモコンが多機能リモコン(RME マルチ・リモート・コントローラー)に変更となります。
従来モデルに付属のリモート・コントローラーでは、電源ボタン、VOLボタン、再生ソース切り替えボタン、任意にアサイン可能な4つのファンクションキー、ミュートボタンを備えておりましたが、RME マルチ・リモート・コントローラーでは上述の内容に加えて、ベース/トレブルのコントロール、パラメトリックEQのオン/オフ、ラウドネスのオン/オフ、L/Rのバランス変更に対応しています。
DAコンバーターのDACチップには旭化成の”AK4493″が採用され、S/N比が従来機の117 dB から120 db (123dBA)に向上。歪みはフル・デジタル・レベルで-120 dB に到達し、すでに世界で類を見なかった低ノイズのIEM 出力は-118 dBu からさらに-120 dBu に改善されています。
アナログXLR 出力、RCA、およびIEM には2.5 dB のヘッドルームが追加され、これにより歪みのないサンプル間のピーク制限が+4 dBFS に上昇します。
※2021年8月現在「ESS ES9028Q2M」に変更されています。
現在のADI-2 DACユーザーは、本体のファームウェアのアップデートで新しいRME マルチ・リモート・コントローラーを使用できるようになります。
また、シンタックス・ジャパンに登録頂いている全てのADI-2 DACユーザー様に対して、RME マルチ・リモート・コントローラーをご提供させて頂きます。ただしRME マルチ・リモート・コントローラーの単売予定はございません。
旧ADI-2 DACユーザーは、シンタックスジャパンサイトでのユーザー登録をしていれば本体アップデートでマルチリモートコントローラー使用可能&シンタックスジャパンよりマルチリモートコントローラーを無償提供してもらえます(DACチップの交換はできません)ので、こちらもお勧めいたします。