美しく温かい音調にさらに磨きをかけたヘッドホンアンプ「AT-BHA100」と、ハイレゾ音源を存分に味わえるDAコンバーター「AT-DAC100」について、詳しくご紹介します!
本日オーディオテクニカより、久しぶりの据置型本格派ヘッドホンアンプ2モデル発表されました!
「Audio-Technica AT-DAC100」
「Audio-Technica AT-BHA100」
いずれも注目を集めていますが、中には「本格的なオーディオコンポライクの、ウッドパネルなんかのヘッドホンは出ないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。フジヤエービックでは、発売前の両モデルに触れる機会がありましたが、その時に聞いたお話を記していきます。
オーディオテクニカの湯島の営業拠点「テクニカハウス」で触ってきた実機が、こちら。
AT-DAC100 / AT-BHA100 いずれもまるでネット用モデムのような、IT系の機器のような雰囲気を漂わせています。
これについて、なぜもっとオーディオコンポらしいスタイルにしなかったんですか?とオーディオテクニカの方に聞いたところ、回答は
「デスクトップでの使用を想定しているので、オーディオコンポです!というような存在感を逆に出さず、高性能だけど邪魔にならないコンパクトさと、コンポオーディオにあまり興味のない若い世代の方にも使ってもらえるようなデザインを目指した」
との事でした。なるほど。
しかしその「中味」は、最新版のDACチップセットを投入したデジタルのAT-DAC100と、アナログのフルバランス接続を可能にしたピュアアナログ、シリコン&真空管ハイブリッド駆動のAT-BHA100、両モデルの性能諸元や概要をを見て頂ければお分かりの通り。
外観に見合わない?きわめてオーディオ機器の正統派設計を貫いています。しかも両者を一体化せず別々のモデルとして陳腐化を避け、アップグレードを容易にしています。
両モデルの試聴は短時間でしたが、特に昨今発売が少なくなっていた据置タイプのコンパクトなUSB DACヘッドホンアンプであるAT-DAC100も上々の出来ですが、完全バランス入出力を実現するため妥協のないオーディオクオリティをつぎ込み、真空管とソリッドステート回路のハイブリッド設計としながら古臭くないルックスとしたAT-BHA100の印象が強く残りました、ハイインピーダンスヘッドホンのドライブ能力も見た目に見合わず?なかなかのレベルのもので、コスパはかなり高いのではないでしょうか。
筐体にウッドなどのコストをかけないことで、「中味にお金をかける」今の世の中らしいことも実現できたようですね。
両モデルの発売は2020年10月23日(金)。
フジヤエービックでは本日より予約受付中、発売後には試聴用の店頭デモ機も設置予定です。
またオーディオテクニカさんは「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」にも出演予定。11/7の生配信を、どうぞお楽しみに!
【商品情報】audio-technica AT-DAC100
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