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2021.11.24
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TEAC UD-701N 待望のフルサイズUSB-DACの特徴とは?UD-505と比較してご紹介します。

TEAC UD-701N 待望のフルサイズUSB-DACの特徴とは?UD-505と比較してご紹介します。

TEAC(ティアック)のオールラウンダーUSB DAC/ヘッドホンアンプ「UD-701N」の発売日が11月27日(土)に決定しました!今回はTEAC UD-701NをUD-505と比較してご紹介します。

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TEAC待望のフルサイズUSB-DAC「UD-701N」

TEAC UD-701Nメイン商品画像

UD-505シリーズではA4サイズのコンパクトな筐体でフルサイズ並のヘッドホンアンプを提案してきたTEACが、1台で全機能を詰め込みフルサイズで提供する、まさに新しいオールラウンダーなUSB DAC・ヘッドホンアンプ「UD-701N」。
今年3月の発表からご予約を承っておりましたが、お待たせいたしました。11月27日(土)より発売開始いたします。

【商品情報】TEAC UD-701N

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UD-701NとUD-505の大きさ比較

UD-701NとUD-505商品比較画像

まずは外観を比較していきましょう。
【外形寸法】

UD-701N

444 x 111 x 334 (mm) (WxHxD、突起部を含む)

UD-505

290 x 84.5 x 248.7 mm(WxHxD、突起部を含む)

UD-701NとUD-505商品比較背面画像

並べて見ていただくと、UD-505(上)とUD-701N(下)とで大きさにかなり差があるのがお分かりいただけると思います。奥行きはヘッドホンアンプとしてオーディオラックやテレビ台などに設置することを想定したサイズになっています。

この大きさだからこそ可能となる”特徴”を紐解いていきます。

UD-701Nの特徴

4基の大容量トロイダルコアトランス機能

UD-701N基板部分

UD-701NはUSB DAC、ネットワークプレーヤー、アナログプリアンプ、ヘッドホンアンプなど様々な機能を搭載しています。これを支えてるのが、4基の大容量トロイダルコアトランス。アナログ信号用に左右で独立した2基のトライダルコアトランスのほか、ネットワーク部、デジタル制御部にそれぞれ独立したトロイダルコアトランス機能を計4基搭載しています。

特に高度な処理を必要とするネットワークモジュール部分には、安定した電力供給が行えるようリニア電源で強化。このトロイダルコアトランスを4基搭載するためのスペースは、フルサイズだからこそ確保できたものです。

デュアルモノーラル構成

左右独立に搭載されたトロイダルコアトランスによる電源回路、DAコンバーター部、アナログ出力段に至るまで一貫したデュアルモノーラル構成となっています。L/R信号によるお互いの干渉を防ぎ、S/Nの向上やダイナミックレンジの拡大に役に立つ仕組みです。

新開発のTEAC ΔΣ(デルタシグマ) ディスクリートDAC

小型なサイズに対応するためUD-505では旭化成エレクトロニクス AK4497 x 2を、UD-505-XではESS Technology ES9038Q2M x 2をそれぞれ搭載していますが、UD-701NではそうしたDACチップではなく、新たに自社開発したTEAC ΔΣ(デルタシグマ)ディスクリートDACを搭載。DSDはそのままに、PCM はΔΣモジュレーターを通して1bit信号に変換したのち、高音質アナログ信号として出力されます。TEAC ΔΣディスクリートDACでは、DSD22.5MHz、PCM384kHz/32bitの再生が可能です。

「音楽の作り手が表したい音を再現する」をコンセプトにTEACが求める音を追求し、新たに開発されました。こちらもスペースを要するため、大きいからこそ実現できる機能です。

制振設計

放熱用のサイドフィン画像
放熱用のサイドフィン

振動の起きやすいトランスは底板から浮かせたフローティング構造を採用。放熱用のサイドフィンは、不要な共振を排除するため各フィンの長さも調整された贅沢な構造になっています。

振動コントロール

新構造のティアックオリジナルピンポイントフット
新構造のティアックオリジナルピンポイントフット

パーツの組み方にも特徴があります。フロント、サイド、リア、トップパネルの接合部、天板に止まっている部分に遊びがあるため、各セクションが振動したときにそれぞれが独立して振動することで音質に影響を与える振動を徹底してコントロールしています。

筐体の構造を全部固めてしまうと、その全部がまとめて振動してしまい、音質に影響が出てしまいます。遊びを作って各自がバラバラに動くことで振動を分散させる、いわば免震構造のような「柔構造」の筐体となっています。

豊富なアナログ/デジタル出入力と優れたプリアンプ機能

UD-701N背面

4つのデジタル入力とRCA/XLRの2系統のライン入力を装備。このことにより、外部機器と組み合わせて高品位なアナログプリアンプとしての使用が可能に。

ネットワークプレーヤーとしては、Spotify Connectをはじめ、ロスレスのCDクオリティ(44.1kHz/16bit)で聴く事ができる定額制音楽配信サービスTIDALやQobuzにも対応しています。
※TIDALとQobuzの日本向け配信サービスの開始時期は未定です。
また、Bluetoothレシーバーとしては、ハイレゾ相当(96kHz/24bitの音質でオーディオデータを通信できるLDAC、LHDCコーデックに加え、48kHz/24bitで通信が可能な Qualcomm aptX HDにも対応。スマートフォンやDAP(デジタルオーディオプレーヤー)から高音質ワイヤレス再生が可能です。

USBケーブルでハイレゾ音源の膨大なデジタルデータを送る場合の高音質のデータ伝送を支えるのが、USB伝送技術「 Bulk Pet」。これにより一定のデータ量をコンスタントに転送するため、双方の処理にかかる負荷を平均化することにより安定したデータ転送が実現しています。

4pin XLRを備えたヘッドホンアンプ

UD-701N出力端子部分

ヘッドホン出力端子には6.3mmステレオ標準ジャックの他に、ヘッドホンマニアには嬉しいバランス/アクティブグランドが切り替え可能な4pin XLRが用意されています。左右正負に1回路ずつ、計4回路のダイアモンドバッファを使用したヘッドホン専用のアンプを搭載することで、バランス駆動型のヘッドホンの接続が可能です。

バランスはBTL接続によりダイナミックな音に、アクティブにすると繊細な音に。こちらはお聞きいただく音楽や、お好みで選んでいただけます。

ハイレゾを楽しめるMQAフルデコーダー搭載

MQAロゴ

MQA(Master Quality Authenticated)とはスタジオのマスタークオリティをありのままに再生するための高音質オーディオコーデックです。UD-701Nはフルデコーダーを搭載したことで、ファイルやネットワークの再生だけでなくデジタル入力からのMQAデータのデコードが可能となり、お手持ちのCDプレーヤーのデジタル出力をUD-701Nに接続することでMQACDの再生も可能です。

まとめ

USB-DAC、ネットワークプレーヤー、プリアンプ、そしてバランス駆動やアクティブグランド方式駆動に対応したヘッドホンアンプを搭載するなど、贅沢ともいえる機能を持たせたフルサイズUSB-DAC「TEAC UD-701N」は11月27日(土)発売です。こちらは初回入荷数未定のため、発売日当日にご注文受付を再開いたしますので今しばらくお待ち下さい。

【商品情報】TEAC UD-701N

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